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現場DX事始め(2-1)Whyから始める

前回は、DXの話が現場に降ってきたときにどんな状態か?という話をして、手法(How, 使うツール)はクリアだが、なぜやるのか(Why)とどのデータを対象にするのか(What)はあやふやです、という結論でした。

Whyから始める

先週もリンクを貼ったゴールデンサークル理論。「Whyから始めよ」とのことなので、やってみましょう。

ゴールイメージから

「あるべき姿」を考えてみるのは一つのパターン。
KAIZENの4つの原則(ECRSというらしいです)から始めてみる、というのがいいかな?と・・・DXって突き詰めると「KAIZEN」です。(「革新」なのですが、一足飛びの「革新」はなかなか出てこない)

  • 排除(Eliminate):業務をなくすことができないか?

  • 結合(Combine):業務を1つにまとめられないか?

  • 交換(Rearrange):業務の順序や場所などを入れ替えることで、効率が向上しないか?

  • 簡素化(Simplify):業務をより単純にできないか?

現実問題から

4象限作ってみました。
右上より左上の方が効果高いこと多いのですが、
まず右上で成果を出して左上の予算を・・・
左下は共通性があれば誰かやってくれる日を願って・・・

追加投資が安いほど始める障壁は低く、上司へのアピールが高いほど先につながる
実際には左上と右下、右上よりも+αの効果が欲しい

Whatの話になり始めたので今回はここまで


参考:前回の記事

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