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現場DX事始め(1-2)DXはどんな姿で職場にやってくるのか?

DX化の話が降りてくるとき、どのような姿をしてやってくるのでしょうか?
書き方を変えると、私たちのところにDXは、何がクリアで、何があいまいな状態でやってくるのでしょうか?

という一般論の話は知らないので、私の場合はどうだったかを書きます。

Why, How, Whatでとらえてみる

ゴールデンサークル理論でおなじみ(?)のWhy, How, What。
枠組みとして、この順番で思い出してみます。

Why : 経営側の思いはあったと思うがすっぽり抜け落ちた状態で

経営側の思いは、よ~く探してみると、普段見に行かないサイトで見つかりました(笑)。ただ、DX、情報化の部門で戦略を作っているうちに抜け落ちてしまい、私たちのところには届かず。
思い付きでDXをやるはずがない(と思いたい)ので、背景を裏取りするのは重要だな、と思いました。
・・・実は裏取りをするまで私の部署のDXは迷走を続け、背景が分かった瞬間にルートが見えてきた、という過去があって・・・

How : ここは比較的明快にやってくる

どんなツールを使うか、どこにデータを集約するか。
ここは、ベースははっきりと固定されてやってきました。そうしないと各部門が勝手なところにデータを集め始めて収集つかなくなるから、でしょうが。
ここはDX、情報化部門の管理下になります。交渉の余地くらいはありそうですが・・・

What : 「それを決めるのが君たちの仕事でしょ?」的な感じで

・・・まあ、おっしゃる通りなのですが。

以上、まとめると

How的なもの、使うツールやデータの処遇(置き場所)は明確に指定されるものの、現場として何を目的(Why)として何をDXする(What)のか?は決まっていない状態で降りてきます。相手は自分たちの業務の事を知らないから。

ということで、それを定義してやるのが現場DXの第一歩、です。


↓↓↓ 最近読んだ本。企業の大小関係なく、現場レベルでやることは同じ。

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