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サマーフィルムにのって 感想 ネタバレ有り

サマーフィルムにのっては今年見た、いや今まで見た中でも5本の指に入るぐらい好きな映画になりました。

僕は主演の伊藤万理華さんが好きだったこともあり、この映画を知りました。大手の大きな映画館では見ることができず、岡山の小さな映画館で鑑賞しました。

物語は大まかにいうと高校生が時代劇の映画を撮るという物なのだが、青春、恋、友情、時代劇、SFと様々な要素が加わっていると言った感じ。

この映画は物語が段々とクライマックスに近づくにつれ、熱を増していって、ひとつに収束していく。途中、涙が出そうになったり、笑みがこぼれたり、これこそが青春だよなって思いました。

僕が特に好きなのはラストシーン
最初はハダシは
「映画はいかに好きって気持ちを言葉にせずに伝えるかでしょ」
と恋愛映画をとる花鈴を批判していたけれど映画作りを通して、お互いを理解するようになり、伝えない美しさもあるけれど伝えなきゃ行けないこともある
人との関わりの中で最後の最後答えを出したハダシがラストシーンを書き換えることを決め
ハダシの熱がみんなに伝播してラストシーンをその場で作り上げ、その中でハダシと凛太郎おたがいの思いを伝え合うところ
ここで一気に感情揺さぶられて、熱が最高潮になるタイミングでエンディングに入る。
最高でした

登場人物もひとりひとりがとても魅力的で、ちょっとした場面で笑ってしまうし、ニヤニヤしてしまう。特に編集作業をしているところの点描シーン。一回の鑑賞では全員を見れなかったけれど、あの一瞬でみんなが色々なことをやっていて、すごい楽しい瞬間だった。

伊藤万理華の演じるオタク女子が僕は好きだなぁと思う。今放送している
テレビ東京「お耳に会いましたら」
も同じ監督、同じようなキャラクターのドラマだけど、どちらにも共通して、伊藤万理華は非常に表情豊かで、セリフがなくとも役の感情が伝わってくる。好きなものを嬉しそうに語る彼女の表情や雰囲気からとても愛おしいキャラクターになってる。彼女にしか作れないキャラだと思う。

他にも好きなシーンいっぱいあるけれどキリがないのでここら辺で

なかなか良い映画に対して上手く感想が書けないのが悩みです。


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