サウナが好きすぎてサウナを作った話

「これだけサウナに行くんだから、作ってしまった方がよいのでは?」

私は普段から週9くらいはサウナに行く程度のサウナ愛好家なので前からうっすらと脳裏には浮かんでいたのですが、決め手となったのはやはり2020年初頭からのコロナ禍でした。

当時は施設に行きたくても営業自粛で開いてないし、そのような状況でもなんとか施設に行ってたんですが、とにかく世の中の空気も暗くて、公にサウナ行ってますとか言ってしまった日には追放されて村八分にされそうなほどの自粛ムード。

なんとなく家庭用サウナをネットで調べると、小さいもので100万〜広めだと200万程度とけっこうよいお値段...いや、しかしこれは我々サウナーにとっても緊急事態宣言なのでサウナ界隈の盛り上げのためにも作るしかないんだと自分に言い訳を刷り込み、すぐリサーチをして3社くらいに絞り、その中で「フィンランドサウナジャパン」さんに直接連絡を取り、制作依頼をする流れになりました。

決め手となったのは、①コスパのよさ ②フィンランドヴィレッジやジェクサーなど、有名施設も多数手掛けてる安心感 ③濡れ頭巾ちゃんもオススメ という観点ですw

すぐに色々なサウナ施設を思い出し、マルシンスパの背もたれ角度やフィンランドビレッジの天井の高さ、心地よいイスの奥行きと高さを計測、あとはヒノキの香りがよいなど、サウナライフの中で蓄積された自分の理想を詰め込んだインスパイア系設計図を素人ながら作り、フィンランドサウナジャパンの松井社長に送りつけたのです。

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あとは、実際に搬入や設置が出来るか。こちらもこのような計測をして写真に記入して送りました。基本的に工場で全て作ったものを持ってきて組み立てるので、ある程度の間口がないと厳しそうな感じではありました。なんとか搬入できそうとのことで一安心。

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あとは耐加過重量と電源の問題。小型の家庭用サウナだと100Vのコンセントに差せばよいのですが、なんせストーブがガチめな業務用タイプなので、200Vの電源が必要です。私は本業が音楽なのでまっさきに機材用に200V電源をずっと引きたかったですが、あろうことか趣味のサウナ用の200Vが先になってしまったのです。。エアコン用に200V電源がきている場合もありますがそれではダメらしく、専用で30A程度を引いてくる必要があるそうです。なんだかとても大ごとのように思われますが、これは電気屋さんに配電盤を工事してもらうと3万円程度で出来ます。

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そして最初にコンタクトを取ってから約3ヶ月後の2020年7月、ついにサウナが搬入される日がきました。やったー!!!

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わー、めちゃくちゃテンション上がる...!!これいつでもサウナ入れるんですよね?にわかにまだ信じがたいような不思議な気持ちでした。

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時間にすると完成までたぶん4時間くらいだったんじゃないかと思います。プロの技!!

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ついに完成!!おおーめちゃくちゃかっこいい!!!これって好きな時に入っていいんですよね...?これは今年で一番うれしい!写真だとわかりづらいんですが、めちゃくちゃキレイに仕上げられてるんです。全部浜松の工場で丁寧に機械で裁断と組み込みしてるようで、寸分狂わぬ美しさで感動です...!

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今回は完成までを簡単にまとめましたが、次はサウナを作って変わった生活と仕事、後悔してる事、一体いくらかかったの?電気代はどれくらい?メンテナンスは?作りたいと思ってる人へのアドバイスなどを書けたらと思ってます。

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