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#32 ユーザ辞書を使ってみよう

一昨日の事務処理の効率化に続き、昨日はショートカットの一覧を載せました。

↓ユーザ辞書について(事務処理の効率化)
変換しにくい文字列を登録しておくと、毎回すんなり変換ができる。これは、スマホも一緒。

↓ショートカット一覧

ユーザ辞書を使うとき

今日は、ショートカットと並んで私が駆使しているユーザ辞書について、やり方を詳しく見ていきます。当たり前に使っているよ、という方は、読み飛ばしていただいて。

ユーザ辞書の便利な使い方は、一般的には①が多いですが、私は②の使い方でも多用しています。入力ミスも各段に減るので、これだけのことで、大きく業務を効率化してくれます。
①読みにくい氏名や地名など
一昨日書きましたが、一発で漢字が変換しにくい文字列を登録しておくことで、毎回すんなり変換ができるようになります。
②定型文を登録しておく
今は、予測変換の機能が充実していますが、仕事でしょっちゅう使う言葉は、ユーザ辞書登録しておく方が、予測変換から選ぶよりも速いです。表示されてから、選び取るまでの時間が短いです。

登録しておくのにオススメなのは、
・週に1回以上使う単語
・自分や上司・部下やお客様の名前
・現時点でしか使わないが何度も登場する単語や文章です。

登録しておくと仕事が速くなる定型文

挨拶やよく使う文章

仕事でやり取りするメールの文面には、多くの定型文が使われています。あらかじめ登録しておくと、効率が上がります。よく使う言葉の最初の数文字を登録しておいて、その後の文章を表示させると、こんな感じです。

おつ →お疲れさまです、〇〇です。
おせ →お世話になっております。
いつ →いつもお世話になっております。
よろ →よろしくお願いします。
あり →ありがとうございます。
おて →お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
かぶ →株式会社
かきご →下記ご確認をいただけますでしょうか。
ごふ →ご不明な点がございましたら、ご連絡ください。
いた →いたします。
ごれ →ご連絡ありがとうございます。
かき →下記ご確認ください。

不自然な変換になっていないかチェックして、送信前に読み返します。


「あり」=「ありがとうございます」と登録しておいて、「ありがとうございます」と打ってしまうと、「ありがとうございます。がとうございます。」となってしまう、など。

よく使う情報

同じ読みで複数登録することもできます。その場合、変換のときに両方が候補として表示されるので、使いたい方を選びます。

あど →【自分や会社のメールアドレス】
 (メールアドレスの頭2~3文字をアルファベットで入れるのもいい)
でんわ →【自分や会社の電話番号】
 (同じく「090」の読みで、以下が表示されるようにしても)
じゅうしょ →【自分や会社の住所】
 (頭文字で登録すると「かな」→神奈川県川崎市〇〇、など)
ゆうびん →【郵便番号】
hp →【自社のホームページアドレス】
bぉg(blogを「かな」モードで打ったとき)→【ブログのアドレス】
いんすた →【Instagramの自分のアドレス】

その他、よく使う言葉

ごお →Google
やh →Yahoo!
ふぁ →Facebook
いn →Instagram
kk →「」
kk →()

など。よく使う言葉は、とにかく登録するに限ります。

ユーザ辞書への登録のしかた

Windows11の場合

①右下にある「あ」とか「A」と書かれている文字の上にカーソルを合わせて右クリックします。

↑文字の上で右クリック

②「単語の追加」を押して、ボックスを表示させます。

③単語と読みを入力します。

品詞は、入れておくといいですが、なくてもいけます

編集するとき

下記の「ユーザ辞書ツール」をクリックして、

変更したい文字列の上でダブルクリックすると、編集画面に入れます。

Macの場合

①メニューバーの「あ」をクリックします(「A」と表示されている場合は「かな」キーを押してから、メニューバーの「あ」をクリック)。
 ※ メニューバーに「あ」「A」が表示されてない場合は、こちらを参考。
②メニューが表示されるので、「ユーザー辞書を編集」をクリックします。
③「キーボード」ウィンドウが表示されたら、左下にある「+」をクリック→「入力」と「変換」を入力します。

削除したい場合は、削除する単語を選択し、左下の「-」をクリックします。

「システム環境設定」の「キーボード」→「ユーザ辞書」からも設定できます。

iPhoneで設定する場合

①iPhoneに標準インストールされている歯車のアイコン、「設定」を開きます。

②一般をタップし、キーボードを開きます。

③「ユーザー辞書」をタップすると、登録画面が開きます。

④「単語」と「よみ」に入力します。


単語→お世話になっております。
よみ→おせわ

単語→ありがとうございます。
よみ→あり

⑤確認・編集・削除したいとき
下記画面から、左下の「編集」を押して、

「ー」が出たら、タップ。

「削除」ボタンを押すと、削除できます。

Androidについて

Androidのスマホを持っていないので、画面を紹介できないのですが、「ユーザ辞書 アンドロイド」で検索すると、やり方がいくつも出てきます。
参考サイト

おわりに

今日は、事務処理の効率化の3回目。
ユーザ辞書を活用することで、より効率的になる技を紹介しました。仕事に限らず、日常のパソコン、スマホを使う中でも、ぜひ登録してみてくださいね。

参考になったと思ったら、記事をお友達やSNSでシェアしていただいたり、いいねボタン(ハートのマーク)を押していただけたら励みになります^^

それではまた明日!

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