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見栄やプライドを捨てたい

こんにちは⑅︎◡̈︎*ワーママふきのこです。

記事が2週間も空いてしまいました。
日々だらだらしたり目まぐるしくしたりする中で、習慣化して記事を出すというのはなかなか大変な事ですね。
毎日投稿されている方達には本当に頭があがりません。

この2ヶ月間、本業とは別で派遣の仕事をしていました。

前に記事でも出した通り決まったパート先がなかなか決まらなかったからです。
(という事は今は決まったのです!🥹🙌)

その派遣先でも学びがあって、私の経験に必要な事だったなぁと思ったので今回はその話をします。

固執した見栄やプライドが柔軟になった

私は本職の会社に入社して15年なのですが、その間に経験や自信がついた部分もあれば、マイナスな意味での変な見栄やプライドができてしまった部分もありました。

離職率の高い美容業界で長く続けている事であったり、役職がついた事、富裕層の指名のお客様に接して高額商品を販売する事が多かった事、職場があるのもホテルや百貨店などばかりだった事など…

エステの仕事は力仕事だし、汗をドロドロ流して動き回ったりもするので実際はさほど優雅でもないんですが、
綺麗なサロンで髪の毛をアップにして、少し気取った接客をして…と長年やっていると、自分もお高い人の様な気持ちになってくるものでした。

店の中で他のスタッフよりも売り上げを作れる様になると、子供を持つ前ぐらいの時期は、店の中でのヒエラルキーの上と言いますか、発言権を持つ様になったりして、今思い返すと勘違いも甚だしい、傲慢な態度を取っていたのではなかろうかと考えて恥ずかしくなっています。

そんな私だったので、副業を探す際に、変なプライドのせいで、
今の職場より庶民的な場所だった場合に自分の気持ちが耐えられるのだろうかと、本当に不安でした。

職業に上も下もないし、仕事をする「場所」「相手」「服装」「何を扱うか」など、
表面的な事が違うだけで、「相手に何かを売る」という本質的な事は変わらないはずなのに。 

前述した様にパート先がなかなか決まらず、いよいよ本業が正社員からパートに切り替わるタイミングが来てしまったので、とりあえず派遣をしたのでした。


内容は副業選びで最終手段と思っていた倉庫内の作業でした。
始めは私のプライドが許せる仕事では…なかった。
本職の方に対しては本当に失礼な考えなのですが、

作業着を着てキャップを被る、簡単な作業を繰り返す

ただそれだけの事が、本当に抵抗がありました。

今文章で書いていると本当に大した事ではなく恥ずかしいのですが、初日は少しシュンとなりました😅

作業は本当に簡単な物で、行ったら誰でもすぐに行える作業でした。
それがかえって「自分にはもっと他に何かできるはずなのに」と思って凹みました。

普段女性的な服装が好きな為、作業着やキャップも着ていて気分が上がる物ではありませんでした。

だけど…
数回行った頃から、気持ちに変化がありました💡
服装はすぐ慣れて全く気にならなくなりました。

そして仕事内容に関しても、

日々自分が使う洋服、日用品、食品など、ほとんど全てのものを作ったり、流通させる時、
一つの商品にいかに沢山の人の手が加わっているのか、と実感しました。


普段見る事がないほど大きなトラックが停まっているのを見上げ、この人たちがこんなに大きなトラックにたくさん製品を詰めて運んでくれるから私も今日出来る仕事があるんだ、と思ったり、

いざ仕事場で製品を前にすると、ここに来るまでに遠い外国で縫った人たちがいるんだなぁと想像してみたり。


私は布製品にタグをつける仕事が多かったのですが、いつも何気なく買ってきた洋服のタグをちょきん、と切って捨ててしまう。

そんな普段は気にしない物でも何時間もかけてつけてくれるひとがいるんだ、と実感しました。

「世界は誰かの仕事でできている」

以前あった、山田孝之さんが色々な職業の人に扮して仕事をしているジョージアの缶コーヒーのCMのキャッチコピーで、
私が大好きなCMだったのですが、
まさにそれを実感した仕事でした。

どんな仕事も大事だけれど、日常生活の衣食住を一番支えてくれているのは絶対にこの人達だ!と思いました。

当たり前すぎて見えていなかった部分、自分の中に生まれた感謝の気持ちを大切にしたいなぁと思いました。

子供達も成長したら一度は経験してもらいたいな、と思っています。

短期間だけれど、固執したプライドから脱却して私にも出来た!
また機会があれば選ぶ事が出来る仕事!
と自分の心の成長もあった気がしました。


今回は長文になってしました。
読んでいただきありがとうございました⑅︎◡̈︎*










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