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起業時のお金を借りるには何を準備すればいいの?
以前に『起業時のお金はどこから借りればいいの?』という記事の中で、日本政策金融公庫の新創業融資を紹介しました。「起業を増やす」という政策目的のためにいわゆる銀行では相手にされない個人の起業についても相談にのってくれたり積極的に融資をしてくれます。
ただし、創業融資はリスクが高いので全ての人に貸してくれる保証はなく、審査をパスする必要があります。今回は、審査をパスするための重要なポイントを紹介します。
自己資金の金額
まず最初に「総投資額の10分の1以上の自己資産があること」という条件があります。これは、起業のためにお金を貯める努力をしてきたかどうかをチェックする目的があるとのことです。「現在お勤めの企業と同じ業種の事業を始める方」は、この条件がMUSTではなくなりますが、自己資金をきちんと準備してきた方とそうでない方では審査の結果に全く影響が出ないということはないでしょう。
予定している事業に関係する経験の有無
起業する事業に関するスキルをどうやって得てきたかということを見られます。転職にも共通するかと思いますが、未経験の職種では成功確率が読み込みにくい部分があります。違う業界へのチャレンジであれば、転職やアルバイトをして経験をしておく方が無難です。
漫画を描いたことがない人が「漫画家になりたい」というようなもので、やはり経験や実績がない人が、どれだけ熱意を持っていても、お金を貸す側の心理としては流石に抵抗があります。
収支見通し
マーケットのニーズから、売上と利益の予測について自分なりのリサーチがあり、根拠を持っているかどうか問われます。これは投資する側の視点に立てば当たり前のことです。
私も株を購入する際には、必ず起業のIR情報に目を通し、投資しようとしている企業が計画通りに伸長するかどうか判断をします。投資の目的は、あくまでリターンを得ることですし、事業がうまく継続できないようであれば、お互いが不幸になるとわかっていて融資をする担当者もなかなかいません。
まとめ
融資の審査では「起業する為の準備をしっかりとおこなったかどうか」を見られます。そのために準備としての資金・経験・計画をきちんと準備しておきましょう。事業計画書の作成については、今後記事としてまとめてシェアしていきたいと思います。
Let’s Action!
✅起業する動機と理念を固めよう!
✅自己資金を計画的に積み立てていこう!
✅ビジネスモデルを練り上げ第三者にチェックしてもらおう!
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