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実家への「冷凍料理便」ポイントは「愛」なのかもしれない

実家への冷凍料理便をかれこれ11年(途中頻度の波は有り)送っています。
親の食事が気がかり、両親のうち、例えばお母さまが入院などでお父様の食事が困るようになった、などいろいろなご事情で高齢の親御さんに料理を送るようになったという方もおられるかもしれません。

「送ってまーす」とフェイスブックなどに書いたときに、同じような「気がかり感」で反応してくれる人もいるし、そういった境遇が全くピンとこない方もおられると思います。自分ももし、経験が なかったら「こういうことしてる人もいるんだな」「近所の宅配弁当を利用してもいいのでは?」と思うと思うんです。

実際にそうなんですよね。
食事って毎日のことなので、本人が買い物⇒料理に困っていなければ問題なし。ですが、これらに困り、かつ「食が細く」なっていたら近場で「合う」お弁当屋さんとか業者さんがいればそれが一番、離れて暮らす家族としても安心です。うちも探したり「お試し」を実際に数件購入してみたりしたのですがなかなか「合わな」かったんです。

うちの場合は
・ご飯は好みの硬さに自分で炊くからおかずだけ欲しい
という感じだったんです。母も別に外部から供給することを嫌がってはいませんでした。

ですが、届いてみるとあまり進まない。美味しくない訳ではないですが「美味しい」とは言わない。すると残りが出て冷蔵庫に入れとく⇒それを次に消費できるかというと「要らない、しらすかけてごはん食べる」みたいになっていって「もう、いいわ」みたいになる、んですね。

なんというか言い方が悪いかも知れませんが「エサ化」していってしまう感じ。空腹がちゃんと来る人、世代だったら「空腹は最高の調味料」として美味しくいただけると思うのですがもともと食が細くなっている、というところで進みにくい、という感じがします。

片や、送る効果は親にとってどうかというと
・事前に「荷物送ったからね」の連絡に喜ぶ
・当日届いたものに若干のプレゼント届いた感で喜ぶ
・手作りものに喜ぶ(このあたりは解明できませんが・・)
・冷凍で急がず、徐々に消費、というのも喜ばれる

と、いうことで続いてきました。
今は姉が一緒にいてくれるので送ったものをアレンジもしてくれて、一層上手く食べてくれています。普段の大部分は姉がまかなってくれている中でエッセンス的に活用してくれているようになってきましたが「助かる」と言ってくれているのでこれからも研究しつつ続けます。

画像は数年前に送っていた「冷凍料理便」。ポイントは「少量多品種」(いくら好物でも量が多いと飽きられました)。
市販の冷凍可のお菓子も入れてました。ちょこちょこいろんなものを入れると好評。

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