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「自分の口で食べられる間にできるだけかなえたい」と思って出会った美味しい面々「干し柿」の巻(上)

前回に続いて「食が細く、柔らかいものしか食べられなくなった母」のために「美味しく喜ばれるものを!」と意識した結果 自分にとって勉強になったこと、出会った美味しいものについて書きます。

今回は「干し柿」です。
あれは忘れもしない「家族旅行」のときの話。
姉と「母が動けるうちに旅行に行こう!」と行先は熱海に決定。

そこそこ楽しい旅となりました(私たち的には「まあ良かったよ」でしたが母はまあまあなようでした。基本ちょっとした不満を言いがち⇒ 例:朝食は今一つだったねえ、とか)。

その帰りになにかの話で「美味しい干し柿が食べたいねえ」と言ったのです。私は個人的に干し柿は好きでも嫌いでもなく自分で作ったことも買ったこともなかったのですがその時「それなら、私が美味しい干し柿を作ってあげましょう!」と思ったのでした。

美味しい干し柿とは何か?あの柔らかいやつ(あんぽ柿)を求めているのか?あんぽ柿ってどうやって作るのか?ということをその年の秋から調べ、初めて作ってみることにしました(売っているようなあんぽ柿は硫黄を使って加工しているとあったので断念)。

そしてネットのお取り寄せで初の「渋柿」を10㎏購入。
干し柿用にちゃんとヘタの先の枝がひもがかけられるようT字になっていて「おお!こういう風に干し柿用というのは売っているのだ」と感心したものでした。

10㎏あるのだから半分は干し柿、もう半分は渋を抜いて甘柿にしてみよう!と情報を調べ作り始めました。ここから美味しい干し柿追求の旅が始まったのです。

この話は長くなるので分けます。後半に続く。

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