「オンライン」をずっと意識することで「リアル体験」の情報量に改めて気づいた話
当方ではオンライン専門の「料理の基礎トレーニング(教室)」を運営しています。これはオンラインライブレッスン6回と献立レクチャー1回で構成される7週間の集中プログラムです。
この2年くらい「対面を超える身につく学びを提供するぞ!」とずっと試行錯誤してきて形になったのがこのコースです。
受講生さん達の毎週の変化や修了時の変化を見ながら(手前味噌のようで恐縮ですが)「彼らが 楽しんでくれて 興味が増していて 実践して 力がついてきている」手ごたえを本当に感じることが出来ました。
「オンラインで力をつけていただけるコンテンツを!」ということを常に考える中で特に意識していることの一つがインプットの上で「五感を使っていただく」ということ。
「五感を使った体験は印象が強くて忘れにくい」というのはよく言われていることでもあるし、実際に私が受講する側としてたくさんの他の先生方のオンラインレッスン(IT、ダンス、占い、整体、ハーブ料理などなど)を受けてきた中で感じてきたことでもあります。
五感:視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の中で基本的には視覚、聴覚をすべての講座で使うのですが、そこに自分で操作する「触覚」が加わるとかなり再現性が髙くなります。
料理の場合は味覚、嗅覚も加わるのでしっかり指導することで非常に濃い体感で覚えていただけると感じます。
さて「オンライン」を常に考えている私ですが先日「リアルすごい!」と感じた経験がありました。
シチュエーションとしては友人数人と江の島にウォーキングに出かける、というもの。
五感ポイントで書きます。
視覚:多くの人、友人、変わる景色(海、自然)や店
聴覚:多数の人々の声、機械のアナウンス、友人が自分に向ける声、波の音、風の音、鳥の鳴き声など
嗅覚:野外の匂い、露天の焼き物の匂い、洞窟内のろうそくの匂い、潮の香りなど
味覚:暑いと感じて飲んだ冷茶の味
触角:歩く、坂や階段を上る、ろうそくを持つ、岩場に触れるなど
と、たとえ1時間でもすごすぎる情報量だと改めて思いました。
しかも感情も動くし(疲れた、とかあれ、友人どこ行ったんだろうと一瞬不安になるとか)
帰った後に「すごく歩いたから疲れたよ」という疲労感も残るので
いつもと違う体験で得る情報量や印象って「それはスゴイでしょう!」と改めて気づいた次第です。
講座では「テーマに集中していただけ、印象づくインプット」「アウトプットしていただけるカリキュラム」を引き続きこれからも開発していきたいと思いました。
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