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影響を与えてくれた言葉シリーズ2 「災害時にこれがあってすごく役立った」

「言葉シリーズ」です。今まで、特に仕事をしてきた中で新しい視点をくれた言葉や背中を押してくれた言葉、ずっと覚えているありがたかった言葉をシェアしたいと思います。

今回はお仕事でお会いした料理研究家T先生の言葉。

「経験を通して、災害に備えてこれは絶対に用意しておいた方が良いというのは『水』『カセットコンロ』、それと『ラップ』がとても役立ちました。というもの。

数年前「災害の時に作れる食」をテーマにポリ袋クッキングイベントがあって講師を務めた際、宮城県からゲストで来てお話し下さったのがT先生でした。東日本大震災のご経験からのお話は本当に心に残る貴重なものでした。

「ご参加の皆さんに備えとしてこれだけは用意した方が良い、というものを教えていただけますか?」とお訊ねした際の言葉です。

自宅で被災して、ガス、電気、水道が止まり、支援がいつ来るかもわからず揺れは頻繁に来て寝るときもいつでも飛び出せるよう「靴を履いたまま」だったそうです。家の在庫を食べながら過ごすうえで「水と火があればなんとかなりました」と仰いました。

「ラップはとにかく色々使えるんです」というお話で
・水が貴重なので洗い物はできない。皿に必ずラップを敷いて使っていた。
・けがをしても包帯代わりに使うこともできた
・思いのほか役立ったのが「防寒」。寒い時期だったので腕などに巻くと
防寒になって暖かく過ごせた。などです。

イベントのテーマは「ポリ袋クッキング」。高密度ポリエチレンの袋に食材を入れて湯煎で調理、するというもの。ホットケーキミックスに水やレーズンなどを入れて蒸しパンが作れたり、米と水を入れればごはんもできます。

湯煎できる水があれば何度でも使えます。「水と火があればなんとかなる」というT先生の言葉には本当に説得力がありました。
家は毎年ミネラルウォーターを防災用に買って期限近くなると使い切るようにしています。

これから台風なども懸念される季節ですが、常に備えておきたいものです。


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