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時間はどうしようもないが回数は何とかなる「練習は裏切らない」

お買い得だったいちごをたっぷり使ってケーキを作りました(計画性がないデコレーションとなってしましました)。自家用の場合は生クリームはサンドする面と上面のみ塗るので非常に手軽です。

ちょっと思い出話です。
私は大手料理教室新人講師時代、先輩から「来月のケーキ教室、師範担当してね」と言われてから、かなり下手くそだった「ナッペ(クリームを塗る作業)」を猛烈に練習しました。

植物性のホイップを泡立てて18㎝丸型を逆さにしてスポンジに見立てて塗ってははがし、を家でさんざん練習するのですが「お手本が欲しい!」と思っていました。

今のように動画などはない時代。※そこで横浜そごうにしょっちゅう行ってパティシエさんのナッペを「売り場で友人を待っている体」で凝視(ご本人に極力気づかれないよう)して勉強させていただいていました。

お客様から「さすが先生、速くて上手い!あっという間にできちゃった。私にもできそう!」という信頼をいただいたうえでお客様ができるように指導する、ということが必要なので必死でした。

そこから経験をどんどん重ねていけるわけです。ものごとって最初は下手でも、「経験豊富で上手い人がほかにたくさんいるよな」と思っていても、時間はどうしようもないですが、回数は自分の頑張りで稼いでいけることがほとんどではないかと思っています。

私はこれから新しいことも始めていくので「練習は裏切らない」という言葉を自分に送りたいと思います。新しい週の始まり。今週も頑張ってまいります。

楊枝を刺してラップをかけるとクリームが崩れず冷蔵保存ができます。

※当時(たしか)アンテノールさんがデコレーションをお客さんに見せるような売り場のつくりになっていました。時々パティシエさんがちらっとこちらを見るので不気味に思われていたかも。今となっては感謝とご容赦いただきたい想いでいっぱいです。

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