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Jリーグ離れの危機感

新型コロナウイルスが猛威を振るって早2年
コロナ禍でのJリーグも3シーズン目に突入
まだまだ収束とはいかない中で、にわかにJリーグ界隈、サポーター界隈、そしてスポーツビジネス界隈では、「Jリーグ離れ」が議論されている。

3席空けるスタイル フラッグで埋める

簡単にいえば、
観客はなかなか戻ってきてない。
これまで来ていた人が観戦に来ていない。
ライト層といわれる、ふらっと来る人が少ない。
満席にならない。

いやーそうでしょう。
まだコロナ禍終わってないんだもん。
そして、終わらないよ。もっと長く。

というか、「元に戻る」のを期待して考えるのが無理な気がしているのだ。

コロナ禍は、ウイルスとの闘いでもあるけど、
社会様式の変容のタイミングでもある。良くも悪くも、変わっちゃったのである。

人と人との距離は、多分ウイルスが落ち着いてもある程度感覚的に空けるようになるし、
集団でわっしょいわっしょいするのは、もういいやと思う人は多いと思う。

ビジネスだって、もはや対面の会議は、出社は、必須でなくても仕事出来ちゃうね。って、頭でなく体感として染み付いてませんか?

これサッカー観戦、サッカーを楽しむ、Jリーグを楽しむ、も一緒。
行きたいけど遠のいたファンがいるのも確か。
ライト層が、「スタジアムに行く」は減る。
だけどサポーター、ファンは、楽しでいる人は、以前の体験を制限付きで楽しみつつ、「行かないで楽しむ」もやってるよね。多分ヒントはここにある。

飛び跳ねてチャントを歌う。ぎゅうぎゅうのスタジアムで肩を寄せあって観戦し熱狂する
長蛇の列、満員札止め、6万人を超える入場者数。
これに戻ることを期待したら
「Jリーグ離れ」となるよね。

Jリーグってつまらないって人が増えてるのかな?
そこですよ。

もちろんスポーツエンターテインメントなので、リアル観戦、周辺体験も含めた世界が売り物。これが極上なのは言うまでもない。否定は、一切ない。

がこの段階で戻らないー。
っと言ってみても、戻らないー。
ですよね。
ビジネスなんで、入場者数=チケット収入に直結してるで、当たり前の危機感だと思いますが。
簡単にデジタルだー。というつもりもないのだが。

簡単に言うとスタジアム来る前提のビジネスモデルを少し広げて、デジタルを含めた、繋がりと体験に価値を付けてそれをビジネスにする。
そのいい機会なんだと思う。
DXと喧伝されているものが、それなんだけど、それだけではない。
もちろんコンテンツ配信を最大限活用、マネタイズしていく。SNS、アプリなどを活用していく。
リレーションを継続してファン化していく。
それも大事。この渦にスポンサーさんを巻き込んで、リアルだけでない繋がりも含めて価値化してスポンサーを増やしていく。スポンサーフィーを上げていく。

視点をJリーグ離れに戻すと、リアルでの体験だけで考えたら離れているんでしょう。デジタル含めた繋がり、リレーションをどう保つかという視点でいくとまだまだやれる事はある。

もう一つは、スタジアムに来る事だけを価値として、マネタイズとして捉えないという視点。
だからと言って、デジタルに全部振りましょうも違うと思っていて。

グッズ、スタグルなど、スタジアム観戦じゃない、デジタルじゃないところのマネタイズ。
簡単に言うと物販じゃん?って事なんだけど、中間の体験と繋がりツール。これを活用する。
もちろんマネタイズの視点で。なんですがね。

スタグルは、スタジアム体験じゃない?って言うツッコミ入りそうですがね。
我がクラブのスタグルは、グルメフェアの様相を呈しているので、スタグル買って帰ってDAZN観戦するというスタイルも確立されてきた。と信じている。

地上波のTV放送が、情報番組含めて縮小、なくなると、日本代表の議論も含めて必ず「〇〇離れ」って言われるんだよね。

あくまでも、建設的議論前提の危機感は良きと思う。

いちファン、サポーターとして考えていることをまとめてみた。

以上 解散!


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