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ヨコハマ・フットボール映画祭 公式マガジン

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毎年100本近く制作される世界のサッカー映画から、日本のサッカーファン、映画ファンと楽しみたい作品を一挙に上映する「ヨコハマ・フットボール映画祭」の実行委員メンバーによるマガジン… もっと読む
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#おすすめしたいスポーツドキュメンタリー

南米王者コリンチャンスが、アマチュアクラブと対戦!?『Brothers In Football -100年越しの再試合-』≪6/4-10開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2022≫

愛するクラブのルーツを皆さんはご存じでしょうか?そのルーツを掘り起こしていくと、想像もしなかった驚きの歴史に辿り着くかも?そんな「ファミリーヒストリー」的な側面もある壮大なフットボール・ドキュメンタリー映画を本日はご紹介します。 みなさん、こんにちは! ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第61回を担当します、映画祭で上映作品の選定を担当してます、tisshです。 初めましての方に簡単な、映画祭の紹介を。 ヨコハマフットボール映画祭(YFFF)は、毎年フットボ

これは「中村憲剛 物語」にあらず。『ONE FOUR KENGO THE MOVIE』を「全人類」に観て欲しいワケ。≪6/4-10開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2022≫

「ギリギリ」プロのサッカー選手になることができたヒョロヒョロの青年と、ガラガラのスタジアムで試合をするJ2のクラブ。両者は静かに出会い、「奇跡」と言える歩みが始まった――。 みなさん、こんにちは! ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第59回を担当します、スタッフの大澤あすかと申します!よろしくお願いいたします。 初めてお目にかかる方も多いのではないかと思いますが、映画祭と縁の深い宇都宮徹壱さん、またスタッフの澤野さんにいつもお世話になっている関係で、今回の映

36年ぶりのW杯出場がもたらしたもの 『ペルーの叫び』≪6/4-10開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2022≫

ペルーと聞くと『コンドルは飛んでいく』の印象的なメロディが頭の中で流れます。と同時に、インカ帝国、マチュ・ピチュ、ナスカの地上絵といった古代文明も浮かびます。フォークロアの象徴のような国ペルー。では現代のペルーは? みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第51回を担当します、スタッフのかめです。よろしくお願いします。 2018年、ペルー代表は実に36年ぶりにFIFAワールドカップ本大会に出場を果たしました。ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン

審判と共にサッカーを体感する『ある試合』≪6/4-10開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2022≫

 熱気溢れるスタジアムでレフェリーは適切に試合を裁くことができるのか?みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第49回を担当します、スタッフのかめです。よろしくお願いします。  6月4日から開催するヨコハマ・フットボール映画祭2022では、世界中から集めた、選りすぐりのサッカー映画を上映いたします。今回はその中から『ある試合』について取り上げます。スイスのローマン・ホーデル監督が手掛けた、17分の短編ドキュメンタリー映画です。製作にあたり、FI

マラドーナの魅力を再発見!ネットで見られる映像作品【ドキュメンタリー編3選】

みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第45回を担当します、スタッフの加藤です。 華麗なプレーで多くのサッカーファンを魅了し、今なお愛されている神の子 ディエゴ・マラドーナ。2020年に彼がこの世を去った際は世界中が悲しみに包まれ、日本でも彼が出場した名勝負の再放送や、特集番組が組まれました。実際、リアルタイムでプレーを見たことがない私も、この訃報を聞いてからマラドーナのプレーを自然と見たくなることが増えたなと感じています。 ドキュメンタリ

コロナ禍のサポーターを追ったドキュメンタリー『我が町のサッカーチーム-城南FCを応援する人々の話-』制作チームに話を聞いてみた!

当たり前のように行われていたプロサッカーが新型コロナウイルスの影響により世界中で中断した2020年、どこよりも早くサッカーが日常に戻ったのは韓国・Kリーグでした。そんなKリーグ1(1部リーグ)を戦う城南FCのサポーターを追ったドキュメンタリー『我が町のサッカーチーム -城南FCを応援する人々の話-』をヨコハマ・フットボール映画祭2021で無料上映します。 この城南FC、以前は城南一和天馬というクラブ名で7度のリーグチャンピオン、そしてアジアも2度制するほどの強豪クラブでした

映画『VOY!-光と影の冒険-』にみるブラインドサッカー現場の葛藤

パラリンピックで初めてパラスポーツ、そしてブラインドサッカーに触れた方も多いと思います。ブラインドサッカーでボールを持つ選手に向かう時の「ボイ(VOY)!」という掛け声はスペイン語で「行くぞ!」という意味です。今回はその掛け声がタイトルの映画をご紹介します。 みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第30回を担当します、スタッフの細川です。よろしくお願いします。 YFFFではほぼ毎回、障害者サッカーをテーマにした作品を上映してきました。YFF

230億円の大幅減収のJリーグも他人事ではない!?『ポーツマスFC-破産からの再生-』

愛するクラブが明日消滅してしまうかもしれない… そんな時、あなたは何を思い、どんなことができると考えますか? みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第25回は加藤麟太郎が担当します。 10月9日〜15日開催するヨコハマ・フットボール映画祭2021では、世界中から集められた選りすぐりのサッカー映画10本を上映します。今回はその上映作品の中から、イングランド・プレミアリーグに所属するクラブとして初めて倒産を経験したポーツマスFCのドキュメンタリ

ワールドカップ優勝国の夜明け前『壁を壊せ!~ドイツ女子サッカー 台北の奇跡~』

 2020年ドイツでは、これまであまり語られることのなかったドイツ女子サッカー黎明期のエピソードが、数多く紹介されました。1970年にドイツで女性のサッカー競技が正式に許可されてから50年という節目の年だったのです!  みなさん、はじめまして。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第18回を担当するKAMEです。サッカー映画が好きで、ヨコハマ・フットボール映画祭は第1回目から見に行っています。2020年よりスタッフとして作品選定と字幕製作を手伝うようになりました

熱狂の裏側に潜入!カタールW杯の不都合な真実『ワーカーズカップ』

みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第11回を担当します、スタッフの細川です。よろしくお願いします。 今回は、「YFFFオンラインシアター」の『ワーカーズ・カップ』をご紹介します。 「FIFAワールドカップカタール2022」のスタジアム建設現場で行われている労働者たちによるサッカー対抗戦「ワーカーズカップ」。本作は、試合に挑む選手たちの姿を追いながら、建設現場で働く労働移民の実情を収めたドキュメンタリー作品です。 スタジアム建設現場の現状

サポーターがスタジアムを再建!?村井チェアマンも絶賛のドキュメンタリー『スタディオン』

皆さんこんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン、第9回は加藤麟太郎が担当させていただきます。 YFFFでは4月27日に、サッカー映画に特化した動画配信サービス「YFFFオンラインシアター」をオープンしました。このサービスでは、これまでの映画祭にて上映した選りすぐりの10作品を、各600円でレンタル視聴することができます。 今回はそんなオンラインシアターで配信中の『スタディオン』を、皆さんにご紹介します! この作品はチェコのFCズブロヨフカ・ブルノ(以下