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#スタジアム観戦 の醍醐味とは

ニッパツ横浜FCシーガルズGM斉藤です。
なでしこリーグが開幕し、おかげさまで第3節を終えて「負けなし」の2勝1分で3位となっています。新体制で臨んだ今季ですが、ここまでいいスタートダッシュができております。みなさまのご声援のおかげです!ありがとうございます。

いよいよ明日4/9(日)は第4節がホームゲームとして行われるのですが、ぜひスタジアムで1人でも多くの方にご覧いただきたいという想いを込めて、以下に記させていただきます。

サッカーは「スタジアム観戦」向き?

私自身、幼少期から毎晩テレビで野球を観る家庭で育ったこともあり、「スポーツを観る」面白さに魅了されて育ちました。
自分ではできない技を見せてくれる選手たちに憧れ、勝負のハラハラ感とともに一喜一憂し、嬉しさも悔しさも選手と一緒に感じる、そしてたくさんの元気をもらってきた気がします。

そして1993年にJリーグが始まったと同時に、サッカーも頻繁にテレビで観るようになりましたが、サッカーに関してはボールが一瞬で遠くへ行くために、ボールを中心に映しがちなテレビでは、全体感が見えにくいなと感じるようなり、ストレスを感じるようにさえなっていました(笑)。

そこで実際にスタジアムに足を運んだ時に、広大なフィールドに1チーム11人が配された中で遠近ともに華麗なパス回しを観ることができ、ボールのないところの人の動きや観客の声援との一体感を目の当たりにして、その後は行ける日はスタジアムへ行く!という生活になりました。

もともと、音楽でもライブへ足を運ぶのが好きでしたし、現地で生で観るという体験は、何にも変えられない、その場でしか味わえない貴重なものとして私の中に息づいています。

一時期は、海外へも足を運びました。韓国、タイ、オーストラリア、そしてイタリア、スペイン、イングランドへも行き、日本代表や海外サッカーまでも。自分の体感と共に、現地に足を運んだからこそ学ぶものはたくさんありました。それらについてもいつか書いていきたいですね。

#スタジアム観戦 の魅力とは

1) サッカーだからこそ

まずは、上記のとおり、テレビとスタジアムが何が違うのか、と言えば、会場全体のスペースが見られる、ということが一番かと思います。
テレビではどうしても、ボールの近くを映しがちですが、スタジアムへ行けば全体が見られる。ボールのないところの動きも見られるので、見えないところでダッシュして駆け上がる選手や、守備陣の揃った動きなど、広いフィールドを使うサッカーだからこそ、スタジアムでしか見られない場所を見ることができます。

また、途中交代のためにアップをし始めている選手の様子や、監督/コーチのベンチワークなど、画面の一箇所では映しきれないことが同時に行われている様子が見て取れるでしょう。

サッカーこそスタジアムで観戦するのに最も適しているスポーツではないかと思いますね^^

2) 歓声と応援との一体感

毎週のようにスタジアム観戦に通っていた時代がありますが、ある年、シーズンオフになって、急に胃が痛くなるような日々がありました。
思い当たることもなかったのですが、気づいたことは、「スタジアムへ行く機会が減り、声出し応援をしていなかったこと」。オフになって数ヶ月大人しくしている時期に胃が痛くなるという現象が起きたのでした(笑)。

つまり、スタジアム観戦しているときは、歓声を上げたり、応援歌を歌ったり、いい意味でストレス発散になっていたのです。
しかしスタジアムに行く機会がなくなった途端に、発散する機会がなくなり、胃にストレスを溜める、という状況になっていたと。。

普段から大きな声を出す機会がないと(当時はカラオケよりスタジアムの方が大きな声を出していたと思います)、スタジアムでの声出しが本当にいい機会だったのですね。それを実感いたしました。

そして、声援を送ることの一体感。いろんな立場の人がこの日この瞬間にはスタジアムに集まり、1つのチームに対して全力で声援を送る。そのシーンは、他の日常では体験できないでしょう。手拍子や拍手もそうですが、スタジアム全体での一体感を感じながら声援を送るという醍醐味は、スタジアム観戦ならではのものです。
プレーに対する一喜一憂も含めて、さまざまな体験をしていただけるよう、チームと共にお届けしていきたいと思っています。

3) 緑の芝生が気持ちいい

丁寧に整備された天然芝は、サッカーのプレーが少しでもいい環境でできるよう、さまざまな工夫をされながら保たれています。シーガルズのホームスタジアムである三ツ沢球技場も、保土ヶ谷公園も、本当に芝生がキレイです。

人間は自然の緑に癒しを感じます。
サッカーの試合は天然芝で行われるスポーツとして、より人間に優しいスポーツなのではないかと思います。フィールドを駆ける選手たちにも、それを見る観客のみなさんにも、緑が与える癒しと走るのにも優しい環境の中でプレーできます。

風がいい感じで吹いていると、刈りたての芝の香りが漂ってきたりして、スタジアムという空間でありながら、自然の中にいる心地良さを感じるのです。目にも優しいグリーンは、日常に疲れた現代人の癒しにもなり得るでしょう。

まだサッカーをスタジアムでご覧になっていない方には、ぜひ(できれば晴れた日に)この心地良さを味わっていただきたいですね。
これからの季節は冷たい飲み物を片手に(ビールとは言いませんが)日常から一息つけるようなこの場所を癒しの空間としていただきたいですね。

4) 雨でもサッカーはやります

もちろん晴れた日の方が観戦も心地良いですが、サッカーは雨でも変わらず行うスポーツです。(なぜなのかは分かりません。誰か教えてください)
応援する方も屋根がないスタジアムではズブ濡れになります。。

それでも試合は行われるし、選手たちは濡れながら走り回ります。
過酷なスポーツだな、と思う反面、選手たちには「当たり前」の世界。
ということは、共に闘う存在であるサポーターのみなさんも濡れながら声援を送っていただくことになります。

それがまたいいんですよね。雨の日にわざわざ濡れに行く、ということは日常ではしないと思います。しかし、サッカー観戦だけは別。というように、選手と一体となってズブ濡れになり(レインコートは着ますが)、声援を送り続ける。
私も以前、強い雨の中でゴール裏で声援を送り続けたのに試合に負けてしまって、みんなで号泣しながら帰ったという思い出があります。なぜあんなに夢中だったのか。。
しかしその体験がとても楽しかったのです。それだけ友人と共に夢中になれるものがあるという幸せは感じていたと思います。

非日常の体験を

「スポーツ」という言葉の語源は、ラテン語の「deportare」です。
これは「日常から離れる」ことを意味しています。
そこには「気晴らし/楽しむ/遊ぶ」という意味もあります。

つまり、日常から離れて気の合う仲間同志で身体を動かす。そこにスポーツの本質的な意味があるのですよね。それはもちろん、スポーツを「する」側からの捉え方でもありますが、スポーツを「見る」側からしても同じではないかと思います。

日常を離れて、週末にはスタジアムへ通って、気晴らししながら楽しむ生活。そんな方たちが増えていったらいいなと思います。きっとストレスからも離れられると思いますし、選手たちの躍動する姿に心を打たれ、元気をもらえること間違いなしです^^

次戦はもう明日ですが、ぜひ一度、選手たちのプレーを間近でご覧いただくことをオススメします。明日は晴れ予報。心地良い天然芝のグランドと共にお待ちしています♪

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<Information>

🌸ニッパツ三ツ沢球技場で行われるホーム2戦目は、
4/9(日)13:00キックオフ!
なでしこリーグ1部 第4節
ニッパツ横浜FCシーガルズ vs 大和シルフィード
なんと早くも神奈川ダービー!
🎫前売チケット(1,000円)はこちらのリンクから販売中です!
※当日券1,500円もあります!

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