受験を始める前にやってほしいたった1つのこと
こんにちは、山藤あるとです。
みなさんはこれから今年の受験勉強を始めようという時に何から手をつけますか?
テキストの最初からやり始めますか?
それとも基礎の問題集から解き始めますか?
とにかく勉強しよう!という姿勢は大事ですが、受験を始めるにあたってそれよりも前にやってほしいことがあります。
今回はそのたった1つのことについての話です。
・これから何か試験を受けようという人
・今回はダメだったけど次回に向けて再始動しようとしている人
・すでに受験勉強中の人
といった人たちにぜひ最後まで読んでみて欲しいです。
まず最初に〇〇をしよう
合格に向けてまず最初にして欲しいこと、それは、合格祝賀会の予定をスケジュールに入れること、です。
公認会計士試験の場合、専門学校の合格祝賀会があるはずです。
その日程を自分のスケジュールに入れてしまいましょう。
専門学校の合格祝賀会がないような場合でも、合格したことを前提とした合格後にできる予定であれば何でもよいです。
手帳でも、スマホのカレンダーアプリでも、普段予定を管理しているものに合格祝賀会の予定を入れてしまいましょう。
日常的な予定管理をしていないのであれば、スマホのメモアプリなどにその予定をメモするだけでも構いません。
とにかく合格後の予定を形にしましょう。
すでに受験勉強中の人も、まだ合格祝賀会の予定を入れていないなら、今すぐ入れましょう。
当たり前だけど再確認
公認会計士試験を受験するにあたってまず決めてほしいことが、いつの試験で合格するか、ということです。
それをシンプルに具体化する方法として、合格祝賀会を予定に入れることをオススメしています。
自然と直近の試験で合格すると決めていることになります。
「受験生なら直近の試験で受かりたいと思っているに決まっているじゃないか!何を当たり前のことを!」
と思うかもしれませんが、ただ合格したいと思うだけでは足りません。
いつ合格するか自分で決めてほしいのです。
「もちろん今年受かりたいけど、今年がダメでも合格できるなら来年でもいい」くらいではいつの要素が曖昧で決めきれていません。
そういう人はたいてい、試験当日が近くなると今年の合格をあきらめ、来年がんばりますと言い出すことが多いです。かくいう私もそうでした。
そして、来年の試験当日近くになっても同じことを言い始めます。かくいう私もそうでした(二回目)。
いつ合格するかが曖昧な人は、そうやってズルズルと受験が長くなってしまいがちです。
そういう意味では、いつ合格するかを決めることは、受験と向き合う覚悟を決めること、といえるかもしれません。
目標設定は具体的に
「いつと決めたからといって合格できるとは限らない」
「今年の合格可能性が低いなら来年に向けて仕切り直すのは合理的に思える」
自分もそんなふうに思っていたことがありました。
もちろん、いつ合格するか決めたからといってその通りになるとは限りません。
実際に、来年に向けて仕切り直して合格した人もいます。
ここで言いたいのは、目標設定が曖昧なままではうまくいきにくい、ということです。
受験勉強は合格から逆算して取り組む必要があるため、今年合格目標なのか来年合格目標なのかで勉強内容は変わってきます。
いつ合格目標なのかも定まっていなければ、勉強内容を計画することも難しくなります。
そういう状況で勉強を続けると、自分にとって必要な勉強ではなく、一般的に必要といわれている勉強をすることになり、自分の課題を克服するために必要な勉強が十分にできない可能性が高まります。
自分も今年の合格が無理そうだからと来年に向けて仕切り直したことはありました。
しかし、振り返ってみると、その年はそもそも受験までに仕上げるように勉強できておらず、次の年もその辺りが曖昧なままの受験でした。
また、本気で合格するために試験当日を過ごす、という経験をし損ねた分、その経験をした人たちの雰囲気を見て差をつけられたと感じたことを覚えています。
こういう今年の合格が無理そうだからという逃げの姿勢では、私の経験からもうまくいきにくいと思います。
合格年度を遅らせてうまくいった人は、来年合格すると決めて取り組む攻めの姿勢だった結果が出た、ということかもしれません。
合格を願望で終わらせない
「いつ合格するか決めるのが大事なのはなんとなく分かった。でも、なぜ合格後の予定を決めようということになるのか。」
これも自然な疑問だと思います。
例えば、ダイエットの場合、ただ痩せたいからというよりは、痩せてから何かしたいことがあるからダイエットをしようと思うのではないでしょうか。
いつまでに何キロとも決めずにただ痩せたい、で始めるよりも、今年の夏までにこの服が似合うようになりたい、といった感じの方が、ダイエット自体も続けられそうですし、成果が出るような気がしませんか。
それと同じで、試験も合格そのものを達成することよりも、合格した後のことをイメージする方がより具体的で焦点が絞りやすい分、はっきりとイメージしやすくシンプルにそれに向かって動きやすくなるはずです。
こうやって、合格という願望を予定という事実に変えてしまおう、という話です。
その予定を周囲の人に公言することできれば、自分の気持ち一つで簡単に変えにくいようになり、より効果的です。
あとはその予定を実現できるように勉強するだけです。
不安なのはみんな同じ
合格する人は、誰しもが合格できるという確信があって、受かっているとは限りません。
合格できるかどうか不安ながらも、あきらめずに勉強を続けた結果、何とか合格できたという人が多いのではないでしょうか。
難易度が高い状況であれば、より願望止まりになる可能性が高まります。
公認会計士試験の場合、合格率は10%前後のため、ダメな結果になる人が圧倒的に多いです。
その分、ダメでも仕方ないという意識になってしまいがちです。
それでも合格する、という強い決意を込めて、今すぐ、合格祝賀会を予定に入れましょう!
合格を願望で終わらせないためにも、今すぐ、合格祝賀会を予定に入れましょう!
まとめ
・合格後の予定を形にしよう
・具体的な行動は具体的な目標設定から
いつ合格するかを決めて覚悟も決めよう
・合格という願望から予定という事実に変える
具体的な予定を目指して勉強しよう
・合格できるか不安なのはみんな同じ
願望で終わらせないために今すぐ予定を入れよう
最後までお読みいただきありがとうございます。
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