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清き一票を!って?

週2回配信している
メルマガの一文を添付します。

選挙ラッシュだ。
夏には参議院選挙もある。
政界を目指したこともなく、
政治に詳しいわけでもない
私だが友人知人に議員さん
がいたりして、日頃から
交流していると、純粋に
尊敬してしまう。
いやぁ、凄い世界だなぁと
感心してしまう。

来週は私の住んでいる
久留米市で市会議員選挙の
投票が始まっていく。
48名の候補が出馬して、
新人が19人出馬する。
そして12名が落選すると
いう激戦である。
この一週間は、熱戦である。

ネガティブなこと言うのだが
日本の選挙は海外では特殊な
光景に映ることだろう。
とりわけ、選挙カーだろう。
久留米においては、この
一週間は、48名の候補の
選挙カーが市内を走り回るのだ。
あれこそ、選挙だ!という方
もいれば、
うるさくてかなわん!という
方もいるだろう、
私は、あの選挙カーよりは、
一軒一軒、ひとりひとりに、
訪ね、会っていくことの方が
重要だと思う。
しかし、仮に選挙カー走らせ
なければ、あの候補はやる気
ないんだなぁという心象をも
たれてしまうのだろう、
ゆえに、走らせておかなけれ
ば、ならない、というのが
日本独特の空気というものな
のだろうか…

私は娘が18歳になった時に、
選挙について、じっくり話を
した。選挙権を持つって、
どういうことなのかってことを。

今、私の目に映る
18〜20歳の青年たちは、
今度の選挙のことをどう思っ
ているのだろうか…

組織や上司や先輩から、
命令されて、頼まれて、
適当で仕方なく、入れた
一票も
行政、国政、真剣に世の中
のことを考えて入れる一票
も同じ一票である。

政治家、政治運動好きな方
からは、
〝チミねぇ、それが選挙だよ
それが政治なんだよ、ったく〟
と言われるかもしれない。

よく、〝清き一票を!〟と
言われるが、清き一票って
何なんだろうか…
それは、明らかに有権者側
のことが問われている。
賢き、清き有権者でなければ
政治家にいいように扱われて
しまう。
政治家のことを悪く言うのも
簡単なことだが、その政治家
も有権者の一票、一票で決ま
った人たちなのだ。

日本は独裁者一党の国でも
ないし、共産主義国家でも
ないし、王朝世襲制の国家
でもない。
民主主義の国で、国民が
選挙というシステムで、
国や自治体の代表を選んで
いくのだ。
これが、どれほど有難いこと
だろうか。
それゆえの、清き一票 では
ないだろうか。

一票は重い。

政治家の方々は、それを実感
しているが、果たして有権者
は、それをどれほど実感して
いるだろうか…

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#統一地方選挙 #久留米市