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『マウトハウゼンの写真家』

2019年2月28日、夜、
Netflix で鑑賞。
詳細はググってくださいね。

①命をかけたネガ、写真、メモ

ナチス政権下において行われた
残虐な行為、犯罪は、当時の時代で
いくら人道的なことがわかっていても
どうすることも出来ず、その残虐行為を
正義や大義とされてしまうと、
人間の意識や知性が通用しないという
信じられないことが起きてしまう…

だからこそ、
〝写真〟〝ネガ〟〝メモ〟
という物証が、真実を伝えていく…
映画『サウルの息子』でも、
ナチスの収容所でユダヤ人が、
紙と鉛筆を入手するだけでも、
それがいかに困難であり、そして、
それをどう伝えるか、残すかを
伝えている。

② 強制労働収容所

思想が生み出したこのシステムは
日本人の先人たちも数多く
シベリアの地で、悲惨な試練を
受けていった。

ナチスは、ユダヤ人だけではなく
多くの人々を、亡き者にしていった。
この作品では、国籍を奪われた
スペイン人たちが、収容所へ
送り込まれていく…

飢餓と労働、拷問や処罰、
そして、人間としての尊厳性を
奪うことが、どんなに大罪なのか…
それは語り継がれていかねばならない。

③私たちが残すもの、そして残っていくものとは…

こうした命がけで残した記録が
あるので、真実は明らかにされていく。
今は、手元にあるスマホで、
事実は、すぐに明らかにされる。
隠しても隠しても、発信、配信、
されたものは、クラウドという
永久倉庫や、コピーが細胞のように、
拡散されていく。
だからこそ、何を残していくのか、
が問われる…

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