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「どんなことでも相談していいよ。」の、「どんなことでも」は、どんなこと?

どんなことが相談されるんですか?

現在、フィジビリティを確認している「Smart相談室」ですが、本当に色んなことを相談していただきます。サービスの特性上、「どんなことでも相談して良いの?」と商談でも立ち話でも、よく聞かれるので記事にしておきます。(2021年6月現在)

*相談者様に対する守秘義務を遵守した上での掲載になります
*相談者様からご承諾いただいた範囲での掲載になります

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一番多いのはキャリアパス、次にプライベート

実数から割り出したシェアは下記のような内訳です。

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キャリアパスに関することが40%です。はじめは、キャリアに関することなので、ネガティブなことが多いのかな?と思っていたのですが、実際はポジティブでフラットなこと、ちょっとしたことがほとんどです。上司や同僚に相談すればいいのにな?と思ったのですが、カウンセラーに聞いてみたところ、相談相手の「迷惑になる」、「自分が恥ずかしい」と考えて、相談するのを躊躇っているような感じだそうです。あと、ご家庭では「相談するような雰囲気ではない」、「そもそも状況を理解しきれないように思う」のでなかなか相談までは出来なさそう、とのことでした。

具体的には、下記のような内容です
・今の仕事がすごい好きなんですが、経験を考えると別の部署も経験した方がいいんでしょうか?
・キャリアについてモヤッとしていることを誰かに相談したい
・目標を達成出来たり、出来なかったりなんですが、いつも達成しとかないとまずいんでしょうか?一般的にどう考えられているのでしょうか?
・たまには徹夜してバリバリやることもあるよね?って思ってしまうんですが、止めた方が良いのでしょうか?
・出産、子育てを考えた際に、どの企業があっているか?って外からわかるものなんですか?
・仕事に飽きてきているんですが、そういうのって、上司に言っていいもんなんですかね?
・会社の若手の将来やキャリアパスに関して、会社としてやってあげられることはどういうことか、どういうことを若手は望んでいるかを相談したい

次に多いプライベートな相談、20%です。こちらは、本当に多種多様・・・。プライベートなので登場人物は、会社関連の方ではないです。夫婦、彼氏彼女、兄弟、友人、親、などなどが登場します。当然、深刻なケースもあるのですが、深刻なケースは具体的なソリューションを必要とされることが多く、そのソリューションのある程度決まっている選択肢の中から選択を行うような形なので相談というよりは状況整理を一緒にさせていただくような形です。多種多様なご相談、具体的には下記のような内容です。

具体的には、下記のような内容です
・細かいことに気がつきすぎてしまい、気になって仕方ない
・彼女と結婚したいと思っているんですが、本当にそれで良いのかわからない
・一緒に住んでいるパートナーがお皿洗いをしてくれない・・・
・地方にいる親が体調不良です。本人は大丈夫と言っているのですが、そうとも思ず、親に何て声をかけるべきでしょうか?
・簡潔に言えないので、とりあえず、話して良いですか?

意図しなかった不正、ハラスメントに関すること

モヤモヤ解消のために、「なんでも相談して良い」というSmart相談室ですが、不正、ハラスメントに関する、ご相談が10%以上を占めます。実際にSmart相談室をハラスメント窓口をしてご活用いただいているクライアント様もおられるので、一定のニーズがあるのだと思います。また、不正、ハラスメントに関するご相談の多くは、「その内容を会社に共有して欲しい」と企業側への共有を希望されます。結果として、いわゆる通報窓口のような機能を果たしています。現在、ハラスメントの窓口として活用されている企業様は、来年度(2022年4月)から中小企業にも適応されるハラスメント窓口の設置義務化に向けた取り組みとしてSmart相談室をご活用いただいております。

注目したい「なんとなく」、「その他」

この項目は、カテゴリーにない、理由がわからないような、モヤモヤを抱えられている方がほとんとです。話の冒頭では「なんとなく」、「自分でもわからない」、「何か引っかかる」というような単語が出てくることが多いようです。このカテゴリーの方々は、話をしていく中で結果的には、キャリアのことだったり、ご自身の考え方についてだったり、ご家族のことだったりとある程度、その原因らしきものが浮かび上がってきます。最も、Smart相談室が「伴走する」、「サポートする」、そんな役割を担っている方々が多いです。また、カウンセラーの体感では、圧倒的に若い方が多いようです。もしかすると、決めてもらいたい、状況に名前をつけて欲しい、というように潜在的に考えているのかな?とカウンセラーは話していました。

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