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SmartHRの資金調達に思うこと

*はじめに注意

・この記事は「株式会社Smart相談室」が資金調達をした、という意味ではありません
・また「株式会社SmartHR」が「株式会社Smart相談室」に増資した、という意味ではありません

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今までにない価値を作り出すためには、ある程度の資金が必要

昨日、SmartHRがシリーズDで約156億円の資金調達を実施したとのリリースが配信されました。

資金調達には、色々な目的があるので、一概には言えないと思いますが、今の私は資金調達を「これまでにない価値を創出するための手段」、その資金を「これまでにない価値を創出するための準備金」と考えています。
私が現在、立ち上げようとしているサービス「Smart相談室」(https://smart-sodanshitsu.co.jp)は、手段こそオンライン上でのカウンセリングですが、利用される方やお金を払う方、カウンセラーなど、提供価値やポジショニングは、今の日本では一般的でなく、一定の体験、啓蒙を必要とするサービスです。
現状では、使っていただいて初めて、価値が判断できるサービスと言っても良いと思います。ポイントは、この価値を生み出す、価値を社会に提供するためには、時間、工数に加えて少なからぬお金が必要ということです。
実際に、SmartHRの成長とそれをもとにした資金調達がなければ、「Smart相談室」は、価値創出のテストにも着手できていなかったと思います。
*別議論として、「宮田さんはじめSmartHRの皆さんが、私にチャンスをくれるほど、肝が座っている」という事実がありますが・・・
今回の話は、「SmartHR社が約156億円を調達した」というもので、当然、「Smart相談室」では156億円を投資出来るほど、仮説検証が進んでいません。私でさえ「Smart相談室」をもって社会に価値を提供しようとしているくらいですから、SmartHR社は、今回の調達をもって相当な価値を社会に提供してくれるはずです。それが楽しみで仕方ないです。

社会に新しい価値を提供する企業をサポートするサービス 〜企業に提供する価値〜

今回のSmartHRの資金調達のリリースを見て、改めてスタートアップの資金調達環境って大きく変わってるんだなぁと感じています。調達額もそうですし、出資が海外からである点もそうです。私が大学院卒業時に起業を検討した際は、かなり厳しい状況でした。リーマンショックの影響も大きかったと思いますが。今は、実力主義でどんどん資金調達に成功している企業が多いですよね。
同時に感じたのが、「Smart相談室」の活用をご検討いただける企業様の多くが、資金調達に成功して、組織拡大を行われているフェーズにあることです。商談時や打ち合わせ時に「資金調達おめでとうございます」、「増資おめでとうございます」とご挨拶することが多いです。そのような企業様は、皆さん爆速で成長され、変化のスピードも早く、キラキラした社内で、目標に向かって一丸になっている、という状況です。
ですが、徐々に体調を崩される方が出てきたり、なんとなく閉塞感を感じる社員様がおられたりするようになったとおっしゃられます。
もしかすると、「社会に新しい価値を提供する企業」をサポートするサービスとして「Smart相談室」は役に立てるのかな?と感じています。現段階では、実績もなく、本当にそうなれるのかわかりませんが、「そうなれるんじゃないか?」という自分の思いを信じて、ジワジワと進んで行きたいです。

「経済活動」と「個人の幸せ」がリンクするポイントで価値を提供したい 〜個人に提供する価値〜

前の段落で、「社会に新しい価値を提供する企業」をサポートする話がありました。そのような企業の社員様からもらうご相談は、ポジティブだけど、モヤモヤされてる、ような内容です。会社に不満があるわけではなく、何かが悪いというようなものでもないです。丁寧に話を整理しながら、セッションを進めると、シンプルな課題だったり、単純なボタンの掛け違いだったりします。このことは、今のところ、ほとんどのご利用企業様に共通していると言っていいと思います。
恐らく、「会社の成長」と「個人の成長」のベクトルがあって、それぞれが方向と大きさをもって、貢献と誘引のバランスをとっています。このバランスが、何かのタイミングで崩れるんだと思います。崩れると言っても、心理的契約の範疇の話ですので、なかなか目には見えない・・・。
「社会に新しい価値を提供する」という「経済活動」と「個人の幸せ」が、心理的契約としてリンクしているんだと思います。*「経済活動」=企業の経済活動
SmartHRの資金調達のリリースを見ながら、「Smart相談室」は、「経済活動」と「個人の幸せ」がリンクするポイントで価値を提供しているのかな?と感じました。



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