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「ペイン」と「6つの質問」

どうやって作ってるんですか?

私の仕事は、価値あるサービスを開発して、世の中に良いインパクトを与えることです。いつも、始まりは、サービスをゼロベースで開発することから始まります。この仕事を10年以上続けているので、ゼロベースで開発してする活動に違和感はなく、ワクワクする毎日です。立ち上げステップについても、自分なりのノウハウ、作法があり、それに則って作業を進めます。その結果、一定の再現性を担保しています。(結構失敗しますが・・・)

新しい会社に移ってから、頻繁に「どうやって事業を作っているんですか?」という質問を受けます。その際は、これまで通りの方法論を伝えるんですが、「いや、そうじゃなくて、SaaSの話です」って言われるんです。あ〜、なるほどね。

SaaSって特別な作り方があるっていう前提ね、でもって、みんなそれに興味津々なのね

と状況を理解しました。

「ペイン」と「6つの質問」

特別な作り方か否か、分かりませんが、ニーズに関しては、SmartHRの宮田から「ペイン」と「6つの質問」について教えてもらい、そのフレームワークに沿ってニーズがあるか考えています。詳細は、「Pitch」という本に出ていますので、興味ある方は、そちらをご確認ください。

ペイン

いわゆる広義での「課題」を意味するものですが、課題の中でも「痛切」な課題を指します。課題の「痛切さ」を表現するために「ペイン」とう単語を使います。

6つの質問

1. 誰の?
2. どんな課題を?
3. どうやって解決するの?
4. 既存の代替品は何?(それより3倍優れてる?)
5. 市場規模はどれくらい?
6. 私達がやる意味は?

使ってみて・・・

これまで私が使っていた外部環境や社内リソースなどの視点からの分析と比較して、圧倒的にシンプルです。それぞれの項目には、ファクトベースの検証が必要ですが、現状存在しないサービスの開発を、複数のステークホルダーとコミュニケーションをとりながら進める際には、非常に有効なフレームワークです。

ボツ案

ご参考までに練習がてら作ってみたもの(ボツ案)を記載しておきます。精査、詳細調査する前にボツになっていますので、力を抜いてご覧ください。

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