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アフター60歳をどう生きるのか Chapter 01

アフター60は運動をしよう!

コロナ禍は、自分の命、家族の命、仲間の命を考える機会となりました。
不安と希望が目まぐるしく入れ替わるアナログ波形のような仕事と生活。
僕が今考える、これからについて

自己再生の準備

フリーランスは、僕自身が商品なので、僕が止まると仕事が止まります。
2021年の6月、アイディアが思うように出なくなった事に不安を抱いていました。
自分でも認識できるくらいに「頭が働いていない」のです。
頭を働かす方法を求めて、情報をさがしまくったのですが、これという解決策は見つかりませんでした。
そんな時に出会った本が「一流の頭脳 BRAIN」でした。

僕は、この本に書かれている「脳の活性化」を信じることにしました。

ウォーキングを決意

僕は「一流の頭脳 BRAIN」に書かれている「脳と運動の密接な関係」を信じると決めました。
44年ぶりに本格的な運動を始めるには、自分の中で色々と葛藤がありました。
私が「高校時代はバレーボールをやっていたんですよ」というと、全ての人が私のお腹を見ます。
60Kgだった体重は、最大で115kgに増加しました(22歳)
それから、何度かのダイエットを経てウォーキングを始める直前の88kgに減りましたが、動くことが嫌になったのです。
自分を説得する理由は「脳の活性化」でした。
「体重の増減は問わないからとにかく毎日歩こう」と、自分で自分に約束したのです。

効果はスグにやってきた

ウォーキングを始めて2日目、1週間悩んでいた計算式の書き方のヒントを、ウォーキングの途中に思いついたのです。
その他にも、アイディアが出せなかったことが次々と片付いていきました。
停滞気味だった仕事が動き出したのです。
脳みそが、僕の運動を待っていたかのように、アイディアが溢れ、集中力が戻り始めたのです。
自分でも驚くぐらい、自分のポテンシャルが蘇っていくのを実感したのです。
次なる課題は、ウォーキングの習慣化することです。
これまで、何度かジムに通ったこともありましたが、なんだかんだと自分で理由をつくり行かなくなりました。
今回は、本気で習慣化したい!そう、思ったのです。

数字で確認する毎日の成果

習慣化するにあたり、ランニングアプリをiPhoneにダウンロードし、距離とタイムの記録を始めました。
距離は次第に延び、毎日3㎞になりました。
「一流の頭脳 BRAIN」では、早い脈拍を長時間続けることを推奨していたので、脈拍を知る為にAppleWatchを購入しました。
すると、手元で自分の歩くペースが見えるようになり、歩くペースが随分と遅いことがわかりました。
ペースをあげないと脈拍は高くなりません。
「孫との合宿で疲れない体をつくる」という目的を追加し、毎日ペースアップに挑んで行きました。
しかし、早々上手くは行かないもので、両膝が悲鳴を上げて、普通の方向も辛いほどになったのです。

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いい医師と出会い、タッグを組もう!

膝は痛むが、ウォーキングは続ける。
そう決めて、近所の整形外科を訪ねました。
ヒアルロン酸の注射を受けましたが、医師と話すような雰囲気ではなく、相談するこは出来ませんでした。
膝の裏まで痛むようになり、普段に歩くことも辛くなってきました。
その時、僕の頭に浮かんだのは「三千院」で僧侶と話した時に放った「医者を変えれば、病状も変わる」でした。
そうだ、お医者さんを変えよう!そう思ったのです。

孫との合宿2週間前

しおみ整形外科をインターネットで見つけた時に、頭にフラッグが「ピン!」と立ちました。
予約することなく、しおみ整形外科を訪れ、1時間ほど待合で待ったあと診察室によばれました。
事前に看護師さんが、症状などを細かく聞いてくれたので、前段の話は手短に済ませ、レントゲンを撮って診断となった。
その説明は丁寧で分かりやすく、僕がどうしたいのかも聞いてくれ、治療方針が決まった。
「取り敢えず、両膝に重度な炎症が起こっているので、ステロイドを注射しましょう。それで炎症は引いていくと思います。膝周辺の筋肉や腱が非常に固いので、リハビリでそれを柔軟にしていきましょう。」

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更なる効果が

ウォーキングを始めて1ヶ月、膝が痛んでいた頃に、持病の治療の為に「ひらいわクリニック」へ訪れ、定期的な採血を行いました。
酒飲みの僕の血液検査の結果は、持病以外に肝臓と尿酸値の数値が標準大きく超えているのがこの30年くらい続いています。
それが、肝臓の3項目の2項目と尿酸値が標準値内に収まったのです。
ひらいわ先生は「ウォーキングの効果ですね。運動が体を正常に働かし始めたのでしょう」と感想を言われました。
これほど、ウォーキングが体に良いとは、正直思っていませんでした。
そして昨日、BMIが30を切りました。
コロナウイルスに感染すると重篤化しやすいといわれている数値から脱したのです。


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