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【非科学的哲学】なぜ人の話し方や考え方が伝染するのか
人の話し方や考え方、価値観などが伝染することってありますよね。
例えば、方言や訛り。関西の方とお話しすると無意識に関西弁っぽい喋り方になってしまったり。
せっかちな人と一緒に仕事をすると、自分まで何故かせっかちになってしまったり。不思議ですよね。
わたしの場合は、自分が敬愛する人物や、親しい間柄の人との交流でこうなってしまうのであればスッと腑に落ちるのです。
特に、若いときに海外旅行などで異文化に初めて触れた場合。
感動的な経験も相まって、人格すらまるっと別人になってしまったんじゃないか、といったケースもよくあると思います。
かくいうわたしも、小学生の頃にハマった西洋音楽の影響でジョンレノン風の出立ちや黒人ファッション、果てはボブマーリーの髪型(ドレッドヘアー)やラスタファリズムといった思想にまで強く影響を受けておりました。
しかし、例えば初めましての人同士で少しだけ会話を交わしただけでも、相手のちょっとしたクセやイントネーションなどが伝染していることがあります。
なぜ、こんなことが起きるのだろう。
子どもの頃から不思議でした。
『人のマネなんてしたくないのに!俺は俺だ!』
と思っていたのに、それでもいつの間にか影響を受けている。
本当に無意識のうちに。ますます不思議です。
さらに不思議なことに、この伝染病は1日とか、1ヶ月、ある程度の時間経過によっていつの間にか普段の自分の話し方に戻っていることです。何事も無かったかのように、すっかり元の自分に戻っているのです。
・・・これって、何かに似ていると思いませんか?
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