小さな自殺

私は悩んでいる。
永遠について。
私は思っている。
命について。
私は考えている。
友人について。

真冬の真夜中にえいえん、いのち、ゆうじん、について考えると少し苦しくなる。

でも苦しみを楽しんでいる自分がいる。

お腹がすいたからえいえんをやめよう
歯磨きをしたからゆうじんをやめよう
布団に入ったからいのちをやめよう

布団にはいってえいえん、ゆうじん、いのちをなげだそう

きっと朝になれば私たちは救われる。
私たちは

布団を出ていのちをはじめて
ご飯を食べてえいえんをかんじて
歯磨きをして友人に笑顔を向けて

今日がはじまる。

布団にはいって自殺をしよう
布団からでて命と向き合おう

布団にはいれば

ビルから落ちなくても
電車に飛び込まなくても
ロープに首を突っ込まなくても

自殺はできるよ。

大きな自殺をする前にまず小さな自殺をしてみよう。
小さな自殺を毎日繰り返せばきっといつかは
いつかは大きな自殺について考えなくていい日がくるかもしれない。

その事実に希望をみいだそう。

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