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勝手に「復活!歌の大辞テン」
オープニング
(「密」な客席)< 88888888(拍手)
徳光Rxテキストアナウンサー
『歌でつなごう、時代と時代と時代!!! さあ今夜は!』
中山Rx
「昭和55年(1980年)5月、平成12年(2000年)5月、
そして先月(2020年5月)のトップ5をお届けします。」
第5位の発表
徳『では早速参りましょう、昭和・平成・令和の第5位!』
・昭和55年5月の第5位
『倖せさがして』/五木ひろし
・平成12年5月の第5位
『vogue(ヴォーグ)』/浜崎あゆみ
・令和2年5月の第5位
『未来はオンナのためにある』/ワルキューレ
昭和55年5月の5位:『倖せさがして』
中「五木ひろしさんは当時32歳でした。」
徳『ザ・ベストテンでは週間最高2位だったんですが、
年間ランキングでは1位に輝くロングヒットでした。』
中「では五木ひろしさんで『倖(しあわ)せさがして』です。どうぞ!」
平成12年5月の第5位『vogue』/浜崎あゆみ
徳『浜崎あゆみさんは当時21歳、14枚目のこの曲は、
コーセー「VISSE」のCMソングに起用されまして、
“あゆグロス”は3ヶ月の販売目標を僅か2日で達成
するなど、人気を更に高めていきました。」
中「Vogue(ヴォーグ)ってフランス語で“流行”って
意味だそうなんで、そういう意味でもピッタリですね!」
徳『それでは平成12年5月の第5位『vogue』です、どうぞ。」
令和2年5月の第5位『未来はオンナのためにある』/ワルキューレ
中「ワルキューレは、アニメ『マクロスΔ(デルタ)』から
生まれた5人組グループです。」
徳『この曲で、ユニット・ワルキューレは勿論のこと、
昭和57年の『超時空要塞マクロス』に始まる
マクロスシリーズのシングルとしては初のオリコン首位
を獲得したということになります。』
中「ちょっと意外でしたね、初めてだったなんて。」
徳『まあ、なかなか週間1位は難しかったですからね。
では、お聞き下さい、先月の第5位です。ワルキューレ。』
中「『未来はオンナのためにある』です、どうぞ!」
第4位の発表
徳『さあでは参りましょう、第4位!』
・昭和55年5月の第4位
『贈る言葉』/海援隊
・平成12年5月の第4位
『ハッピーサマーウェディング』/モーニング娘。
・令和2年5月の第4位
『I LOVE...』/Official髭男dism
昭和55年5月の第4位『贈る言葉』/海援隊
中「合唱曲としてもお馴染みになった『贈る言葉』は、
昭和54年11月発売の海援隊16枚目のシングル曲です。」
徳『武田鉄矢さんは当時31歳、自身が主演した大ヒットドラマ
「3年B組金八先生」の放送が佳境に入った3月から
この5月頃にかけてランキング首位を維持しました。』
中「では、第4位の『贈る言葉』です。どうぞ!」
平成12年5月の第4位『ハッピーサマーウェディング』/モーニング娘。
徳『メンバーの人数が2桁になったモーニング娘。の
9枚目のシングル曲『ハッピーサマーウェディング』は、
結婚式ソングとしても長く愛される楽曲となりました。』
中「4期生の皆さん(石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依)
が初めて参加シングルであると共に、2期生の市井紗耶香さん
にとっては卒業前最後のシングルとなりました。」
徳『結婚を経験される方も多いですし、後々、色んな人生を…』
中「ちょっ……で、では、参りましょう!平成12年5月の第4位です、
『ハッピーサマーウェディング』、どうぞ!」
令和2年5月の第4位『I LOVE...』/Official髭男dism
中「Official髭男dism(オフィシャルひげだんディスム)」は、
藤原聡(ふじはら・さとし)さんを中心に結成された
山陰地方発の4人組バンド。この『I LOVE…』は、
冬ドラマ『恋はつづくよどこまでも』の主題歌でした。」
徳『ちなみに先日発表されました、ビルボードジャパンによる
2020年上半期チャート(HOT100)を、髭男(ヒゲダン)
が1位と2位を独占致しまして、この曲もPretenderに次ぐ
上半期2位にランクインされているそうであります。』
中「もう3ヶ月以上、話題ですもんね~。 ではお聞き下さい、
Official髭男dismさんで、『I LOVE…』です、どうぞ!」
第3位
テロップ『みじか~いCMの後は、第3位を発表~』
・昭和55年5月の第3位
『蜃気楼』/クリスタルキング
・平成12年5月の第3位
『Secret of my heart』/倉木麻衣
(シークレット オブ マイ ハート)
・令和2年5月の第3位
『紅蓮華』/LiSA
昭和55年5月の第3位:『蜃気楼』/クリスタルキング
中「クリスタルキングは、
向かって左の吉崎勝正さん、当時31歳と、
右の田中昌之さん、当時28歳の2人が主に歌う
7人組のバンドで、『大都会』に続く2枚目の
シングル曲である『蜃気楼』もヒットしました。」
徳『こちらは化粧品メーカー資生堂の
「輝け!ナツコSUN」キャンペーンのCMソング
でありまして、モデルを田中ちはるさんが務めました。』
中「オリコンでは5週連続2位でしたが、
ザ・ベストテンでは首位に輝いています。
クリスタルキングさんで『蜃気楼』です。どうぞ」
平成12年5月の第3位:『Secret of my heart』/倉木麻衣
徳『倉木麻衣’(くらき・まい)さんは当時17歳。
3枚目のシングルの『Secret of my heart』も、
過去2作に続いて100万枚近い大ヒットとなりました。』
中「(名探偵)コナンのエンディング曲でしたよね、懐かしい~」
徳『後に、コラボアルバムも発売する倉木麻衣さんにとって、
初のタイアップ楽曲でもありました。』
中「大人びてますよねー、17歳とは思えない!」
徳『それではお聞き頂きましょう、平成12年の第3位、
倉木麻衣さんで『Secret of my heart』です。どうぞ。』
令和2年5月の第3位:『紅蓮華』/LiSA
中「『紅蓮華(ぐれんげ)』は、アニソン歌手・
LiSAさんが昨年発売した15枚目のシングルで、
大人気アニメ『鬼滅の刃』の主題歌です。」
徳『漫画もアニメも楽曲も大ヒットしていますけれども、
ちょうど先月(2020/5/13)発売された漫画の単行本
第20巻は、初版280万部という驚異的な部数を記録。
それから5日間には、週刊少年ジャンプでの
突如・最終回が発表され、大きな衝撃が走りました。』
中「漫画が話題になったことも影響したんですかね、
またTop3に入ってくるあたり、凄いですよね~」
徳『本当にそうですよね、LiSAさんの紅蓮華、
今月もお届けすることに致しましょう。』
中「それでは先月の第3位、LiSAさんで
『紅蓮華(ぐれんげ)』です、どうぞ!」
6位以下(平成12年5月の第6位:『愛情』/小柳ゆき)
徳『それではここで、今週特に注目すべき
6位以下を見ていくことに致しましょう。』
第2位
テロップ
「この記事のランキングは、
・オリコンなどのレコード・CD・配信の合計売上
・各種総合ランキング
・現在の世間知名度アンケート調査 などのデータをもとに、
Rx音楽記事制作委員会が決定しています。」
徳『それでは行きましょう、第2位の発表です!』
・昭和55年5月の第2位
『謝肉祭』/山口百恵
・平成12年5月の第2位
『Wait & See 〜リスク〜』/宇多田ヒカル
(ウェイト アンド シー)
・令和2年5月の第2位
『夜に駆ける』/YOASOBI(ヨアソビ)
昭和55年5月の第2位:『謝肉祭』/山口百恵
中「山口百恵さんは当時21歳、この曲が発売される直前に
三浦友和さんとの婚約と芸能界引退を発表しました。」
徳『発売から2ヶ月近く経って、ザ・ベストテンでは1位に
輝くなど、人気が沸騰いたしまして、同チャートの
『ハガキリクエスト部門』では女性ソロアイドルとして
初めて1位を獲得する快挙も達成しました。』
中「引退から40年となった今年(2020年)、ついに、
サブスクリプション(定額音楽配信)もスタートして
歌謡曲好きから注目もされましたよね!」
徳『↓ クイズスレでも出題しましたけれどもー、これ、
我々がテレビでやってた頃には考えられないですよ。
定額で音楽が聴き放題な時代が来るだなんて!』
徳『そして、この収録(記事をちょうど書いている)最中、
百恵さんの息子さんと声優さんの結婚が発表されたり、と。
引退から40年経った今でも存在感を発揮していらっしゃいます。』
中「義理のお母さんがってねwww それでは、
山口百恵さんで『謝肉祭』です。どうぞ!」
平成12年5月の第2位:『Wait & See 〜リスク〜』/宇多田ヒカル
徳『当時17歳だった宇多田ヒカルさん。5枚目のこの曲は、
発売初日までの出荷枚数が102万枚を記録しまして、
オリコン調べでも年間3位の大ヒットとなりました。』
中「先ほどの倉木麻衣さんも当時17歳でしたから、
2000年に入って、本当に旋風を巻き起こしてたんですね~」
徳『渋谷の街を舞台に、CGによる合成された
映像(PV)にも注目してください。
宇多田ヒカルさんで『Wait & See 〜リスク〜』。どうぞ!』
令和2年5月の第2位:『夜に駆ける』/YOASOBI
中「昨年(2019年)デビューしたYOASOBI(ヨアソビ)は、
・26歳の男性ボカロプロデューサー・Ayaseさんと、
・19歳の女性歌手・ikura(幾田りら)さんによる
2人組の音楽ユニットです。」
徳『ボカロPと女性歌手のユニットで、楽曲を発表するのが、
動画サイトYouTubeや音楽配信限定シングルですからねぇ~』
中「この『夜に駆ける』という楽曲も、実は、
小説投稿サイトに投稿された『タナトスの誘惑』という作品
を原作として作詞・作曲をされたそうです。」
徳『YouTubeに限らず、TikTok、Spotify、LINE MUSICなどで
この春、大きく注目され数千万回という再生回数を記録。
新しいヒットの構図って感じが致しますですよねー』
中「それでは映像にもご注目してお聞き下さい、
先月の第2位、『夜に駆ける』/YOASOBIですどうぞ。」
第1位
徳『いよいよ発表します、第1位!』
・昭和55年5月の第1位
『ランナウェイ』/シャネルズ
・平成12年5月の第1位
『桜坂』/福山雅治
・令和2年5月の第1位
『香水』/瑛人(えいと)
昭和55年5月の第1位:『ランナウェイ』/シャネルズ
中「当時23歳の鈴木雅之(すずき・まさゆき)さんを
中心とした10人組だったシャネルズは、
この『ランナウェイ』でメジャーデビューをすると、
オリコン7週連続1位の大ヒットとなりました。」
徳『パイオニアのラジカセ「ランナウェイ」のCMソング
でありまして、曲を印象づけるために歌詞を変え、
冒頭を商品名でもある『ランナウェイ~♪』から
始めたことで、曲・商品ともにヒットしたそうです。』
中「今でも、鈴木雅之さんは精力的に活動されてて、
それこそ『かぐや様は告らせたい』の主題歌とかね~」
徳『自称“アニソン界の大型新人”の、本当の(?)新人時代
デビュー曲をお聞きいただきましょう。』
中「それでは、『ランナウェイ』です。どうぞ!」
平成12年5月の第1位:『桜坂』/福山雅治
徳『福山雅治さんは当時31歳。歌手デビュー10周年の
記念碑的な位置づけで発売されたこの曲は、
男性ソロ歌手での売上記録を今なお保持しているという
自身最大のヒット曲(229.9万枚)となりました。』
中「『未来日記Ⅴ』のテーマソングでもあったこの曲は、
時代を越えて今なお歌い継がれていますよねー」
徳『それではお聞き下さい、20年前の第1位です。
福山雅治さんで、『桜坂』です。どうぞ」
令和2年5月の第1位:『香水』/瑛人(えいと)
中「瑛人(えいと)さんは23歳。この曲『香水』で
昨年(2019年)、配信限定シングルとしてデビュー。
先月に入って一気にブレイクし、第1位に輝きました。」
徳『実は、今、ハンバーガー屋さんで働いているという
瑛人さん、未だWikipediaに記事もないというキャリアながら、
Spotify の世界ランキングで1位に輝くなど、
本人も想像していない程に、若い世代で話題になっています。』
中「TikTokの歌ってみた動画から火がつくってのが、
本当に『口コミ』って感じがして、ねぇ~
今だな~って感じがしますねー」
徳『では、先月の第1位、瑛人さんで
『香水』です。どうぞお聞き下さい。」
おわりに
各ランキングのトップ5はこちらです。
昭和55年(1980年)5月
1位 『ランナウェイ』/シャネルズ
2位 『謝肉祭』/山口百恵
3位 『蜃気楼』/クリスタルキング
4位 『贈る言葉』/海援隊
5位 『倖せさがして』/五木ひろし
平成12年(2000年)5月
1位 『桜坂』/福山雅治
2位 『Wait & See 〜リスク〜』/宇多田ヒカル
3位 『Secret of my heart』/倉木麻衣
4位 『ハッピーサマーウェディング』/モーニング娘。
5位 『vogue』/浜崎あゆみ
令和2年(2020年)5月
1位 『香水』/瑛人
2位 『夜に駆ける』/YOASOBI
3位 『紅蓮華』/LiSA
4位 『I LOVE...』/Official髭男dism
5位 『未来はオンナのためにある』/ワルキューレ
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