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yentaがつくりだす偶発的な出会い ~自分の殻を破り、個の時代に備える~

yenta を利用して、大手企業で働きながら会社の外につながりを得られた、富士通株式会社の佐藤 俊一さん。佐藤さんの出会いがどのようなものだったのか、お聞きするなかで見えてきたのは、yenta がつくりだす偶発的な人の出会いでした。

生きづらいのは、心と身体に無理があるから

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イェンタさん:
佐藤さんの自己紹介をお願いします。

佐藤さん:
佐藤 俊一申します。あだ名はサトマンです。仕事は本業と副業があります。本業は 10 年前までシステムエンジニアで、今は業務改善コンサルタントをしています。会社は新卒で入社して 30 年以上勤めています。副業は心理セラピストをやったり、個人や法人向けにコスト削減のお手伝いをしています。

イェンタさん:
ありがとうございます。副業はどのような経緯で始められたのですか?

佐藤さん:
入社 3 年後にストレスが原因で胃に穴が開き、手術をしました。当時、コミュニケーションが上手くいかなかったり、無理のある働き方をしていました。気がついた時には、食べられない、眠れないような胃の痛みで、8 ヶ月入院するほど重症化していました。執刀してくれた医師から「胃に穴が開くと、胃酸がこぼれて他の内臓を消化し、死んでしまう。君は胃酸が漏れないよう、胃に薄い膜が貼っていた。学会で発表したいぐらい珍しい症例」と伝えられ、僕はその時に生かされている、生きている意味があると感じました。体が回復してからは、メンタル面を自分でコントロールできたらいいと思い、心理やスピリチュアルなど様々な本を読みました。

イェンタさん:
奇跡的な体験ですね。その後、心理セラピーは講座を受けられたりしたのですか?

佐藤さん:
20 年程独学で学びました。5 年前、僕がセラピーを学んだ方の投稿をフェイスブックで見ました。そのメッセージから語りかけられているように感じ、その方の体験会に行きました。その体験会で自分が変われたので、他の人にも体感してほしいと思い、講座を受けてセラピストになりました。

自分に向き合い、個としての自分を高める

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イェンタさん:
yenta を使い始めたのはいつ頃ですか?

佐藤さん:
1 年前ですね。自分の中にある常識という殻を打ち破りたいと思って使い始めました。

イェンタさん:
なぜそう思われたのですか?

佐藤さん:
セラピーはクライアントさんの思い込みを外す作業なのですが、自分も思い込みがあると気づきました。転職もせずに同じ会社で 30 年間働いていて、いざ定年して個として世の中に出た時に、俗に言うサラリーマン的な考えでは食べていけないと思いました。思い込みを外して、自分の可能性を広げるためにも、選択肢が 2 つあった時に、無意識的に A を選んでいたものを B を選ぶように変えてみようと思いました。

イェンタさん:
yenta でよかったところはどんなところでしょうか?

佐藤さん:
会社の方針で、50 歳を過ぎたら受ける研修があります。ライフプランを考え、能力の棚卸しワークをします。ライフプランでは 55 歳から 65 歳までの給料の変化を教わったり、家族の年齢からライフイベントにかかる経費を算出します。棚卸しワークは 2 つあり、1 つはスキルの棚卸しで生きるために稼げる能力を考えます。もう 1 つは人脈の棚卸しをします。会社、家族以外でよく会う 20 人の名前を挙げますが、意外とこれが書けないんです(笑)。列挙したら今度は性別、年齢で仕分けします。この時に付き合っている人脈が偏っていることは危険で、若い人から年上、性別も問わず、いろんな人と人脈を作ることが今後生きるために重要です。その頃はすでに yenta を使っていましたが、その話を聞いて yenta は人とのつながりを形成するツールとして最適だと思いました。さらに 1 対 1 で 1 時間程お話するので、セラピストとしての傾聴力に自信を持つことができました。今は yenta フル活用です。

イェンタさん:
yenta で常識の殻は破れましたか?

佐藤さん:
破けたと思います。異業種の方や独立されてる方のお話はとても刺激になりました。

イェンタさん:
印象に残っている方は、どのような方ですか?

佐藤さん:
僕は学校では教わらない大事なことを教える寺子屋をやりたいと思っています。お金、性、歴史のプロ達と一緒に寺子屋コミュニティを作りたいです。 yenta では 2 人同じ考えを持っている方と出会いました。1 人はデザイナーの方で、子供達にビジネスを考えさせる教育プログラムを提供されていて、大人も子どもの発想に刺激を受けてサービスが具体化するそうです。今度見学させてもらう予定です。もう 1 人はシステムエンジニアで独立されている方で、月 1 回のワークショップを開催されていて、心理の講師として呼んでもらったことがあります。自分の夢に共感してくれる人と出会えました。

イェンタさん:
他にも印象に残っている方は、いらっしゃいますか?

佐藤さん:
素晴らしい学生にお会いしました。自分が大学生の時と比較すると、本当に素晴らしいと思います。大学 4 年生の方で、親子くらいの年齢の差のある方と出会って、聞いたことをノートにとって勉強し、自分のやりたいことを考えて、貪欲に学ぼうとする学生にパワーを感じました。
あと、型破りな学生もいました。彼はビジネスで成功したい想いから、社長に会って勉強しようと考え、社長 1,000 人と飛び込みという型破りな方法で会ったそうです。約束をしていないので当然受付でお断りされますが、架空の会社名と訪問先の名前を適当に言うそうです。その中で時間を作って話してくれる方もいるそうで、面白いからって飲み会に連れてってもらえるようになったそうです。そこで知り合った社長に誘われて、入社されたそうです。彼の話はとても刺激になりました。

イェンタさん:
今後はどんな方とお会いしたいですか?

佐藤さん:
殻を破るために初めてお会いする方ともお会いしたいですし、最近は 1 度お会いした方と再開して、つながりを深くしたいと思っています。その中で夢を一緒に叶えられる方と巡り会うかもしれません。

イェンタさん:
yenta ならではの良さってありますか?

佐藤さん:
プロフィールが見れることと、会うこと前提なので会話がスムーズに入れますね。名刺交換会だとビジネスっぽくなってしまいますが、yenta はもっとフラットに話せます。

イェンタさん:
最後にまだ使ってない方へメッセージをお願いします。

佐藤さん:
大企業の方は使っていて損はないと思います。今の時代、大企業は安定しているという考えは崩壊していて、数年後どうなるかは分かりません。今後大企業は減っていくと思います。個の時代になっていく中で、人とのつながりは大事だと思います。大企業はピラミッド組織なので、仲が良くてもライバルなところもあるので、本当に仲の良い人は少ないかもしれません。本当に信頼できる人とのつながりを外につくる上で、 yenta は誠実な方が利用していて、変な方も少ないので信頼感のあるつながりを作るのに最適だと思います。

佐藤さんの yentaの使い方

これまでのマッチング数、興味ありされている人数

佐藤さん

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どのような人を右スワイプ (マッチングしたい) しますか?どれくらいの確率で右スワイプしますか?


様々な人にお会いしたいので 100% 右スワイプですね。学生にもお会いしています。

多い時はどれくらいの人に yenta で会いますか?

佐藤さん:
月 10 人ぐらいです。

マッチングした後はどのようなアクションをしてますか?

佐藤さん:
全員に「会いましょう」と連絡をしています。メッセージを送って返信のない方もいますし、途中で連絡が取れなくなってしまったりして、会えない方もいます。意外とそうやって絞り込まれていくんですよね。僕は職場が浜松町なので新橋のカフェで 18:00 以降に会います。

yenta の改善点

アプリ内で、検索の精度が弱いところですね。

yenta について


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