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yentaがつくりだす偶発的な出会い 〜信頼関係を築くことがフリーランスの安定につながる~

yenta を利用して、多くの人との出会い、繋がりを持たれたフリーランスの財前 雄太さん。財前さんの出会いがどんなものだったのか、お聞きするなかで見えてきたのは、 yenta がつくりだす偶発的な人の出会いでした。


ビジネス領域で人とのつながりを築くには

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イェンタさん:
財前さんの自己紹介をお願いします。

財前さん:
デジタルマーケティング領域のフリーランスをしています財前です。デジタル広告や MA ツールの活用支援を中心に活動しています。

イェンタさん:
ありがとうございます。yenta はいつ頃から使い始めましたか?

財前さん:
2019 年 7 月頃に使い始めました。Facebook で yenta の広告を見たのがきっかけです。当時はフリーランスになったばかりで、仕事も常駐型が中心だったので、新しい人との付き合いは減っていました。常駐先以外の人とのつながりを増やしたくて yenta 利用しました。

イェンタさん:
実際に yenta をご利用いただいて、いかがでしょうか?

財前さん:
お会いした方々のうち、何人かとは Facebook を交換して定期的に連絡を取り合っています。また中にはお仕事を紹介してくださった方もいましたね。ただレコメンドを右スワイプしてマッチングする従来通りの使い方は、3 ヶ月ほど利用した後に休止していました。今年の 4 月に yenta を再開しました。

イェンタさん:
再開されたのはなぜですか?

財前さん:
フリーランスでお仕事のご相談をいただく時は、主に SNS から直接的にご連絡をいただくか、もしくは人材紹介を通してご連絡をいただくことが多いんです。SNS では LinkedIn や Wantedly 、人材紹介サービスとしてはクラウドテックやシューマツワーカーなどが代表的なサービスだと思います。

フリーランスを 1 年経験してみて、自身の置かれている状況が不安定だと感じました。人材紹介サービスを通した場合、1 件毎にリードタイムが長くて数多くの企業に応募する必要もあり、時間と労力を使う割には結果も芳しくありません。SNS からのご相談もタイミングが不定期で、自身の仕事の先行きが読めない状況でした。つながりの中から信頼を積み上げて、必要な時にご依頼をいただく関係性を築くことの方が、安定すると考えるようになり、yenta を思い出して再開しました。

また yenta では、課題感に提供価値がマッチすれば人を紹介する文化があり、長期的に見ると自身のチャンスを拡げていく活動になると考えました。

イェンタさん:
再開された時に、タイムラインをお使いいただいたのでしょうか?

財前さん:
はい。yenta を再開して、タイムラインが実装されたことに気づきました。様々な人の投稿内容を見て、自分が会いたい人と会えそうなサービスで良いなと感じました。試しにタイムラインへ募集を投稿したところ、すぐに応募をいただいて、早速お会いすることができました。


タイムラインをハックして、見えたこと

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イェンタさん:
財前さんはタイムラインを多用していただいていますよね。

財前さん:
160 件募集して、応募は 111 件いただきました。Zoom などでお会いしたのは 59 件です。

イェンタさん:
すごく多いですね。数字が明確にお答えいただけるのは、全てトラッキングしているのですか?

財前さん:
はい。募集ごとの応募数、「いいね」数など全て、スプレッドシートに書いてまとめています。数字を見ながら、募集内容やタイトルなどの改善を繰り返しています。

イェンタさん:
タイムラインの PDCA を回す中で、どんな気づきがありましたか?

財前さん:
抽象度が高い話題は応募が少ないです。例えば、「yenta の未来について話したい人」や「地理学で見るアフターコロナ」などの話題では、応募は 0 件でした。一方、具体的な話題や固有名詞がある募集、例えば「100 日後に死ぬワニの炎上について語る会」や「広告代理店の営業は今後要らなくなる説」などは応募が集まりました。

イェンタさん:
具体性だけでなく、話題選びにも工夫があると感じました。

財前さん:
はい。最初は自分と同じ職種の方や僕が価値を提供できそうな方と出会いたく、「フリーランス×マーケッターの人、単価とか営業の仕方を話しましょう」や「マーケティングのアドバイスをします」という募集を出しました。しかし、蓋を開けてみると、マーケッターではなくマーケティングを勉強したい方の応募が多く、期待とは逸れる結果になりました。yenta では、出会いたい層の方と効率良くお会いできることを求めていたので、募集内容を改善することにしました。

その後は、「広告代理店の営業は今後要らなくなる説」のようなディスカッション形式を検討しました。募集してみると、反応がよかったですし、私も価値観の合う人と繋がることができました。同じインターネット広告専業の代理店の方や Google 出身のフリーランスの方にお会いでき、彼らとは定期的に連絡を取って、情報交換しています。

今も基本的にディスカッション形式を取っていて、話題としては「動画資本論について語る会」など、マーケティングを土台にしながら課題解決に特化せず入り口を広げた内容を書くようにしています。

イェンタさん:
価値観の合う方をお呼びできる話題選びと、具体性のバランスが重要なんですね。他にも気づきはありましたか?

財前さん:
応募はしなくても、見ていただいている方はかなり多いと気づきました。お会いした時に「前回〇〇の投稿を見ましたよ」と言っていただくことが多かったりします。

イェンタさん:
財前さんは応募もされていますよね。

財前さん:
はい。過去に「インサイドセールスについて話しましょう」や「セールスフォースについて話しましょう」などに応募しました。マッチングでお会いした時は、自己紹介に時間を使ってしまって価値観の共有といった深い話まで到達しづらいですが、その点タイムラインはテーマが決まっているので話やすいですね。話題も想像できるので、お互いに期待値の齟齬もおきません。

イェンタさん:
マッチングとタイムラインでの出会いに、差があると感じられますか?

財前さん:
差はあると思います。一番の差は熱量ですね。タイムラインでは意志をもって応募されるので、ほとんどの方とすぐにお会いできます。また生産的な話ができていると感じます。

イェンタさん:
財前さんはつながりの中からお仕事が生まれる関係を築くという長期的な目的達成のために yenta をお使いいただきましたが、実際にお仕事につながった体験はありましたか?

財前さん:
募集でお会いした方から、お仕事をご紹介いただくことができました。当初 yenta に期待していたことが早くも達成されましたし、仮説通りリファラルでお仕事を得られると安定しそうだと実感することができました。

イェンタさん:
yenta での出会いについてもコミットされているのは、マーケターの職業病でしょうか?

財前さん:
そうですね。もはや趣味として楽しんでいますね。プロフィールにスプレッドシートの URL を書いていて、今までのいいね数などの数字を全部公開しています。お会いした時に、「スプレッドシートを見ました」と言っていただけることがあります。

イェンタさん:
財前さんは情報を共有することを嫌わないですよね。

財前さん:
情報をオープンにすることは、結果的に私の独自性や強みを伝えることになると考えています。PDCA 改善が私の趣味なところもありますが、募集を160回出し続けて改善してきました。同等の回数や頻度でタイムラインへ募集を投稿している方は、私がみる限りだと、ほとんど見たことがありません。

イェンタさん:
今後は yenta をどのようにお使いになっていきますか?

財前さん:
タイムラインは今後も積極的に使っていきたいと思います。また今後はお会いできていない経営者層とつながりたいと思います。

イェンタさん:
最後にまだ使ってない人へメッセージをお願いします。

財前さん:
ビジネス領域で人に確実に会いたいと思ったら、yenta を使うべきだと思いますし、タイムラインをおススメしたいです。yenta は、ビジネス領域でのマッチングが共通目的として共有されていますし、ユーザーの質も担保されていると思います。ビジネスでの関係性を求める方は使うことを強くお勧めします。

財前さんの yenta の使い方

これまでのマッチング数、興味ありされている人数

財前さん

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どのような人を右スワイプ (マッチングしたい) しますか?どれくらいの確率で右スワイプしますか?

財前さん:
今は 2 日に 1 回の頻度で右スワイプをしています。条件としては、マーケティング系、SaaS系など、自分と近い業種業界の方を右スワイプしていました。割合としては 3 割くらいです。

多い時はどれぐらいの人に yenta でお会いされますか?

財前さん:
日に2、3人、多い月だと50人ぐらいとお会いしていました。

マッチングした後はどのようなアクションをしてますか?

財前さん:
基本的に自分から連絡しています。今はオンラインでお会いしていますが、コロナ禍以前はお互いの最寄りの駅近くでお会いしていました。情報交換を目的とした会話が多く、お互いの仕事の話や保有するスキルについて共有していました。

yenta の改善点

財前さん:
「会ってよかった」の高評価のコメントだけでなく、ネガティブのコメントも見たいです。たまにお会いする約束を忘れてしまう人や募集内容とは全く異なる話題を持ちかけられたことがあり、ネガティブなコメントが見れると、そのような方との接触を未然に防げると思いました。

他にはタイムラインの表示順を人気順以外にタイムラインの評価順や信用スコアなどで選べる良いと思います。

財前さんのストーリーに関するリンク

yenta について



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