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出張博物館「函館の縄文展」(2020.4.2-9.22)

函館市五稜郭町の「函館市中央図書館」1階ロビーで
出張博物館「函館の縄文展」が開催中です。

(図書館内は「撮影禁止」となっております、函館市中央図書館の許可を得て撮影しております)

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函館で出土された土器や石器の展示のほか、
桔梗町「サイベ沢遺跡」発掘調査から始まる遺跡発掘調査や、
江戸時代、蝦夷地で発見された土偶や土器について書き残した
「蝦夷嶋奇観」(函館市指定文化財)を抜粋して紹介。
世界文化遺産登録に向けて動いている「北海道・北東北の縄文遺跡群」についても少し紹介されています。

このnoteでは、
出張博物館「函館の縄文」の展示内容について
数回にわけてご紹介いたします

壺形土器 (日の浜遺跡/縄文時代晩期)

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恵山地区・函館市高岱町の「日の浜遺跡」から出土した亀ヶ岡文化期(縄文時代晩期)の壺形土器
この遺跡からは手の込んだ美しい文様の土器が出土し「日の浜式」と呼ばれていたそうです。

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説明文にあった、「手の込んだ美しい文様」
(個人的には文様より土器の「赤い色」が気になりました。「文様」は覚えていて、ほかの遺物と比べてみたいと思います。)

「函館市史 通説編第1巻・第2編 先史時代」に「亀ヶ岡式士器」、「日ノ浜式」についての記述あり


鉢形土器・浅鉢型土器・壺形土器 (日の浜遺跡/縄文時代晩期)

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鉢形土器の外側には煮こぼれの痕があり、日常的に使われていたことがわかるそうです。
昭和50年代に遺愛高校の歴史研究班考古学グループが調査した際の出土品とのこと。

ミニチュア土器 (日の浜遺跡/縄文時代晩期)

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日の浜遺跡から出土した晩期のミニチュア土器。
手の込んだ文様の土器をそのまま小さくしたもので、祭祀用に作られたと考えらえます。
道南の資料館を回っていると、このような「ミニチュア土器」をよく見かけた気がします(調べておきます)。

こちらも、昭和50年代に遺愛高校の歴史研究班考古学グループが調査した際の出土品。
昭和50年代...遺愛OBの人に聞いてみようかな

日の浜遺跡(函館市高岱町)

「北の縄文」紹介ページ、イノシシ型土製品が出土した円筒土器文化の集落と晩期の土坑群

蝦夷嶋奇観 (函館市指定文化財、昭和39年指定)

寛政10年(1798)近藤重蔵が蝦夷地を巡視した際、同行した秦檍丸がその時に得た見聞をもとに著した書物です。

「北海道大学北方資料データベース」から閲覧できます。


出張博物館「函館の縄文」

会期: 2020年4月2日(木)~9月22日(火)
会場: 函館市中央図書館・1階ロビー(函館市五稜郭町26-1)

(図書館内は「撮影禁止」となっております、函館市中央図書館の許可を得て撮影しております)

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