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新しいエンニュイからご挨拶。

2021年から長谷川優貴一人での演劇ユニットだったエンニュイが新メンバーを入れて組合として再スタートをすることになりました。

メンバー
青木省二
市川フー
zzzpeaker
高畑陸
土肥遼馬
二田絢乃
長谷川優貴


以下、メンバーのエンニュイへの意気込みコメントです。



長谷川優貴

長谷川の想いは、個人のnoteに書いてあります。↓




エンニュイのメンバーになりました。
自分は芸人から始まり、コンビを組んだり1人でやってみたりしてきたので、劇団というか団体に所属するのは初めてです。

芸人をやっていた時にお芝居に触れ、楽しさを感じて、色々な舞台に立たせていただきましたが、ようやく「ここだ!!」と思えたのがエンニュイでした。
昔は1人やコンビでやるんだって思っていたけど、こうやって団体に入ることによって、自分の不甲斐なさももちろんありますが、助け合える良さを感じました。
僕が芸人一年目の時、主宰の長谷川さんとはお笑いライブなどで一緒だったですが、その時から17年経って、まさか一緒の団体で、しかも演劇でやっていくとは思いませんでした。長谷川さんは三年先輩ですが、年齢は同い年の40歳。
40歳、最後の挑戦だと思っています。
夢とか熱い思いとか言霊みたいなこととか、言わない主義でいたのですが、年なのか環境なのか芸人じゃなくなったからなのか色々あってなのか分かりませんが、今は言えます!絶対売れます!!
いや、売れるって言葉もなんか軽い感じに聞こえる感じがしますので、エンニュイで、
エンニュイが、
エンニュイとして、
絶対絶対一旗あげて一花咲かせます!!!

市川フー



お客さんのため自分たちのため神のため演劇のため、なんて口が裂けても言えません。風景がただあり、それは通り過ぎられ、意味があるように、今の演劇(われわれ)はあり得ると信じます。

青木省二




意気込みをカタカナにして文字として見るとイキゴミで、片仮名なのに、片仮名だからか、生きたゴミみたいなフィーリングの、雰囲気の、ニュアンスみたいな、出ちゃってませんか

少し悲しいです、生きたゴミだなんて

エンニュイは組合であり、あつまりであり、チーム。何かしらの。

肝は『何かしらの』じゃと勝手に思っとる 劇団とかじゃないと思ってる

『演劇』をやる集団ではないと思っている(個人差があります)

俺はいっつもライブやる組合じゃと思ってる ええバンドだとも思っている


zzzpeaker



こういう形で、演劇をやるコミュニティにちゃんと所属するのは10年ぶりです。
新しい居場所ができるのは人生でもあまりないことなので、大事にしていきたいです。

長谷川さんと初めて会ったのは3年前。神奈川県の演劇コンペに別団体として参加していたのがきっかけでした。
そのときの作品『平面的な世界、断片的な部屋』がすごく良くて、それから何度か長谷川さんの作品を観に行っていたのですが、終演後に挨拶をする僕はいつも死んだような目をしていたらしいです。
表情や言葉で気持ちを伝えるのはすごく難しい。生きるの下手くそな自分ですが、色んな偶然に恵まれて、こうやって一緒に作っていける機会をもらえて良かった。

第0回公演、「エンニュイはここにいるよ」って、お客さまに産声が届くように、創作に携わっていければと思います。
個性まみれのメンバーの中で、自分がいる価値をちゃんと残せますように。
僕自身もこの公演を作る過程で生まれ直したい。

そういえば、僕が初めて発した言葉は「たたつ」だったらしいです。
たまごのことをそう呼んでいたみたい。余談です。

何年か後に、「第0回からメンバーだったんだ」って自慢できるような団体にします。おぎゃあ!

土肥遼馬



人としてありたい、あれんのか、おい。という心境です。

映像配信や即興コントではまず内容や情報があるイメージですが、エンニュイは人としての、ということです。

同時にエンニュイという組合としてあれんのか、おい、という公演でもあるのだと思います。

あとは健康に気をつけてやっていきたいです。

高畑陸



初めて長谷川さんの作品をみたのは2019年の年末、
いわき総合高校の『平面的な世界、断片的な部屋』でした
人生で一番おもしろかった演劇です
空間と高校生、と時間とが混ざり合って溶けていくさまを
スローモーションで、観測しているようでした
星をX線で観測するときの線が、軌道が何かを、わたしの魂を包んでいました

長谷川さんとつくるエンニュイにいると
おんなじ、感覚になります
空への解像度が高いのにどこか揺らいでいて、ぐにゃっと歪んでみえてきます

小さい頃からどこにいても
いつもどこかに帰りたいと思っていた
長谷川さん及びお仲間さまは、
腹わたにある、揺らぐ青い炎を一緒に育ててくれる人たちです

ガスの元栓閉めたかな、
共に確認しに帰ってくれる、けど、すぐまた、炎を眺めたり、それでお湯を沸かしたりする

そんな単細胞なみなさまと
揺るぎない、揺れを観測し続けて
醒めない街を、創っていきます

二田絢乃




エンニュイには、いわゆる生粋の演劇人がいません。

そこで演劇でないものを作る、ということではなく、遠回りでも車輪の再発明の様に演劇を作ることで新しい可能性を探っていきたいと思っています。色眼鏡で見られがちですが、演劇外から来たメンバーだからこそできる柔軟な作品を作っています。

エンニュイは、ライブ感を大切に公演を行っています。再現性よりも、その場で起きる現象を求めています。最悪、台本も舞台もなにもなくても、我々の身体さえあれば、いつでもどこでもパフォーマンスができる団体でありたいです。

これから、何にも囚われずに活発に活動していきます。意味や理由は後付けで考えます。とにかく、常にその時の感覚を大切にします。

日々進化していくと思うので、追いかけてもらえると嬉しいです。

どこかでお会いしましょう!


photo:長谷川健太郎



information


エンニュイ第0回公演
『babbling』の公演の配信のアーカイブが販売が本日までです!
12/10 23:59までご視聴可能です。

11/26 13:00-
https://twitcasting.tv/hase0616/shopcart/199913

11/26 18:00-
https://twitcasting.tv/hase0616/shopcart/199914



【脚本・演出】
長谷川優貴

【クリエイションメンバー】
市川フー
zzzpeaker
高畑陸
二田絢乃

以上エンニュイ

https://youtu.be/EUAqWlCWANA


告知2

主宰の長谷川によるワークショップが明日あります!

12月11日(日) STUDIO MATATU
①13:30〜16:00
https://tiget.net/events/218410
② 17:30〜20:00
https://tiget.net/events/218411
各回 参加費:2500 *見学のみ¥1,000


告知3

エンニュイ今年最後のライブです!

12月25日
パフォーマンスLIVE
『あのひのあれこれ』
家劇場 北千住



13:30〜

過去のエピソードが重なり合いおこるあれこれ。
即興的なゲーム性をもった公演です。

市川フー
浦田すみれ
小林駿
zzzpeaker
高畑陸
中村理
二田絢乃
長谷川優貴

予約サイト↓
https://torioki.confetti-web.com/form/1903


エンニュイshop

エンニュイwebサイト

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