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私のヴィーガン料理 1

家では、Rが主にイタリアンを作るため、必然的に私は和食とアジアっぽい食事を作ることが増えました。

ヴィーガンって聞くとカラフルで、アボカドとかを使った料理も多いですが、私は環境負荷を考え、できるだけ輸入食材を避け、和食を作るようにしています(そのおかげで、アボカドもバナナも1年くらいは購入していません…恋しいけど)。

レシピと呼べるほどのものではありませんが、簡単にできる和食ベースのヴィーガンレシピをご紹介します。

カブと小松菜のしょうゆ麹和え

蒸した(茹でてもOK)カブと小松菜に、自家製しょうゆ麹を混ぜるだけ。それだけでも美味しいですが、今回はすりゴマを合わせました。
日本食でよく使うゴマですが、私が使っている大袋は外国で生産されたゴマだと判明し、ショック…。

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山ウドと人参のきんぴら風

なぜ「きんぴら風」なのかというと、味付けには、甜麺醤を使っているから。炒めた山ウドと人参に、甜麺醤、しょうゆ、酒、豆板醤を混ぜたペーストを混ぜ合わせるだけ。仕上げに、白ごまをトッピング。
中華で使われる甜麺醤や豆板醤。私が使っているものは、ラベルをチェックしたところ、ヴィーガンと知り、重宝しています。麻婆豆腐をつくるときに、「素」を使わず、甜麺醤と豆板醤を使って作ると、味がより本格的に!「素」とか既製品を使わないと、増粘剤とか余計なものが入っていないことに加え、味の調節ができますよ。

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タケノコと高野豆腐の包み焼き

中身には、すりおろしたタケノコ、すりおろした高野豆腐に、しょうゆ、酒、みりんで味をつけ、餃子の皮に包んで焼くだけ。
すりおろしには少々時間はかかりますが、高野豆腐でもっちりと仕上がります。また、皮がパリッと焼けるので、食べた食感も楽しめます。
お肉をやめると、「カリカリ」「パリッ」といった食感を楽しむのが難しく(野菜だけの揚げ物レシピってあまりない…)、たまに恋しくなります。
餃子のように、お酢と醤油をつけて食べました。

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カブのトマトカレー

1. みじん切りにしたニンニクと生姜を炒める
2. みじん切りにした玉ねぎを炒める(色がきちんと変わるくらいしっかり)
3. クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、チリパウダー、ガラムマサラパウダーをお好きな量入れて炒め合わせる
4. ソイミートを入れて、カブを入れる
5. トマト缶を入れて煮込む(今回は半分くらい入れました)
汁気の少ないカレーにしたい、汁気を残したい、などお好みの煮込み加減にして完成。今回は、余っていた水菜も入れて緑を足しました。
カブがほっこりして美味しい! 

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余り物の寄せあつめライスサラダ

炊いて残ったご飯(我が家は玄米)を活用した、ライスサラダ。
とにかく余っている野菜を小さめに切って、お酢、オリーブオイル、塩、こしょうで混ぜるだけ。
今回はもともと作っていた赤カブサラダに野菜と味付けを少し加えて、残りご飯と混ぜて簡単に。赤カブサラダは、はちみつ、マスタード、すし酢、オリーブオイルにつけていたものと葉物のサラダ。これまた冷蔵庫にあった夏みかんの皮を細かく砕いたものを追加して、夏みかんのさわやかなあと味が残るライスサラダに仕上げました。
私はよく、翌日のランチやスナックになるように、と夕食が終わったあとの残り物で作って、冷蔵庫で保管しておくことが多いです。残り物でできるので、本当に混ぜるだけ。でも、ちょっとした朝食やランチになる美味しく、見た目もきれいな一品になりますよ。

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お肉がない食事の「食感」を工夫する

お肉を食べなくなってから、「食感」の大切さに気がつきました。やっぱり、あのお肉の食感を他の野菜で再現するのは難しい。味が恋しくなくても、お肉に食べ慣れていると、食感が恋しくなるときがあります。

そんなときは、
1. 大きめにカットとして食べ応えや噛み応えがでるようにする
2. にんにくや生姜、スパイスを活用して、味にパンチを効かせる
3. ソイミートを使って食感を補う
4. 里芋やじゃがいも、など満腹感の出やすい食材を活用する

など、工夫をしています。とくに意識して「こうしなきゃ!」というわけでもなく、自然とこんな工夫が生まれてきました。

特に私は、背も高くよく食べ、肉も食べるRと一緒に暮らしているため、「寂しい食事」と思われないよう、何気に工夫をこらし、満足して美味しくて健康な食事作りを心がけているのです。

ありがたいことに、肉好きなRは、食事も生活スタイルもあまりこだわりがないため、家での肉なし生活に文句も言わず、「美味しい!」と、たくさん食べてくれています(さすがに外食しなくなって1ヶ月が過ぎた今日このごろは、お肉が恋しいと言っていますが…笑)。

ヴィーガンやベジタリアンの場合、よく栄養に関しての疑問や不安が多いようですが、私はそんなに気をつけることなく、届いた旬のオーガニック野菜をメインに、乾物を取り入れつつ食事を作っています。旬のオーガニック野菜を食べることで、基本的に丈夫な体になっているような…。。

旬なので料理のレパートリーは限られますが、毎回工夫して美味しく頂いています。農家さんに感謝。

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