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コロナ禍の夏休みは“予算減”、“自粛意識の過ごし方”に変化!女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」が、「若年層女性の夏休みの過ごし方」を調査

調査サマリー
1.今年の夏休み予算は「10万円以内」。例年の予算から大幅ダウン
2.夏イベントの中止が、若年層女子の夏休み予定に影響
3.今年の夏休みは「友達から家族」、「外から内」へ変化

※調査結果をご紹介いただく際には、「Trend Catch Project 調べ」と注釈を記載ください。

今年の夏休み予算は「10万円以内」。例年の予算から大幅ダウン

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今年の夏休み期間について尋ねたところ、例年と比較して、「夏休み期間は変わらない」と答えた人が約50%、「夏休み期間が減った」と答えた人が約40%という結果になりました。「夏休み期間が増えた」との回答はわずか4%でした。

新型コロナウイルスの影響から、授業スケジュールの変更などのしわ寄せが起こっていると考えられます。夏休みの過ごし方などにも大きな影響が出てくるのではないでしょうか。

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昨年の夏休み期間で使用した金額に関して質問したところ、全体の約3割が、昨年の夏休み期間で「10万円以上使用した」と回答しています。次いで「5万円~7万円」「7万円~10万円」という結果になりました。昨年の夏休み期間には、全体の約6割が5万円以上を使用しており、自由に使える時間が多いため使用金額も増える傾向にあるようです。

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今年の夏休み予算について見ていきましょう。全体のうち、4割弱の学生が「予算を決めていない」と回答。新型コロナウイルスの影響から外出に制限がかかるため、具体的な予定を立てることが出来ないこと、アルバイトのシフトが減っていることからの収入減といった背景が考えられます。その他にも、設定額のうち最も割合の多かった「3万円~5万円」という予算からも、今年は低予算で夏休みを迎える傾向にあるようです。

昨年の夏休み期間には「10万円以上使用した」と回答した学生が最も多かったことから、今年の夏休み予算が大幅ダウンしていることは明らかです。

夏イベントの中止が、若年層女子の夏休み予定に影響

夏休み調査 設問56-1(ドラッグされました)

続いて、来たる2020年の夏休みの過ごし方を調査しました。全体の約8割が、今年の夏休みに参加予定だったイベントのうち、「中止になってしまったイベントがある」と回答。コロナ禍で、女子大生・女子高生に人気の夏イベントにも大きな打撃があることが分かります。

夏休み調査 設問56-2(ドラッグされました)

さらに、参加予定だったイベントのうち、新型コロナウイルスの影響により中止となったイベントのジャンルを尋ねたところ、「花火大会(55%)」、「お祭り(53.8%)」、「ライブ(43.8%)」が多い結果に。夏ならではのイベントが上位を独占しました。夏の風物詩とも言えるイベントの相次ぐ中止は、若年層女子の夏休み期間の過ごし方にも影響を及ぼしているのではないでしょうか。今年の夏休み期間では、個人間で行える夏の風物詩の需要が高まると予想されます。

今年の夏休みは「友達から家族」、「外から内」へ変化

夏休み円グラフ1

例年通りであれば、今年の夏休みを誰と、どのように過ごす予定だったのでしょうか。女子大生・女子高生のうち67%が「大学の友達」と夏休みを過ごしたかったと回答。次いで、「地元の友達」が62%という結果になりました。夏休みは友達と仲を深めるチャンスだと考えている人が多いことが分かります。

夏休み調査円グラフ2

次に、夏休みをどのように過ごす予定だったかを見ていきましょう。女子大生・女子高生のうち87%が「旅行(日帰りも含む)」がしたかったと回答しています。次いで、65%が「テーマパーク」に行くことを望んでいたようです。休みが長い夏休みだからこそ、友達と遠出をする予定だったと考えられます。

夏休み調査設問9_10_risako(ドラッグされました)

昨今の状況を踏まえ、今年の夏休みは誰と過ごす予定なのかを調査したところ、4割超が「家族」、次いで2割超が「地元の友達」という結果になりました。
現在は多くの大学でオンライン授業を実施しているため、特に新入生は大学というリアルな場で友達との仲を深められていないこと、実家に帰省して授業を受けている地方在住の学生が多いということも関係しているのではないでしょうか。

夏休み調査設問9_10_risako(ドラッグされました) 2

今年の夏休みの予定に関する質問では「家で過ごす」と回答した学生が最も多い結果に。今年は遠出はあまりせず、できるだけ家で過ごそうとする傾向にあると考えられます。

また、次いで割合の多い「勉強」の予定から、家にいる時間を有効活用して自分のスキルアップに充てるようとする人も多いようです。

この度の調査から、2020年における女子大生・女子高生の夏休み事情は、新型コロナウイルスの影響により大幅に変化したことが明らかになりました.

例年では夏ならではのイベントを楽しみ、友達と旅行に行くなどの計画を立てているという回答が目立ったものの、今年の夏休みは「家族と家で過ごす」など、若年層女子の大半が外出自粛を心がける予定であると考えられます。新型コロナウイルスによる女子大生・女子高生への生活スタイルの変化から、未だ「自粛すべき」といった意識があるのではないでしょうか。

<調査概要>
調査名:「夏休みの過ごし方」に関する調査
調査期間:2020年7月3日(金)~ 7月10日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象: 全国の女子高校生、女子大学生
回答件数:合計103件

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【本件に関する問い合わせ】
RooMooN株式会社 広報
メールアドレス:press@roomoon.jp
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女子大生・女子高生マーケティング集団「Trend Catch Project」について

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「Trend Catch Project」は、2018年10月に発足した女子大生・女子高生マーケティング集団です。参加している学生主導で活動を行い、企業様へのマーケティング支援やトレンド発信を目的に、日々活動しています。

現在、関東・関西を中心とした高校生・大学生・短大生・専門学生が約80名ほど所属。今後さらに規模を全国に拡大し、女性のライフステージに合わせたリアルな意見を社会に向けて発信していきます。

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