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【トレキャOBOG訪問 vol.16】「縁と運とセンス」が可能性を広げる。 フォースタートアップス / 鈴木 聡子さん

こんにちは!
女性マーケティング集団【Trend Catch Project(トレキャ)グループ】のゆっか、あみです🐈🐾

社会で活躍されている人生の先輩方にOBOG訪問をして、学生に向けて発信する「トレキャOBOG訪問」!👏

第16弾は、フォースタートアップスでCommunication Design Officerとしてご活躍中の鈴木聡子さんにお話を伺いました!✨

▼1分で分かる!トレキャメンバー作成のグラレコ

トレキャ関西メンバーのやすほが作成。

鈴木 聡子さん プロフィール

リクルート、住友不動産、Kaizen Platform、メタップス等でのキャリアを積み、2019年よりフォースタートアップス(株)に参画。営業、広報など様々な経験をした後、現在はフォースタートアップスで社長室 / Communication Design Officer/ヒューマンキャピタリストを務める。また「New Norm Consortium」事務局長や東京都採択事業メンター、大学での講演など幅広く活躍している。

アウトプットに、学生も社会人も関係ない

ー 今の会社で働くことになったきっかけは何ですか?

これまでの仕事の中で、スタートアップ企業の方々とお仕事をする機会が偶然ありました。彼らの発想や世の中に対して仕掛け創り、創業のストーリーや想いなどに触れていくうちに応援したいと純粋に思うようになっていったんです。

その一方で、スタートアップ側は順風満帆に事業を進められているのかというと、急激な成長による優秀な人材の不足、大企業とのリレーション構築にハードルが高いなどの課題を持っていると相談をもらうようになったことがきっかけで、少しでも力になりたいと思いから活動をしていました。

時に、支援者として、時に事業側の人間として中からスタートアップの事業成長を共に創ってきました。様々な立場でスタートアップと関わってきたことがきっかけで、もっと多くの人が選択肢としてスタートアップキャリアを視野に入れたり、スタートアップが提供するサービスやプロダクトがしっかりとユーザーに届くような動きをしていくことはできないかと考えていました。

そんな時、成長を目指すスタートアップの応援者としての仕事がある、と昔の同僚から声をかけてもらったことがきっかけで「フォースタートアップス」というチームに入ろうと決めました。

ー学生時代の経験が仕事に活きていると感じることはありますか?

めちゃくちゃありますよ。
自分のアウトプットが世の中に影響を与える、価値があるという点では、学生も社会人も関係ないと考えています。だからインターンでも、年下の方でも、他業界の方でも関係なく良い意見は聞きたいし、アドバイスももらいたいと思っています。人それぞれ歩んできた道、経験してきたこと、視点が異なるので全てが糧だと思いません?

私自身、学生時代に様々な経験をさせていただきましたが、当時はなんの文脈もない経験たちも、一つ一つ丁寧に真剣にぶつかって積み重ねてきて良かったと感じています。

スタートアップ企業に向いているのは、「自らがロールモデルになれる人」

ー 大手企業とスタートアップ企業、どちらもご経験されている鈴木さんですが…。具体的に、どのような違いがありますか?

大手企業は、やるべき仕事がきちんと決まっているので、分かりやすく物事が進み、達成感を感じやすいのが特徴ですよね。「階段を1段ずつ上って、着実に進んでいきたい」という人に向いている環境だなと思います。

一方で、スタートアップ企業に新卒で飛び込むには、かなりの勇気がいると思います(笑)。

スタートアップの情報はインターネットやメディアが増えてきてはいるものの、肌ざわり感のある情報に触れられるかというとまだまだ少ないなと感じています。また成長が早い分、変化も激しいので捉えにくいという側面もあり、選びづらいのではないのかなと思うこともありますね。けれど、私自身の経験やこれまでの一緒に働いてきた方々を見てきて感じているのは、働くことを通じて自分の限界値を超えられるのは圧倒的にスタートアップ企業の環境だということですね。

自分が一番自分の可能性を信じるべきだと思うんです。成長したい人は人生一度は絶対スタートアップに挑戦するべきだと確実に伝えられます。

ー スタートアップ企業ならではのやりがいと、苦悩をそれぞれ教えてください!

いい質問ですね!スタートアップ企業は、自分のやる気次第でいくらでもキャリアを広げられること、短期間で経験という場数を踏めること、またそういった自分の動きの1つ1つが会社を進化させ、世の中に必ずインパクトを与える、それをダイレクトに体感できることがやりがいですね。

もしかしたら大変だなと思うのは、自らロールモデルを作っていく必要があるというところですかね。「仕事を作る」という自主的な意思を持つことが求められる環境なので成長の可能性を秘めている反面とてもシビアな環境でもあると思います。自分の正義を作れる人や、芯がある人、変化に柔軟に対応できる人などがスタートアップ企業の環境に向いていると感じますね。

仕事は「娯楽」。経験が仕事の価値に

ー 日々仕事をされていて、どんな時にやりがいを感じますか?

好きでやっていることなので、難しい質問ですね(笑)。一人の力ではなく、みんなで知恵や力を合わせることで世の中にインパクトを与える価値提供ができること、そしてそれを実感できることですかね。

フォースタートアップスは成長産業支援を掲げているので、日本の未来をかなり遠くまで見据えて動いている集団です。だからこそ、目の前の成果としては生きているうちに叶わないものもあるかもしれませんが、一つ一つのチャレンジが確実に未来に繋がっていると信じて日々取り組んでします一人一人が会社にとってものすごく大きな影響力になっているという所もフォースタートアップスのいいところですね。

ー 鈴木さんにとって「仕事」とはどのようなものですか?

アルバイトをしていた学生時代から、「経験を積むことができ、人脈を広げ、人間関係を作ることができて、さらにお金という報酬や評価までもらえるってすごくないか!」と思っていました。仕事をする目的として、お金よりも経験に重きを置いているからこそ、仕事が楽しいのかもしれませんね。

会社に所属しているのも一人では成し遂げられないものも仲間や志共にする方々とチームで挑めるからという理由もあります。仕事を通して、毎日様々な人生経験をさせてもらっています

ー 鈴木さん流、「失敗の乗り越え方」はありますか?

失敗を「学びのチャンス」と捉えることですね。
知らなかったからこその失敗なので、そこから学ぶべきことを見つけられたって捉えることで、それってとっても嬉しいことじゃないかなとまだまだ伸び代がある自分に気づけたことに喜びを感じます。だから私は失敗すると嬉しいですよ(笑)。

もちろん申し訳なさや悔しさが勝る時もありますが、悔やんでいても前進はしないので潔く経験として捉えます。そして失敗を活かしてもっと良い結果を出そうと気合を入れ直します。

ー 広報に興味のある学生も多いと思うのですが、どのような人が広報に向いていると思いますか?

「視点を変えて物事を進められる人」ですかね。

世の中的な視点を持っている人は、世の中のニーズをキャッチすることがうまいと思うんです。どのタイミングで、どのワーディングで発信していくのかを多角的に考えることができる。また、社内という視点に切り替えた時に社内の状況やメンバーのコンディション、事業進捗など戦略的にPRを考えることができる。

様々な視点で物事を整理、理解、把握するからこそ、受け入れられるタイミングで受け取りやすい情報を届けることができるのだと感じています。バランス感覚も大切ですね。

人生は、運と縁とセンス。キャリアプランを描かず、可能性を広げる

ー 今後、フォースタートアップスにどのように関わっていきたいと考えていますか?

フォースタートアップスは、マザーズ上場企業ではありますが、まだまだ創業数年のスタートアップです。世の中に対して、価値を提供できる会社となるためにどのような役割や立場であるべきかを考え取り組んでいきたいと思っています。時に変化や進化はつきものなので、芯を持ちながらも柔軟に対応していきたいですね。そのためなら、私自身は何者にでもなります。職種にはこだわらないです。

もうすぐ入社して1年となりますが、社長室、Communication Design Officer、そしてヒューマンキャピタリストと様々な職務を推進しています。

ー 挑戦することに対して、常に前向きなのが伝わってきます!そんな鈴木さんが、今後描かれているキャリアプランはありますか?

転職回数が多いからか気づけたことなのですが、私にはキャリアプランはないですね。というより持たないようにしています。キャリアプランを決めることで自分自身の成長の可能性を狭めてしまうのではないかと思っているからです

私のキャリアは、目の前のことを一生懸命やっていく中で、誰かがチャンスを与え、引っ張り上げてくれるイメージ。だからこそ、いつ声がかかっても挑めるよう、手を差し伸べられた時に、しっかり掴めるように備えているようにしています。

先日、『シン・ニホン』や『イシューから始めよ』の著者・安宅さんから面白い言葉をいただきました。元週刊プレイボーイ編集長の島地さんのお言葉とのことですが、「人生は運と縁とセンスである。えこひいきを足したら最強の人生だ。」という格言にしびれましたね。まだまだ人生経験たかがしれていますが、まさにその通りだと思うんです。実際に私も、えこひいき=人に引っ張りあげていただいたことによって、自分のキャリアの幅を広げられる楽しさや未来の広がりを教えてもらいました。

シマジ「人生は運と縁とセンスです!ここにえこひいきも足されたら最強の人生かもしれませんね。」(引用元:ISETAN men's net

ー あえてキャリアプランを描かないことで、未来の可能性が広がっていくのですね。最後に、この記事を読んでいる学生へメッセージをお願いします!

今、学生のみなさんは、大学やアルバイト先、インターン先など、様々なコミュニティに属することができます。

ぜひ、居場所を1つに限定しないで、様々な場所に身を置いてみてください。そしていろんな人と関わりを持って友達になってください。将来、その仲間や経験が恐れず色々なことにチャレンジできる後ろ盾やご縁になると思います。自分で自分の限界を決めないこと!

自分が何者になるか、自分が一番自分を信じて挑戦し続けていってください。応援しています。そして私もまだまだ頑張ります!

まとめ

鈴木さんと一緒に、トレキャポーズ!🐈🐾

自らがロールモデルになる!との思いでスタートアップやベンチャー企業に寄り添う立場として精力的に活動されている鈴木さん。失敗を「学びのチャンス」と捉え、常に前を向いて仕事を楽しんでいる印象がありました。

「ベンチャー・スタートアップ企業、広報職に興味がある」という学生のみなさんにとっても、参考になる点が多かったのではないでしょうか👀✨

鈴木さん、トレキャOBOG訪問へのご協力、ありがとうございました!🐈🐾

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