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⚪️KITAMASA Exhibition 『東幻京- TOGENKYOU - 桃源郷 ~表裏一体~』 1970

桃源郷_アートボード 1

【作品画像データ】 
https://elu.jp/item/Px0mPmxO7ITYh03Ntty9

⚪️Vol.1『東幻京- TOGENKYOU - 桃源郷 ~表裏一体~』 

KITAMASA EXHIBITION 
⁡『東幻京- TOGENKYOU - 桃源郷 ~表裏一体~』 
⁡2021.08.24/25  2021.09.01/03 

open 16:00~20:00

at SNACK CANDY HIROSHIMA

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Creative director  KITAMASA (Y.M.C)

Exhibition design    Kazuhiro Shimosada (Y.M.C)

Production  MAKEYELLLOWLAND

Cast    Jenia (Y.M.C)

Videographer   TERUKAZU SUGINO (Y.M.C)

Photoographer  House RAW (Y.M.C)

Costume designer  YELLOWMAKER (MAKEY)

Dyeing craftsman  Ayu Okubo (Aileen Ovett)

Supported  Y.M.C

Special thanks  Megumi Yamasaki

Speciality store  MAKEYELLOW , Aileen Ovett

Original story  BREAKING BOUNDARIES -THE SCIENCE OF OUR PLANET-


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【作品画像データ】 
https://elu.jp/item/NELVvIpRp96DZBBHNvDO

⚪️Vol.2『夏休み』
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KITAMASA EXHIBITION
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こども支援を目的とした
「MAKE YELLOW project」の一環で
2020年からスタートしたブランド 「MAKEY」の Creative director を務める傍ら、Photographer としても活動する KITAMASA が『現在の地球』と向き合った個展『東幻京-TOGENKYO-桃源郷 ~表裏一体~』を

【8月24日、25日、9月1日、3日の4日間】※16:00~20:00

スナックCandy広島にて開催いたします。

少し遅めの大人達の夏休み自由研究。

是非、会場に足をお運びいただき
一緒に地球について学びましょう。

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【作品画像データ】 
https://elu.jp/item/1uAWSYLhzXHtAT67KASa

⚪️Vol.3『EXPO'70』
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太陽の塔
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太陽の塔とは、
芸術家の岡本太郎がデザインし、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンにテーマ館として、母の塔・青春の塔・大屋根(長さ(南北)292メートル、幅(東西)108メートル、高さ約40メートル)とともにつくられました。


外観(4つの顔について)

黄金の顔・太陽の顔・黒い太陽

塔の頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」という3つの顔を持っています。
構造は、鉄骨、鉄筋コンクリート造りで一部軽量化のため吹き付けのコンクリートが使われています。また、内部は空洞になっており、博覧会当時は地下展示と空中展示をつなぐ動線の役割を果たし、また、生命の進化の過程を示す展示空間でしたが、博覧会閉幕後約50年近く、公開してきませんでした。

「太陽の塔」は過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴であると同時に、生命の中心、祭りの中心を示したもので、博覧会開催期間中、博覧会来場者(約6,400万人)に多くの感動を与えました。


第4の顔について

「太陽の塔」は、頂部の「黄金の顔」、正面の「太陽の顔」、背面の「黒い太陽」の3つの顔を持っていますが、
博覧会当時テーマ館の地下展示には「地底の太陽」といわれる顔も展示されていました。

「地底の太陽」は、高さ約3メートル、全長約11メートルにもなる巨大な展示物であったとされていましたが、博覧会終了後の撤去作業から50年近く経った現在も行方がわからない状態となっています。


テーマ館と太陽の塔

テーマ館
テーマ館は、地上、地下、空中の3層にわたる展示空間で、博覧会のテーマである「人類の進歩と調和」を最も表現する場でした。テーマ館の中心「太陽の塔」は、博覧会全会場の象徴として人間の尊厳と無限の進歩、発展を表現したもので、高さは約70メートルにもなり大屋根を貫いてそびえ立ち左右に腕を広げて会場を訪れた人々を迎えました。

調和の広場
その地下部門となる「調和の広場」の地下部分では、「生命の神秘」をテーマに進歩や調和の根源にある混とんとした原始的な体験を、地上部門では、「現代のエネルギー」をテーマに人間の生き方の多様さ、そのすばらしさや尊厳を、そして大屋根の空中部門では、「未来の空間」をテーマに人間尊重の未来都市の姿をそれぞれ表現していました。
来場者は、地下展示から太陽の塔の内部を通って大屋根の空中展示へと繋がる経路で観覧していました。

生命の樹(せいめいのき)
太陽の塔の内部の展示空間には、鉄鋼製で造られた高さ約41メートルの「生命の樹」があり、樹の幹や枝には大小さまざまな292体の生物模型群が取り付けられ、アメーバーなどの原生生物からハ虫類、恐竜、そして人類に至るまでの生命の進化の過程をあらわしていました。

博覧会終了後は、地下の展示空間は埋められ、巨大な大屋根は1977年から1978年度(昭和52年から53年)にかけて撤去されましたが、50年近くの時を経た今でも太陽の塔は万博記念公園のシンボルとして残されています。

出典 : 太陽の塔オフィシャルサイト
https://taiyounotou-expo70.jp

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【作品画像データ】
https://elu.jp/item/hDinjjnHhxZdhrMnlc9a

⁡⚪️Vol.4『地球は複雑です』

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【作品画像データ】 
https://elu.jp/item/mEzFyYbFCXMCwsQCY61Y

⚪️Vol.5『科学的洞察』

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オープニング
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想像してください

あなたは今、車に乗り山道を猛スピードで走っています

ヘッドライトも点けずにすぐ横は断崖絶壁

少し間違えば落ちてしまう危険と隣り合わせです

そんな時はライトをつけますよね?

今、科学者たちがしているのもまさにそれ

目の前の危険が見えるようにヘッドライトで照らしているのです

(科学者 ヨハン・ロックストローム)


地球の仕組みを研究する科学者たちによる近年の発見は

私たちにとって非常に重要な意味があります

彼らの考察は不安な内容ですが希望も与えてくれます  

なぜなら改善策も示しているからです

地球にとって極めて重要なこの研究に

人生を捧げている研究者がスエーデンにいます

ヨハン・ロックストローム

彼の研究チームが見出したものは

おそらくこの時代、最も重要な科学的洞察と言えるでしょう

ヨハンは希望も持たらせてくれました

この危機を乗り越える方法があるというのです

皆さんもそれを知れば世界を見る目が一変するでしょう

(語り デヴィッド・アッテンボロー)


地球の為ではなく私たち自身、私たちの未来のためなのです

まだチャンスはあります

人類がこの先も存続するためにできることはまだある

それは今を生きる人にとって救いです

(科学者 ヨハン・ロックストローム)


出典:NETFLIX オリジナルドキュメンタリー 「地球の限界:”私たちの地球”の科学」(2021)

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【作品画像データ】 
https://elu.jp/item/mlopeO3OVOpI8shtFwXW

⚪️Vol.6『±1』

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完新世
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地球の仕組みについての研究は日々進んでいます

その結果、人類の存続には複雑に絡み合った生命の営みが必要不可欠だとわかってきました

生物の多様性が崩壊しつつあり

気候変動が起こっている今、ヨハンは地球を安定的した状態に保つ方法を模索しています

これは重要なデータです

現生人類が現れてから、これまで10万年の間の地球における気温の変動を示したものです  

(語り デヴィッド・アッテンボロー)


昔は10年間で10度以上、上下していた

単純に言って厳しい時代でした

(科学者 ヨハン・ロックストローム)


しかし、一万年前から気温は安定

これは特殊な状況です

地質学者たちは、この安定した時代に名前をつけました

完新世と呼びます

(語り デヴィッド・アッテンボロー)


完新世は、極めて異例と言えます

この期間ずっと地球平均気温は、± 1 度で推移しています

現代社会があるのはこのおかげなのです

(科学者 ヨハン・ロックストローム)


気温が一定に保たれると地球が安定します

海水面の変動がなく

季節や天候に大きなブレがない    

これは地球が始まって以来です

安定性は、文明の発展に欠かせません

そうした環境が地球の歴史上初めて整ったのです

人類はその機を逃しませんでした

(語り デヴィッド・アッテンボロー)


農耕が始まり

米、小麦、テフなどが作られました

大陸を問わずにほぼ同時期でした

そして文明の時代に突入

温暖な間氷期のおかげで、現代の文明ができたのです

現代世界が存在できると確実にわかるのは、完新世の条件下だけです

(科学者 ヨハン・ロックストローム)


文明が生まれてからこれまで、私たちは地球のこの安定性に依存してきました

両極に溶けることのない氷をいただき、川が流れ、森に包まれ、天候が安定し、多くの生命が宿るこの惑星

完新世の間、安定したこの惑星は私たちに食物と水、空気を供給してくれました

しかしその完新生はもはや過去のものなのです

(語り デヴィッド・アッテンボロー)


出典:NETFLIX オリジナルドキュメンタリー 「地球の限界:”私たちの地球”の科学」(2021)

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【画像データ】 
https://elu.jp/item/iPctfV5ghhfcyl2poYP0

⚪️Vol.7『人新世の限界値』

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人新世
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人類が急激に負荷をかけてきた結果

地球は新たな地質年代に入りました

(科学者 ヨハン・ロックストローム)


科学者たちのによると完新生は終わり

今は、人新世という新たな時期に入っています

これは私たち人類が地球の変化を左右するいわば人類の時代です

人類は居住可能な土地の半分を農地や家畜の飼育用に開拓しました

そして、全ての自然のプロセスより多くの土壌や岩石を動かしてきました

また、海の半分以上が漁場となり、人類の9割が汚れた空気を吸って暮らしています

私たちの世代で地球の気温は1度以上も上昇しました

(語り デヴィッド・アッテンボロー)


人類にとって最も恐ろしい話をしましょう

私たちはたった50年で

1万年もの間、変わらなかった地球を変えてしまったのです

地球の安定性を壊してしまうかもしれない

信じ難い状況です

人類は今、地球全体を不安定化するリスクを真剣に考えなければなりません。

(科学者 ヨハン・ロックストローム)


ヨハンはまず、現状の全体図を把握しようとしました

世界中から様々な知見を集め、地球の安定を維持する方法を考えようとしたのです

(語り デヴィッド・アッテンボロー)


地球の状況を決定づける自然のシステムは何なのか?

それがいくつあるのか?

最初は見当もつきませんでした

そこでまず大まかに何が地球をコントロールしているのかを探ることにしました

(科学者 ヨハン・ロックストローム)


完新世の地球は、何らかのシステムによって安定が維持されていたはずです

人類が地球に負荷を与えていくと、このシステムが崩れ始める

そしてある限界を越えると、これまで人類が頼ってきた地球の安定性が失われてしまうのです

(語り デヴィッド・アッテンボロー)


私は地球の限界

つまり人類がここを超えると地球環境に深刻な変化が生じるという境界線を見つけようと考えました

そして、それをなんとか数値化したいと思ったのです

(科学者 ヨハン・ロックストローム)


科学者たちが提唱したこの地球の限界値は

私たちが今、直面している危機を脱するための指針となるのでしょうか?

また地球のシステムを崩壊から防ぎ、人類が豊かな未来を手に入れる方法を示してくれるのでしょうか?

(語り デヴィッド・アッテンボロー)


出典:NETFLIX オリジナルドキュメンタリー 「地球の限界:”私たちの地球”の科学」(2021)


⚫︎続き

https://note.com/yellowmaker/n/n12bd55f4ae5e

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