ずっと勘違いしてきたこと

私はずっと勘違いをしてきた。私が今できていることは、もともと持って生まれたものが優れているからだと思ってきた。
才能があったから、頭が良かったから勉強ができて、才能がなかったから、運動神経はすぐれていなかったからスポーツは苦手だった。顔が可愛くなかったから男の人にはモテず、長女だから不思議と女の子には頼られる。すべて初めから決まっていたこと。人生なんて、ただそれだけのこと。
強固にそう思い込んできた。

努力も忍耐も嫌い。初めからできることをやればいい。
実際に、できること、その次のできることにたどり着き、「できた」を手にし続けてきた。そして、できること探しに飽きた。
飽ききって、退屈して、鬱になった。

できるかわからないことに、ぶつかっていった方が面白いに決まってる。
人生は与えられたものをやりくりするゲームじゃなくて、
できないことをいかに攻略してやるかゲーム。
そう考えた方が面白いに決まってる。

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