「立場」という言葉に隠された利害関係

こんにちは、お久しぶりの記事です。
今日は、社会人生活を送る中で「立場」という言葉について考えてみようと思います。

「立場」というワードが出てきた瞬間には、「利害関係が透けて見え始める、だから相手の立場から見る習慣を付けよう」という話です。

例えば、自社商品を売りたい。しかし宣伝しても売れないという問題があったとします。そんな時は「自分がお客さんだったから、どんな買い方をするか?その買い方にマッチした宣伝でなければ、嫌な宣伝なら商品が良くても買わないだろう」などシミュレーションする。

例えば、面接をたくさん受けているけど、なかなか受からないという問題なら、「自分が経営者ならどんな人を雇いたいか」とか、「自分が面接官ならどんな人を採用したいか」とか、とにかく相手の立場に立った見方をする。

相手の立場に立って考えた後に、これまでの自分のやり方を振り返る。

すると、「とにかく面白さだけにこだわりすぎた宣伝で、商品のことを伝えきれてなかった」とか、「売れてほし過ぎて押し付けがましい宣伝になっていた」とか反省点が出てくるわけです。

もちろん面接のこともそうで、「やる気がなさそうな人は一緒に働いても足引っ張られそうだから自分が面接官なら雇いたくないと感じたが、自分も面接でやる気をうまくアピールできてなかった」とか、「経営者の立場に立つと、とにかく売上を上げてくれそうな人がいいと思ったが、自分の面接を振り返ると、売上をもたらす姿勢をアピールできず、給料が欲しいだけの答弁になっていた」など、出てくるわけです。

恋愛に置き換えて、片思いしている意中の人に対して、「そのままの私を好きになって!私は別にあなたのために性格も直さないし、外見も磨かないけど!」と押し付けても両思いになれるはずはありません。外見だけを磨いて両思いになれたとしても、すぐお別れになるかもしれませんし、性格だけを磨いて両思いになってもまた然りです。意中の人の「立場」に立ってどんな人になれば恋人にしてくれそうか?を考えた時、自分はそうなれそうか?と見ていくのが大事かなと思います。

いかんせん、選ばれるためには、「立場を変えての見方」をしていかなければならないのを日々痛感します。

選ばれる=相手に決定権がある時です。
立場=利害関係です。

それを踏まえて、今うまくいってないことを私自身も改善していきたいなと思って記事にしてみました。

お読みくださり、ありがとうございました。

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