見出し画像

アイドルにハマっています 2024/5/21(火)

5月に入ってから、人生で初めてアイドルを好きになり、なるほどねと思っています。最近は、アイドル関連の動画を観漁っていました。

好きになってみてわかったのは、アイドルという職業はただ「容姿がいい・踊れる・歌える」だけでできる仕事ではないということ。みんな知ってただろうけど、私は今まで誤解してました。


指先まで美しいパフォーマンスの裏には血の滲むような努力があり、その努力の一つに、自分の至らなさと向き合うということがあると思う。
理想の自分との差に直面するのがどれだけしんどいか。
彼らは強い覚悟を持って、それを全部引き受け続けている人間たち。本当に尊敬する。


覚悟と努力、そしてその結果をこんなにきらきらと見せられると、おまえら普通の会社員の単調な日々もどこかに繋がってるんだよ!と言われているような、人生のショート動画を観てる気持ちになります。
みんなこれに元気をもらって労働してるんだな。もしくはアイドルが先で、これ観て頑張って働けってことだ。また世界の仕組みを知ってしまった。

※労働って辛すぎる。働くためにこんなに大量のきらきらエネルギーを摂取しないといけないなんて、おかしいんじゃない?みんなほんとに大丈夫?


私が特に好きなメンバーは、初見で王子様?と思ってしまったほど上品なお顔立ちなのに、首から下は筋肉ムキムキで面白い。
ボケたがりでいつも若干滑ってるのも好ましい。堂々と滑り続ける人、好きなんだよな。

ゆるい鳥の絵です 朝描きました

ほんでもう一個、アイドルからいい影響をもらったのが、メイクやファッションを楽しみたいな〜と思えるようになったこと。

それは「こんなに元の顔がいい人がメイクしてるんだから、私なんかはもっと頑張るべき!」「この人に会いにいくためにきれいになろう!」等の、人と比較しての思考ではなく。

ただ、アイドルたちが手や耳や首にもアクセサリーをつけて、髪をいろんな色に染めて、トンチキな派手派手衣装着てにこにこしてるのがすごく明るく見えて。
いっぱいおしゃれするの、楽しそ〜!やりたい〜!と思ったんです。

容姿の美醜にまつわる問題はもうずっと考え続けていますが、ここ数年、自分の見た目が好きだと心から思えるようになりました。
なのに、最近「若い!学生さん?(うっすらダサい、というニュアンスで)」など言われることが多く、複雑な気持ち。友達にも「化粧してる?薄いで」って言われたし。

(でもその子はそう言って、私の顔におすすめの化粧を施してくれた。出会ったときからずっと対等に接してくれる友達、一度も馬鹿にされたことなんてない。とわかっているのに、このときはなんだか妙に悲しくなってしまった)

すっぴんに口紅塗るだけで、私は十分なのに。みんなが必死に手に入れようとしている肯定感をもう持ってるのに、なんでまたお前らに許されにいかなあかんねん。
多分私は本当にうっすらダサいんだろうけど、これで満足してるんだからいいやんか!...と思いつつ、他人にそう言えるほどの確信はなくて、でもお化粧はあんまりしたくなくて、ああでも大好きな友達に一緒にいて恥ずかしいって思われてるならほんとに悲しいな、なんて、毎日違うことを思い。
メイクというものをどう捉えるか、私は何のためにメイクをしようか、落とし所をまだ見つけられてなかったこともあって結構しっかり打ちのめされてました。

なので、このタイミングでアイドルを好きになれてよかった。
今は、ただでさえかわいい私のボディ、さらにいろんなもの付けてみようか♫という気持ち。本気でそう思ってます。
シンプルなシルバーのイヤーカフが欲しい。肌がツヤっとするファンデーションも、テレビ戦士みたいな変な柄の長袖も。お化粧ももっとしてみたいかも。
好きなものがたくさん増えて、毎年毎年強くなります。来年何を言っているかはわかりませんが。

ところで最近は絵を描くお仕事の依頼が続いて、ちょっと忙しかった。ありがたい限りです。

そのうちの一枚「砂糖の入った瓶をマザーテレサに渡す男の子のイラスト」を載せます。母からの依頼はいつもニッチです。

かわいく描けました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?