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口癖日記は成長日記(母子編)

子育て日記は口癖日記。
子供にも口癖があり、親にも口癖がある。

子供は、赤ちゃん現役時期はお腹に力を入れたら出る音が声になる。
力の強弱を身につけて「マンマ」の愛らしい
口癖の始まり。

幼児期
「だって だって」 「 やだ やだ  」
最後の仕上げは叫んで泣き、腹式呼吸のトレーニング付きの口癖にみなぎるパワー。

児童期
「 何で? どうして?」の名探偵。
「 皆もだもん。」確認困難の皆が登場。

青春期
「 お腹すいた 」は呼吸のついで。
「  めんどくさい。ダルイ 」と軽い毒味。
「 忘れた 」自分の口を閉め相手の口を開けさす
              最強の技を操る。
口癖と流行り表現のジャングリングは時代を彩る力。滑らかな口癖はお見事。

大人期
「り」 「うん」 「そかっ」 「マジ」...
  自分から時間を追いかける様に忙しい毎日とな
 り、口癖を音にするより会話が文字交換になっ
 てしまう。長い月日の絆が実力が出番になる。

向かい合うお母さんの口癖も変わっていく。

子供が乳児期
はい。はい。はーい。はい。はい。
赤ちゃんに忙しいとは言えず愛情を込めて返事をする。

幼児期
あらー。こらー。もー。わー。
怒っているのか、びっくりしているのかも判らず
とりあえず反応したい。

児童期
傘持った?忘れ物は無い?楽しかった?大丈夫?何時?
溢れる心配を誤魔化す様にとりあえずの一手。

青年期
傘持った?あれ。これ。ほれ。もー。
空腹確認が1番重要になる。

大人期
傘持った?元気?風邪ひいてない?

天気予報なんて情報は溢れかえる程あるのに傘を心配するのかお母さんなのかも知れない。
交わした口癖を振り返れば互いの成長日記。
それぞれの日記を書いていく。

創作大賞の募集には間に合いませんでしたが
自分の為に書きました。
また、楽しみながら書いてみます。
読んでいただきましてありがとうございます。


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