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EP.9 【80%】

今回のテーマは

「80%」です。

今回はぼくが日常的に学んでいる中で

前々から自分の頭の中ではずっと考えていたけど、なかなか上手く言語化することができずにもやもやしていたこを上手く言語化しているものに出会ったので、

それについてお話ししていきたいと思います。

80%

これは何の数字かというと、ヒトが他の方に向けた何かしら有益となるものを提供する場合に必要なスキルであったり、知識であったりという無形であるものが素人目線からその道の「プロ」として認知される境界線となる数字です。

80%というとある一つのことに対して素人の方よりは圧倒的に知識・技術があるが、その道を「極めている」かどうかでいうとそうとは言えないラインとなります。

例えば、学校のテストで言うと「80点以上はA判定でS判定をとるにはあと10〜15点足らない」という状況です。そして、多くの人がこの80点を90点、100点になるようにさらに努力すると思います。

しかし、ここで10点、20点を上げることはかなり難しくて0点から80点にするよりも遥かに難しいはずです。

これは学校のテストの場合だと100点を目指してさらに努力を積むことは一般的には評価されますが、

これを例えば寿司職人で例えてみると

みなさんもお寿司が好きな方が多いと思います。その中で安さを売りにしている回転寿司と俗に言う回らないお寿司屋さんの違いは明確にわかると思います。

しかし、その回らないお寿司屋さんの中ではっきりとおいしさの違いがわかるかと言われたらほとんどの方が素人目にはよくわからないと思うはずです。

これは安さを売りにしている回転寿司と比べて、ほとんどの回らないお寿司屋さんが素人目線から80点(学校でいうところのA判定)を取っていて、さらに素人目線からするとそれ以上の価値を明確に区別することはほとんど不可能だからです。

それなのに昔ながらの寿司職人さんはひたすらにお寿司を握る練習を繰り返します。

美容師さんで言うとひたすら髪を切る練習をするなどです。

これは人々が求めるサービスの向上に向けてインプットする時間を捨ていることと同義なのではないかと思いました。

なので、言い方によっては賛否両論あることですがここではわかりやすく伝えるためにはっきり言うと

「80点を超えた段階での努力はただの自己満でしかない」とぼくは思いました。

これについて説明していくと、

80点より上を目指してそこにかける時間は中々ヒトから評価される望みが薄いため、結局の個人の利己的な欲求を満たすために自分時間を浪費していることになると思います。

そのために時間をかけるのであればまた違った別のスキルを80点にもっていく時間にした方がROI的にも最善だと思います。

これを学校のテストに戻して考えてみると、

既に80点を取れている国語を100点にするためにひたすら国語を勉強しているうちに、元々苦手な算数と英語はずっと20点〜30点しか取れていないとすると

国数英3教科の平均点は仮に国語で90点が取れたとしても200点には届かないのです。

仮に国語を80点を取れた段階で算数と英語を同じく80点になるように勉強してそれぞれが60点以上取れたとしたら、

3教科の平均点は200点を超えることができます。

この例を聞くと、そんなの普通に考えてそうじゃん。って思う方も多いと思いますが、自分の現状に置き換えて考えてみるとドキっとする方も少なくないと思います。

ぼく自身もひたすら自己満足にしかならないことに多くの時間を費やしてしまった経験があります。

よく「その時の経験があるから今がある」などの言葉を耳にしますが、これはあくまで後付けで自分の過ごした時間の価値に自信がない人が自分自身を慰めるために言い聞かせてるんだとぼくは思います。

なので、ぼくも含めてみなさんももう一度今自分が生きている時間、その瞬間の「価値の最大化」についてもう少し考える時間をとってみませんか。

お話しするのはここで終わりとなりますが、今回の内容はぼくの学んだことのアウトプットも含め、ぼく自身の悩みであったことでもあります。

これに共感してくださる方がいましたらぜひ一緒に今この瞬間から行動を少しずつ変えていきましょう。

ここまで読んでくださりありがとうございます🙇🏻

ではまた次回🤲



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