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仕事への情熱がなくなった

新卒で入った頃は、情熱しかなかった。情熱があまりあまって吸収したい欲が溢れているのに柔軟性はないから、「なぜなんですか」「どうしてですか」が口癖だった。

三年ほどして首都圏から地元へ帰った。辛さと、寂しさが原因だったと思う。辛さのあまり、業界すら向いてないと思って、地元では違う業界で働いたりもしたけど、結局二十代半ばで再度IT業界に就職した。
それから、約六年くらい。今、社会人人生で一番、仕事に対しての情熱がない。

IT業界以外にいた時も、働くことに一生懸命だった。知らないことは知りたかったし、身に付けたかったし、偉い人に好かれたかった。
いまはなーんにも思わない。

人はよく結婚したら保守的になるというが、わたしは独身。なにもないのに、なぜか保守的になっている気がする。保守的なのか、無関心なのかはまだわからないけれど、チャレンジする気が起きない。

たぶん、若い人がどんどん入ってきて、その若い人たちはいつぞやのわたしみたいにキラキラしていて、それに気圧されてるんだろうな。もしくは、勝てないからなにもしようとしないのか。

最近、会社に資格とれっていわれる。わたしは社会人になって今まで資格をとったことがない。なぜなら、勉強もテストも嫌いだし、今まで見てきた資格持ちは業務で役に立ってるのをみたことがなかったから、いらないと思っていた。
(わたしの視野が狭いのは認める。だが、そう見えてたんだ)
でも若い子は積極的に取得している。時が止まっているわたしは、目標となれる先輩じゃない。

友人に泣きながら、今の現状を話した時、「資格取ればいいじゃん」と言われた。
遠い場所に住んでる知人には「人生100年なんだからいろんなことしてみたら」と言われた。

確かになぁ、ITにしがみ付く必要ないよなぁ。今ITにいたい理由は、お金くらいだもん。
人生100年、しかもいつ死ぬかわからないんなら、もう辞めてもいいのかもしれない。で、全然別のこと初めて、いろいろなことを知るのもいいのかもしれない。この前まで在宅フリーランスになるために未経験だけどWEB業界入って経験積みたいなーとか思ってたけど、なんかそれもいまはいいやって思うようになった。
それに、新卒の頃、出戻ったあの時と違うことがある。ひとりでも大丈夫。寂しくなる時もあるけど、ひとりの過ごし方を覚えた。

行動に移すのは、一年後にしようと思う。貯金的に。
それと、IT卒業のけじめとして、基本情報と応用情報はとろうかな。取れるかわかんないけど、とりあえず勉強しようと思う。

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