どうやってエピソードをまとめるの?
こんにちは!
コロナでの体調不良ではなく、自粛生活やこの雰囲気で、参ってしまっている方などもいらっしゃると思います。寒暖差も激しいですよね。
そんな時は、耳を揉むといいみたいですよ。
さてさて、今回は就活にためになる第3弾!エピソードをどうやってまとめるとよいかについてお伝えしたいと思います。(第1弾から読んでいただいている方はお分かりかと思いますが、私のnoteは実践式です。やりながら読んでみてください)
その前に、なぜ就活では学生生活のエピソードが問われると思いますか?
これは諸説ありなので一概には言えませんが、面接では再現性が見られています。読んで字のごとく、再び現れる性質のようなものです。よく面接では苦労を乗り越えたことなどを問われるシーンもあると思いますが、それは入社後に苦労を感じるのはどんな時か、苦労をどのようにとらえるか、苦労をどう乗り越えるか、を再現するであろうという想定での質問であることが多いです。
一般的に、エピソードの印象勝負だと思っている方もいるようですが、エピソードが派手すぎるがゆえに、ご自身の強みを伝えきれずにタイムアップなんていうこともあります。もちろんそれに騙される面接官もいなくはないのですが。。大切なのは、エピソード中に、自分はどのように考えて行動したか(+結果が出たか)です。
詳しくは『まんがでわかるコンピテンシー面接』とかがわかりやすいかな。
※全ての会社、全ての面接官が、面接官トレーニングを受けているわけではないので、残念ながらそうではないパターンもあります。
従って、エピソードを伝える際は、入社後に自分がどういう風に活躍しているかをイメージさせられることができれば、内定が近く可能性が高まります!
では、この再現性をどのように伝えればよいのかを一緒に考えましょう。
Work1.エピソードをSTARごとにまとめてみよう!
良く問われるので、大学生時代に一番力を入れたことを一つ挙げて、エピソードをまとめてみましょう。
今回はSTARを使ってまずは箇条書きでまとめます。
STARとは、面接官の質問する際のルールみたいなもので、STARに沿って各エピソードを深堀するケースが多いです。
S(Situation)…状況(どんな状況で、どんな目標で、どんな課題で、等)
T(Task) …役割(ご自身の役職名ではなく、何をする立場だったか)
A(Action) …行動(具体的に取り組んだ内容)
R(Result) …結果(数字でなくても良い。目標や課題に対してどうか)
ここでのポイントは、まずはご自身の感情は入れないことです。事実のみにしてください。また、SとR以外はご自身の行動を記載してください。組織やチームの行動ではありません。(もちろんご自身が動かしたものであれば構いません)
※ポイントを踏まえようとすると書くことがない。という方はご相談くださいませ。相談受付 https://forms.gle/3Bsv2UvwigH7NaHH8
インパクトや立場の大きさは気にしないでください。部活でもサークルでもアルバイトでもインターンでも構いません。できれば大学生活が好ましいですが、なければ高校生活のことでもよいです。
チーム前提でここまで書いてしまいましたが、できれば登場人物は複数名いたほうが良いです。なぜなら個人の活動は、入社後の活躍イメージがしづらい点と、説得力に欠けてしまうという点があるからです。ダイエット、誕生日会や旅行の企画、資格試験の勉強などは、難易度が高い気がします。※会社や仕事内容にもよります。
Work2.文章にしてみよう!
Q1でまとめたものを文章にまとめていきます。
ポイントは、STARそれぞれのボリュームについてです。あくまで私のおすすめはAとRのボリュームを多くすること。
不合格になりやすいエピソードまとめの特徴として、状況説明Sばかりをお伝えしているものが多いですが、大切なのはご自身がどのように行動して結果をだしたかというところです。
完結にチームや組織の概要とその目標と課題などがまとまっている程度でよいです。
Work3.声に出して読んでみよう!
これが実は一番大事。一度声に出して読んでみましょう。
しっくりこなければ修正したほうが良いと思います。就職活動での文章作成は、文字数に規制がある分、一生懸命増やしたり減らしたりすると思うのですが、それによって不自然な文章になっていることも多々あります。パズル感覚で、切ったり貼ったりもしていると、余計文章がおかしなこともあります。
一度確認してみましょう。友達など、誰かに読んでもらえるのであれば、尚良しです。どんな人柄が伝わるか、感想も聞いてみましょう。「もっとこんな活躍していたところアピールポイントも伝えたほうがいいよ!」など、思いもよらぬ他己評価を聞けることもあるようですよ。
次回!
面接の最後に「では、今度は逆に、何か質問ある?」という、いわゆる逆質問について、よくご相談を受けるので、
逆質問って何?をお伝えいたします!
ご相談はオンライン(お電話やメールやZoomなど)で対応いたします。下記Googleフォームからお申し込みください。