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短期集中ワークショップ!『キカクのクは“納得”のク ~ “共感を得られるプロジェクト作り”~』が開催されました。

3月4、5日にエールラボえひめディレクターである泉谷さんのワークショップ「キカクのクは“納得”のク〜“共感を得られるプロジェクト作り”〜」が開催されました。2022年7月24日に『キカクのキはきっかけのキ!〜公益プロジェクトを企画する際のポイント講座〜』からスタートした、泉谷さんの「キ・カ・ク」シリーズの最後のワークショップ。
土日を使い、参加者自身が現在進行形で行っているプロジェクトについて集中的に話し合う、贅沢な内容となりました。

参加者は、cafeのオープン準備をしている方、フリースクールを経営している方、ファッションの仕事を愛媛県内で展開していきたいと考えている方など、多種多様なメンバー。

会場に到着して早々に泉谷さんより、今の職業と近況、このワークショップで学びたいことが尋ねられ、その質問について皆さん答えていきます。
少人数だからこそ、「ハンズオンで悩み事をダイレクトに話し合おう!」そんなスタンスで今回のワークショップは繰り広げられました。

タイムスケジュール



2023年3月4日(土)

(午前の部)
10:00〜10:20 はじめに〜イベントの全体の流れの説明〜
10:20〜11:00 Whyの深掘り(ペアワーク)
11:00〜11:30 事業他己紹介(ペアワーク) 
11:30〜12:00 課題は何か?(ミニ講座) 
12:00〜13:00 ランチ
(午後の部)
13:00〜13:30 取り組む課題の設定(個人作業)
13:30〜14;30 事業を図解化(個人作業)
14:30〜15:00 プレゼンテーション術(ミニ講座)
15:00〜15:30 発表準備
15:30〜16:00 図解を使った各自発表(7分/人)
16:30〜16:50 フィードバック
16:50〜17:00 終わりに

2023年3月5日(日)

10:00〜10:30 プロジェクトの進め方
10:30〜11:00 資金調達について
11:00〜11:50 図解を使った各自発表
11:50〜12:00 振り返り

ワークショップは、「課題とか何か?」というところからスタート。
「『現実とあるべき姿との隔たり』を課題と定義し、課題を改善することで社会はよくなり、さらに事業としても成立すると」と課題について説明をする泉谷さん。

取り組もうとしている「課題」は、前例がないことが多いため、イマジネーションが全て!
「想像して創造する」というキーワードが飛び出し、ワークショップの冒頭から内容の濃い話に参加者のみなさんは、真剣な面持ちで聞いています。

その後、「課題」から「協働」について話は進んでいきます。協働事業の進め方について具体的な説明を聞き、自分がしていること、しようとしているプロジェクトについて図解に書き込む形でワークショップは進み、皆さん自分の頭の中を整理していきます。

スライド資料を使い解説を進める途中でも、「質問いいですか?」と積極的に質問をしている参加者に対して、丁寧にその質問の意図を汲んでお答えしている泉谷さんの様子が印象的でした。

午前中に課題を共有しコミュニケーションをとったあとは、ランチの時間。
近くの喫茶店でランチを注文し、おしゃべりをしながらワイワイと食事を取ります。

午後からは、みんなでコミュニケーションを取りながら課題を共有した午前中とはうってかわって、個人での作業が中心。

取り組む課題の設定では、

  1. プロジェクトの実施の前と後で何がどう変わるのか?

  2. プロジェクトの推進に必要なリソースの過不足はないか?

などを中心に、自分の事業について個々に深堀りをしていきます。
さらに、深掘りした内容を元に、「誰が誰に、何をどうすると、何はどうなる?、直接的・間接的関係者の把握など」事業について図解化していきます。

その後、「プレゼンテーションのミニ講座」では、たくさんのプレゼンを実践してきた泉谷さんの生の声に参加者のみなさんは真剣に耳を傾けている様子でした。

その後、個人作業の時に作った資料をプレゼン資料に作成し直して、
各自プレゼンタイム!!
聞き手は、発表ごとに「共感点」「質問事項」の2種類を付箋に書き込んで互いにフィードバックを行いました。

そして、さらに翌日3月5日(日)の午前中には任意参加の補講も開催されました!

一晩経ってからの気づきや昨日の感想を共有していきます。

そして、事業を進めていきたい人にとっては特に気になる「資金調達法についての講義」を聞いた後、昨日のフィードバックを受けてブラッシュアップした内容を発表します。

その後、みんなで振り返りを行い、2日間に渡る『キカクのクは“納得”のク ~ “共感を得られるプロジェクト作り”の短期集中ワークショップ ~』は幕を閉じました。

参加者の方からは、このように感想をいただきました。

「勢いだけで参加しましたが、少人数だからこそのぶっちゃけ話やディスカッションができたことが良かったです。みなさんと対話していったり、エクササイズをしていく中で、『あれ、自分のやりたいことって相手に寄り添ってたっけ?』と気づけたことが1番の収穫でした。とはいえ、あまりビジネスプランを練るばかりで、前に進まないこともいけないと思うので、自分の中で寄り添えたなと思ったビジネスプランを書き終えたら、まずは走り出したいと思っています。」

事業を展開していきたいと考えている参加者の皆さんにとって、とても有意義な時間となった今回のワークショップ。皆さんの事業がどのように展開していくか楽しみですし、エールラボえひめでプロジェクトを立ち上げていただければ、さらに嬉しです!

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