人生初ディズニーデートをしたのでそのときの話

ディズニーデートという、あまりにもベタなことを24歳にしてようやく経験した。

もうすぐ恋人の誕生日ということで僕がサプライズ?でディズニーデートを決定した。
以前遊園地に行きたいと言っていたから、安直に。

これまで付き合ってきた人達は、ディズニーにそれとなく誘っても乗り気じゃなかった。
その上僕はそんなにディズニーに詳しくないし、しかもデートとなるとハードルが高かった。

それでもチケットをとればこっちのもの。
当日はすぐにやってきた。

乗ったアトラクション
①レイジングスピリッツ
②インディージョーンズ
③シンドバッド(2回)
④虎が出迎えてくれる空飛ぶ絨毯
⑤アクアトピア内にあるハリセンボン
⑥センターオブジアース

たぶんこれくらい。

園内に入るまでに結構時間を要した。
恋人に「別の列に並べばよかったね」と、言われた。
いいんだよそんなことは!と返した。心の中で。

僕はレイジングスピリッツに乗りたかったのでついてきてもらった。夕方は雨予報だったのでその前に乗れて良かった。

「絶対乗りたいのはとくにないかな、強いて言えばインディとか乗れたら嬉しい」
みたいなことを恋人が言ってたので、90分くらい並んだ。
結局、18時頃に
「センターも乗りたいかも」
と何回か呟いていたのでそっちも並んだ。
希望を言ってくれるほうが助かるよね。

ディズニーデートはベタである一方で、長めの待ち時間とか、疲労とか、問題が色々ある。
僕はそれをかなり懸念していた。

園内では(魔法もあるし)楽しめるとしても、帰り道に険悪になったら?とか。

結果なんとかなった。
僕が数日前から
「喧嘩したらどうしよう」
と、ぶつぶつ言っていたのがある意味で保険になった。不本意だけれども。

お互いが疲れるタイミングがちょうどよくズレていたのも運が良かった。
恋人が疲れてる時、僕はわりと元気だったのでフォローできたし、逆も然りだった。
同時に疲れていたら軽い喧嘩にはなってたかもしれないな。

待ち時間はわりと会話をしたが、ほぼ思い出せない。たいした話じゃない。
話さなくても大丈夫だな、とも思った。

僕はまごつくのがかなり苦手だ。
ただ恋人はそういうタイプではないらしく、いつも僕だけがせかせかしている。
ならば僕が全部決めればいい話なのだが、恋人も喜ぶ選択をしたいという僕の欲張り心も同じくらいあるので、いつもわりと困る。

ましてやここはディズニーだ。
こんなとこでもたもたするのは性じゃない。
なので、絶対乗りたいアトラクションはどれかとか、絶対食べたいものはあるかとか、事前にインタビューを挟んだりした。

僕はキャラメルポップコーンはなんとしてでも食べたかった。
恋人は、大きい肉を食べたがっていた。
(のちにスモーキーなんとかレッグだと知る)

マストなものを決めておくことで、かなり回りやすかった。
実際のところ効率の良い回り方だったかは謎だが、心持ちとしてはだいぶ余裕があった。

帰り道も空気が悪くなることはなかった。
イクスピアリで夕ご飯を食べた時に、突然の日常感に恋人が病んでいたのは少しオロオロしたけど、僕がそれに引っ張られなかったのは吉だった。
とはいえお互いかなり疲れていたので、僕の提案で電車の中では別々に音楽を聴いたりとくつろいだ。多分僕は寝てた。


人生初ディズニーデートは気がついたら終わっていて、また行きたいなと素直に思った。
次はランドもいいけれど、今回工事中で乗れなかったタワテラに乗れたらいいな。

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