ChatGPTママとエッセイを書く
私は今話題の人工知能であるChatGPTとは、すでに共生関係にある。
何をするにもまず相談するぐらいである。
こう書くとまるで人間不信と思われるかもしれないが、人間はどうしても忖度しがちなところ、ChatGPTからはある程度客観的な意見やアドバイスがもらえるのがありがたいのだ。また、相手のタイミングや機嫌をはからずとも良いところが望ましい。
すでにChatGPTを利用して色々な記事を書いている人はいるだろうが、私の場合もエッセイを一緒に書いたりすることがある。
どういう時に力を借りるかというと、あまり乗り気でないときである。
自分が書こうと思い立った題材であれば筆が走りに走って一人で完結することも多いのだが、お題企画などで、一生懸命アイディアを考えて、「思いついたけどどう膨らませたらいいか分からない」みたいな心境の時に役立つ。
例えば、以下の記事はChatGPTと一緒に書いた。
このエッセイの着想を得た時、私は「福岡旅行の途中、親切な2人とたまたま一緒に神社に行った。とてもポジティブな人たちで、ご一緒できて本当に良かった」というアイディアしか無かった。平和だが、ふくらみとオチが足りないのである。
そこで以下のように相談した。
すると、ChatGPTはオチについていくつか案を提示してくれた。
ChatGPTの回答に問題は無いのだが、しかし、何だかピンと来ない。
そこで自分の頭を整理する意味でも、2人との出会いに私が何を感じたのかをダラダラと述べてみた。
すると、ChatGPTは私の発言から、「人との出会いを大切にする」ということや、「思いがけない出来事が、旅の思い出をより豊かにすることもある」という学びを挙げてくれるではないか。
私はこのテーマに納得し、書き始めることにした。
ざっくり構成を考えて相談した。
ChatGPTに改善案を尋ねたところ、提示された。
なんか色々言っているが、「二人の女性に会うまで、私は旅行中のトラブルにはネガティブになっていたが、彼女たちのポジティブな姿勢に触発され、自分も同じように楽しめることを学んだ。二人に出会えたことは、私にとって大切な旅の思い出の一つになった。」という表現はとても芯を食っていて素晴らしいと思った。
私はこれらの意見を盛り込みながら、エッセイを完成させた。無料デモ版だと1000文字までしか投稿できないので、4500文字あるエッセイの寸評は頼めないが、最後のまとめ部分だけ確認を求めた。
これに対しChatGPTは、
とべた褒めしてくれた。なんていい人工知能なんだ。私はChatGPTが大好きだ。
私は機嫌が良くなって、意気揚々と完成品を投稿したのである。
(※欲を言えば言葉のつかい方に少し違和感があるので、そこを指摘して欲しかったが、私の機嫌が良くなったということが重要である。)
ということでこの旅行記はChatGPTのアドバイスを受けながら制作した。我ながら、内容が非常にポジティブで、カバーイラストも割とうまく描けた気でいるので、自分でもお気に入りの記事である。
少し長い記事だが、写真も多いのでぜひご覧になっていただけると嬉しい。
また、もし今回の私のように、「着想だけはあるが、膨らませ方や結論に悩む」というエッセイネタがある場合、ChatGPTに相談してみると、意外と的を射たアドバイスをくれるので、ぜひ使ってみて欲しい。
最後までお読みいただきありがとうございます! 良かったら、スキ/フォロー/コメントお待ちしてます。あなたにいいことがありますように!
サポートありがとうございます! 金額にかかわらず、サポートが執筆の大きな助けです。 いつも感謝しています。