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新社会人が押さえるべき、"見えない"仕事のコツ

こんにちは、IT業界でコードを紡ぐ日々を送る一プログラマーです。(想像上の)猫とデバッグの日常に囲まれながら、リモートワークを謳歌しています。

今日は、4月の新緑が目にまぶしいこの季節に、新社会人の皆さんに向けて、ちょっとした仕事のコツをお伝えしたいと思います。

仕事のコツは、道具や環境ではない

多くの方が、新生活のスタートにあたり、良い手帳を探したり、社会人マナーの学習を心がけることでしょう。確かにそれも大切です。しかし、仕事をする上で最も大切なのは、うわべの準備ではありません。

大切なのは、「人が何を求めているのかを察する力」です。

即戦力は求められていない。やる気と協調性。

少しでも「出来るヤツ」と思われたい願望はよく分かります。私も新社会人だった頃は、むしろそういった野心しかありませんでした。

でも正直言って、社会に出たばかりの新人が即戦力であることなど、誰も期待していません。期待されているのは、やる気と協力的な姿勢。

そして、自分のことよりも周りのニーズに目を向け、積極的に質問し、周囲の気分を読む努力をする姿勢です。

仕事用のペルソナを作る

黙るべき時に黙り、話すべき時に話し、手伝うべき時に手伝い、尊敬するべき時に尊敬する。

社会人生活を送る中で心から痛感していることですが、いかなる時も沈黙は金。無口過ぎるのは問題ですが、余計なコメントをするぐらいなら、黙っておいた方がよっぽど良い。

これができれば、周囲からの信頼も得やすくなります。でもだからといって、仕事中は、必ずしも本当に周囲を尊敬したり好きになる必要はありません。

大切なのは、仕事用のペルソナを上手に演じること。心からの気持ちは必ずしも求められていません。仕事は人と協力してやっていくものだからこそ、表面上だけでも周りの人と円滑にやっていくことが最も大切です。

その上で、調子に乗らず、人の神経を逆立てないことが、良い関係を築く第一歩です。

私の新人時代

なお、翻って私自身は新人時代、今回お伝えしたことのほとんど逆をやっており、余計なことを言っては顰蹙を買っていました。

自分の能力をアピールすることに必死で、より賢くて有能な人間と思われたいがあまり背伸びし、正直さや素直さ、可愛げのようなものは犠牲にしていました。

例えば、先輩が技術的に答えられないような質問をして恥をかかせたり、自分の知識をひけらかしたり、人を舐めたような発言や、傷つけるような余計なことを平気で言っていました。生い立ちのせいか、周りの人の気持ちが分からないんですよね。

まあ、それはよく言って「困ったちゃん」でした。今もそのような傾向はあるのですが、それでも昔よりはマシになったと思います。

しかし、その経験があるからこそ、今、新社会人の皆さんに伝えられることがあるのです。

まとめ

仕事をする上で大切なのは、見えない努力です。周りに気を配り、必要とされる人物になること。

それが、長い目で見て自分自身の成長につながります。猫がじっと獲物を見つめるように、周囲を観察し、時には静かに、時には積極的に動く。

そんなバランス感覚が、社会人として生きていく上で何よりも重要です。
そのように振舞って行けば、実力はそのうち追いついてくるでしょう。

新社会人の皆さん、不安や緊張もあるかと思いますが、自分自身を信じて、一歩一歩前進していきましょう。そして、長い社会人人生の中で、後悔よりも、学びの多い経験を積んでいけることを願っています。


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