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2024年面白かったアニメ作品

早くも年の瀬の頃、いかがお過ごしでしょうか。

この時期は一年の振り返りをしたい気分に駆られますよね。

実は昨年ほどアニメは見ていない私ですが、去年もやったので今年もやってみようと思います!

とはいえ、今年は去年にも増して雑な異世界転生モノが多かった印象です……。

異世界転生モノでも、リアリティがあれば割と観れるのですが、例えば某医療系異世界転生ものでは、「どう考えても現代の知識を持った医者はこんな処置しないだろ」というツッコミどころが多すぎる……などというところで冷めてしまうんですよね。監修入れた方がいいと思います。

なので、異世界転生モノは省きますが、皆さんが見たことのあるアニメがあると嬉しいです。

怪獣8号

個人的に今年一番はこのアニメでした。

古来から怪獣が人々の日常生活を脅かしている日本が舞台。怪獣大国 日本として描かれ、発生率も日本が高いとされる。

主人公 日比野カフカは、幼いころに住む町が怪獣の発生によって破壊される。その日、幼馴染の亜白ミナとともに、その町を見渡せる丘にいた二人は惨状を見ながら、「俺(私)、防衛隊員になる」と宣言、「二人で、怪獣を全滅させよう」と約束した。

だが、カフカは防衛隊に合格できずに月日が流れた。

怪獣死体の解体清掃処理業者・モンスタースイーパー社に就きながら防衛隊員を目指すも、既に32歳になり防衛隊の年齢制限を超えてしまっていた。一方、ミナは日本防衛隊として活躍するどころか、隊長を任され防衛隊のヒーローとして取り上げられていた。カフカは年齢制限を超え、防衛隊へ入隊を目指すところから物語は始まる。

Wikipediaから抜粋

序盤は「大怪獣のあとしまつ」みたいな感じかなーと思うのですが、その皮を被ったヒーローアニメでした。

「見た目は落ちこぼれなんだけど、未知の力によって実は人類最強である。しかし、それを人にバレる訳にはいかない」

という超絶気持ちいい立ち位置から繰り出される、「正義感の強い俺が、弱いお前らを助けてやるよ」ムーブ。味方のピンチに現れる主人公・日比野カフカのカッコよさに痺れます。

「お前を……待ってた……!」
全私、震える。

そして特撮怪獣モノのような演出。特にBGMや環境音が凝ってて、「これからゴジラが始まるのか……?」という謎の期待感に震えます。

2期も楽しみです。

グリム組曲

長きにわたり読み継がれてきたグリム童話に着想を得た、6つの物語からなるアンソロジー。ダークなアレンジを加えたおとぎ話を通して、人間の欲望がもつ陰の一面が暴かれる。

公式サイトから

Netflixのアニメーション作品です。一見、悪役令嬢モノ……? と思わせる見た目に反し、どこか耽美な印象の強いダークSFファンタジー短編集といったところ。

例えば、1話の「シンデレラ」では、原作ではかよくいじめられてばかりのシンデレラが、実はか弱いフリをして継母や義姉を手玉に取る精神異常者だったら? というテーマで進んでいきます。可憐なシンデレラの策略、姉たちへの執着……全体的に刺激が強く、大人向けです。が、脳裏にこびりつく「いやらしさ」は他の追随を許しません。

逃げ上手の若君

逃げ上手の若君は、日本ではあまり舞台にされない南北朝時代をテーマにした歴史友情モノです。

原作は、『魔人探偵脳嚙ネウロ』や『暗殺教室』で有名な松井優征先生。私、ずっとファンなんですよね。デビュー以来打つ作品全てヒットさせているのは脅威的です。

というか、南北朝時代の北条時行をテーマに漫画を描いて、それをヒットさせるのってマジでやばくないですか?

下手したら変な歴史漫画になっちゃうところ、松井先生らしいコミカルさやキャラクター描写のうまさで、堅苦しくなく面白い漫画に仕上がっています。

【推しの子】(第2期)

言わずと知れた推しの子、2期では、舞台の脚本家と、原作漫画家との対立や創作に対する思いの差が描かれます。

相変わらずとびぬけた作画で魅せてくれますが、ストーリーとしては、淡々と進んでいく感じで、1期ほどの勢いはないかも。

ちょっと脱線するけど……

この原作が描かれたのは、「セクシー田中さん」の問題で悲劇が起きる前だったと思いますが、「ドラマや舞台によって原作が蹂躙」(されているように見える)という問題は、業界に蔓延する、一般的な問題なんでしょう。

一方で、ドラマや舞台などに漫画をそのまま落とし込むと、「漫画だからこそ許されていた不自然な挙動」まで再現せざるを得ず、かえって妙になってしまうことは事実。

例えば、原作でキャラクターが「あちゃー!」と言ったからといって、現実で役者さんが「あちゃー!」と言ったらどうでしょう? ちょっと冷めちゃいますよね。

だけど、「そんなに変えるなら、私の原作の看板背負ってやらないでよ」という気持ちも分かります。

例えば、宮崎駿監督の「ルパン三世 カリオストロの城」。原作者のモンキー・パンチ先生は、「これは俺のルパンじゃない。宮崎監督のルパンだね」と言ったそうです。これは美談のように言われるのですが、実際に原作者が皮肉で言ってるのか、称賛で言ってるのかは分かりません。ジブリ作品はこの手の原作無視の原作魔改造が多い。

少なくとも、私が原作者だったらあまり良い気分はしないかもしれないなと思いました。

ザ・ファブル

『休業中の伝説的殺し屋』が主人公のアニメ。

ウシジマくん的な、人怖な感じかなーと思いきや、意外とハートフルストーリーでした。特に、主人公のファブルと相棒(?)佐藤洋子のセリフが強烈だったり、声優さんの演技も良いので、すごく頭に残ります。

特に佐藤洋子が淡々と敵と対峙するこのシーンが好き。

見た目はギャルっぽい佐藤洋子が、冷静に処理しちゃう感じがたまらないですね。好きです。


まだあるのですが、めちゃくちゃ長くなりそうなのでタイトル列挙だけで失礼します。

  • 来世は他人がいい

  • ラーメン赤猫

  • ブルーロック

  • ダンダダン

皆さんの今年の一番はなんですか?
来年も楽しいアニメライフを送っていきましょうね!


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