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【入れ知恵募集】中国人濡れ衣?交通事故①

日本語が話せない知人の中国人W氏が、大阪市内で交通事故を起こした。

実際のところ、本人はぶつかっていないらしい。ところが日本語が話せないため、警察にぶつかったということで処理されてしまったという。

後日、警察署に出頭したW氏は翻訳アプリを使って自分はぶつかっていないことを必死に主張。しかし翻訳アプリの精度はせいぜい商店で値段を聞いたり、道を聞いたりする程度のものだ。交通事故のような事柄は翻訳できない。一方警察は警察で何かたくさん言っているらしいが、当然こちらも翻訳アプリでは翻訳不能。

そこで困った知人と警察から、イエコーに電話がかかってきたというわけだ。

■知人の主張

W氏の車はアクア。交差点を曲がる時、前の車にぶつかったと因縁をつけられた。しかし自分はぶつかっていない。

警察が来て事故見分が始まった。

しかし自分は日本語が話せない。そこで少しだけ日本語がわかる小学低学年の娘と中国語が話せるという警察が通訳をすることになった。

ところが娘は幼過ぎて警察の話すことが良く分からない。加えて中国語が話せるという警察官は、実はほとんど中国語が話せなかった。

そんな中、自分がぶつけたことを認めてもいないのに、いつの間にか自分がぶつけたということで認定されてしまったという。

最初にW氏がぶつかったと相手が主張した傷は高い場所にあり、自分のアクアでは届かない場所だったという。それを指摘された相手は別の場所の傷を探し、ここにぶつかったと主張を変えた。そこは現場の状況からぶつかることができない場所である。しかし警察は相手の主張を認め、起こってもいない事故を捏造されたのだ。あの時、イエコーがいて通訳してくれたらこんなことにはならなかったのに・・・

自分の車にはドライブレコーダーがついていない。しかし相手の車にはドライブレコーダーがついている。その記録を見たら自分がぶつかっていないことは証明されるはずだ。しかしそのドライブレコーダーの記録は見せてもらえなかった。証拠もないまま、自分がぶつけたことにされて納得がいかない。

■電話してきた警察N氏の主張

W氏のお嬢さんと中国語を話せる交番勤務の警察官の通訳で事故処理をした。そして私はW氏は現場で通訳を介し本人が事故をしたことを認めるのを見た。ただ二人ともそれぞれ日本語中国語があまり上手ではないことは傍目でもわかった。

ドライブレコーダーの記録は任意なので相手が見せないというのであれば、警察は見ることができない。ただW氏のアクアの車種と相手の車の傷と一致しているのでW氏がぶつかったと認定した。

W氏がぶつかったという事故認定はしたが、それは当事者たちにサインをもらうような手続きではない。警察は事故を認定するだけでその後の補償は当事者同士で話し合ってもらうことになっている。だから警察に文句を言われても困るのだ。そのことを通訳して欲しい。

■イエコーが警察N氏に質問

私はあくまで第三者で、通訳を頼まれたから通訳をしていただけ。だけど警察の対応に違和感を感じたので警察N氏に質問した。

◇質問①

間違った内容で事故認定をしてしまったのであれば、正しい内容に変えるべきではないのか?

本人は警察に補償の話など一切していない。徹頭徹尾ぶつかっていないということを、現場写真を交えて主張し、濡れ衣を着せられるのは承服しかねるということ繰り返しているだけである。

そもそも日本語が不得意な小学低学年の女の子とほぼ中国語が話せない警察官が通訳した内容が正しいとして、W氏本人は認めていないのに事故を認定してしまうのはおかしくないか。ちゃんとした通訳ができる人が来るのを待つべきだったのではないのか。

現在、正しく通訳できる私イエコーが確認したところ、W氏本人は現場でもぶつかったことを認めていなかったらしい。つまり現場で通訳が間違っていたということ。間違った内容で事故認定をしてしまったのであれば、正しい内容に変えるべきではないのか?

→警察N氏の回答

それを言ったらきりがない。言った言わないの水掛け論になる。私はW氏が通訳を介して事故を認めたのを見た。

→イエコー追加の質問

水掛け論ではない。あなたは通訳をしていた2人の通訳レベルを疑っていたわけだ。そしてあなたは中国語が分からない。それなのになぜその2人の通訳の内容が間違っていないとどうしてわかるのか?

通訳の精度が低く誤った通訳をしている可能性が非常に高いことは、あなたも薄々気付いているわけだ。現に正しく通訳できる私が来たら、あなた方警察との話の食い違いが出ている。なのに低い精度の通訳で出した誤っている結論をなぜ改めないのか?

W氏の肩を持つわけではないが、第三者からみても、調査は最初からやり直しすべきだと思う。

→警察N氏の回答

W氏はぶつかっている。電話では説明できないからW氏と一緒に警察署に来て欲しい。

◇質問②

W氏がぶつかったと認定するには根拠が必要。警察は「W氏の車はアクアで、相手の車の傷と一致している」という。

しかしW氏の車には傷一つなかったというのはどういうことか。警察はW氏がぶつかったと認定するのであれば、お互いの傷を確認するべきではないのか?W氏の車に傷がないのに、相手の車だけを見て車種が一致したからW氏がぶつかったとするには無理がある。ましてやアクアは台数が非常に多い。他のアクアである可能性もあるはずだ。それをドライブレコーダーも確認しないで、何故W氏がぶつかったと認定したのか?

→警察N氏の回答

車種が一致した。アクアはそんなに走っていない。それに相手の車の傷は新しかった。

→イエコー追加の質問

アクアは売れている台数が多く、車種が一致したというだけではW氏のアクアがぶつかったという証拠にはならないと思う。新しい傷と言っても傷が付いた時間を正確に特定できるわけではない。新しいからと言ってW氏がぶつかった傷と断定するのは早計である。事前に別のアクアとぶつかっている可能性もある。私がW氏に説明できる回答をして欲しい。

→警察N氏の回答

今更そんなこと言われても、事故認定はされているので覆らない。そんなことを言いだしたら、全てが言った言わないになってしまう。そんなのきりがない。本人が現場で認めたんだから、何があっても事故認定は覆らない。

→イエコー追加の質問

あなた方は他人事だからそれで良いかもしれないが、事故が濡れ衣だったらどうするのか?私のような素人がみても、あなた方警察の処理方法は全く筋が通っておらず、問題があると感じる。私がW氏に説明できる回答をして欲しい。

→警察N氏の回答

W氏はぶつかっている。電話では説明できないからW氏と一緒に警察署に来て欲しい。

■誰か知恵を貸してください

とりあえず時間見つけてW氏と警察署に行ってくる予定。

私はその後、W氏が撮影した事故当時の現場の写真を見て、話を聞きいた。警察の話も聞いた。通訳とは公平に行わなくてはならないものであるが、どう聞いても警察の対応があまりにも理不尽に感じる。当然W氏は憤る。間に挟まれた通訳のイエコーは辛い。

警察も筋を通して話してくれたらイエコーも楽なのだけど、どなたか良い知恵をお貸しいただけないだろうか?

このままだと、イエコーは無報酬で長期にわたる通訳を強いられてしまう。

つづく・・・


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