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20240812_誰だ


・先月だったか、ストーリーの写真をみて、わざわざ「かわいい!」とメッセージを送ってくれた子がいた。全然本筋とは関係ないけど、横顔かつ髪の毛でだいぶ誤魔化されているからなとは思った。

・そもそもリアルの知り合いとの繋がりとしては全然機能していなかった一応のインスタアカウントで、最近の結婚式ブームのなかで久しぶりに再開した友人とつながり始めてから、この人も知り合いかも?的な枠に出てきたのでフォローした子だった。

・高校の同級生で、3年間クラスが一緒だった。同じグループにいるような感じではなかったけど、ただふたりで喋ることもあったし、ふつうに好ましい存在の友だちだった。

・というか、高校卒業振りにいきなりインスタでフォローしてきた相手に、気軽に「かわいい!」とか連絡くれるなんて、ふつう以上に好ましいだろって話で、そのときもめちゃくちゃ嬉しかった。嬉しいというか視野がぱあっと明るくなるような気持ちだった。

・久しぶりに会いたいね!職場が東京ではなくて、たまに帰るから、そのとき会おう!みたいな話ができて、まあ実際叶わなくても全然このやりとりだけで幸せだぜ!!と思っていたら、本当に連絡をくれた。

・別のクラスメイトも一緒に(この子も含め私たち3人というのはかなり謎の組み合わせではあるんだけど)会えることになって、会って、お酒を飲んだりして、ただただ楽しい時間を過ごした。びっくりするくらい単純に最高だった。

・私がただメッセージを見ていなかったから、当日の夕方にお誘いに気付いて、平日の夜の予定をこんないきなり決めちゃうなんて!と自分にびっくりしながら、でもるんるんで向かって、にこにこで帰宅した。

・すごい。こういうのが友だちだと思う。

・例えば結婚式に呼んでくれたような、一生家族ぐるみで付き合いがあると思えるような、そんな親友たちとまた別に、こういう友だちがいることが本当に誇らしく思う、大袈裟に言えば人生の意味だと思う。

・あとやっぱり久しぶりの友だちと会お!と思って行動した自分に驚くよ。誰なんだ。おもろいなお前はと思う。

・彼女たちが話す10年以上前の私は、なんだかすごく他人だった。そんな感じだった気がするし、そんなほどでもないよとも思った。でも心配しているほど私は迷惑な存在ではなかったんだなと、少し心が軽くなるような気がした。

・それにしても2人ともすげー素敵な人生をしていてとてもよかった。幸せでいてくれ。

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