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議事録「有料化できる情報とは」

11月が始まりました。気がつけば2020年も残り2ヶ月。
2020年は良い意味で特別な1年になる気がしていました。
当初想像していた未来とは大きく違いましたが、
コロナショックもあり良くも悪くもとても大きな影響がありました。生活環境から、働き方、コミュニケーションの在り方までもがアップデートを求められました。
残り2ヶ月まだ何が起こるかわかりません。良い形で2020年を終了し、2021年を迎えられるように1日1日を大事に過ごしたいですね。

今回は先週書いた「準備を始めよう」の深堀りnoteです。

先週は、もうすぐ時代の変革期がくるので「今の内に準備を始める必要がある」という事を書きましたが、具体的に今とどう変わるかについて書きたいと思います。
過去のnoteでも必ず出しているキーワードが、「規模」より「濃度」の時代がくるという事ですが、このキーワードの本質は"個人間の経済圏が生まれる"という事です。すでにメルカリなどのフリマで個人間取引が当たり前になっていますが、今後はSNSを通じてのコミュニケーションも個人間の取引にシフトチェンジしていくと思います。
SNSプラットフォームはTVと同じくスポンサーの広告費で運営しています。
スポンサーが経済的危機に陥った時にまず最初に削減候補になるのは広告費です。
今年はコロナの影響により一時的に広告費が削減されました。
スポンサーに頼る活動はいつ斬られるか分からないというリスクが常に付き纏い、また炎上してイメージを損なえば損害金なども発生する可能性もあります。規模が大きくなればなるほど、いつ自分が当事者になるかという事がつき纏います。
そのような問題が起きないようにサポートをする事も僕達の存在意義の一つです。
ですが今から伝える事は、僕達の存在が無意味だと証明してしまうことになってしまうかもしれませんが、時代の変革とは今までの常識が変わるという事なんで僕達もしっかりと向き合う必要があります。

ダイレクト課金の時代

すでに時代の流れをよんでいる方々はシフトチェンジを進めていますが、今後無料で得られる情報と有料で得られる情報の差別化を図る必要があります。
上記で記載したように"広告費"という経済状況で左右されるリスクもそうですが、今規模を求めて自身を切り売りしても、コロナ禍で全てのSNSがレッドオーシャンとなっている中で規模を取りにいくのはかなり難しいと思います。
SNSは自分の名刺変わりとして、興味を持ってもらえるような投稿をする事が必要です。
例えば、インスタ映えとか、YouTubeの定番企画とかは本人の魅力ではなく、コンテンツの魅力でリーチ数が伸びるかもしれないですが、そのリーチ数は、本人に繋がる事はなく流れてしまいます。もっと自分を知ってもらう事を一番に考えてコンテンツを作らないといけません。もし何かしらのオーディションがあった時に、他の参加者と被る事をする人はいないのと同じで、自分の嘘偽りのない個性を出して知ってもらう事、共感をしてもらう事を意識する事が必要です。

ここまでは何となく理解してもらえると思いますが、ここからが難しい問題です。

無料と有料にする情報の切り分けについてですが、クリエイターとの会食を通してヒントがありました。
殆どのクリエイターが、投稿する内容は本能的に精査しているという事。その精査して不採用になった部分こそが、その人の本質だったりします。
深く理解している家族・友人なら理解を得られる事も、SNSのみの繋がりの方だと理解を得られるか不安になる事は誰もがあると思います。
だから鍵垢が存在するし、防衛本能でオープンなものからクローズドにしたりします。
クリエイターやインフルエンサーと呼ばれて活動している人達は、規模を大きくするためにリスクを持ち、自身を演出していると思います。これは嘘ではなく人々に夢や希望を与えるエンターテイナーとして必要な在り方です。ただ今は理解してくれない人達の発言が一気にバズったりします。マイナス感情の方がプラス感情よりも7倍拡散しやすいといった研究データもあるみたいです。#過去に観たYouTube情報
これは本当かどうか定かではないですが、腑に落ちる情報だと思います。確かにプラスよりもマイナスな感情の方が圧倒的に拡散されていると思います。
このような状況になればなる程、クリエイター、インフルエンサーは投稿する内容を精査します。本当は不採用にした情報こそが本質で、ファンと家族や友人のような信頼関係を築けるものだと思います。
今ダイレクト課金をして繋がるサービスは数多くあります。どのサービスが良いか悪いかの判断は自身で行わないといけないのですが、既存サービスを使わないでも自分自身で作る事だって出来ます。
今まで無料で提供していたものを有料にするのは気が引けるかもしれませんが、自分が”不採用にした情報”こそ有料化し、今の内に濃度コミュニケーションを構築しておく事が今後もクリエイター、インフルエンサー活動を長く続けていくために必要不可欠だと思います。

事務所もアップデートが求められる。

個人がダイレクトにファンと繋がり、活動費用を稼げるようになった時は、僕らのような事務所は必要なくなります。
但し僕ら事務所が正しくアップデートできれば、どのような時代になっても求めてもらえる存在になれると思います。正しいアップデートとは何か、これからのクリエイター、インフルエンサーとの向き合い方は過去のnoteでも書いてますが、さらに深い部分は、いつか有料コミュティーで書きたいと思いますw

では今週も頑張りましょう

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