猫ハンター
猫ハンターのわたしは、外で猫を見かけたら写真に収めることを心掛けている。しかし、猫が玄関前やお庭などにいる場合は、わたしが不審者と間違われては困るし、プライバシー的にどうなのかと、少し悩み断念することもある。
今日わたしは、数か月前にハントした猫と再会することができた。
猫って、自分が気に入った場所によくいるけど、かと言って、そう簡単にはお目にかかれない。それが猫ハンターの魅力だと考える。
朝のこと、数か月前のハント現場を、がっかりしながら通り過ぎたその時だった。
いる、植木鉢の後ろに、いる
通勤する人たちが、足早に通り過ぎる商店街で、わたしは再会ハントに成功した。
実は昨日も再会はあったのだ、でも先客がいた。だから、後ろ髪惹かれつつ、また来ればいい、とただのウォーキングしてる人のふりをして通り過ぎた。いや、本当にウォーキング中だったけど。
今日は野暮用で早起きして、寒くて寒くてこの世の終わりみたいなテンションだったけど、植木鉢の後ろの猫は、わたしが恐る恐る指を近づけても微動だにせず、おでこと頬っぺたと胸のところを触らせてくれた。
早起きした日は、喫茶店やカフェでモーニングを食べると決めているので、今朝はスタバでカプチーノとキッシュとワッフルを食べた。
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