休みの日に動けない
休みの日に動けない。一度休みはじめると、そこから立て直すまでにすごく時間が掛かるようになった。
うつ病のことをYouTubeで長く発信しているほっしーさんの「うつ病のあなたが絶対に頑張っている理由」という動画で、自分のこうした状態を分かり易く説明してくれていた。
「鬱は鬱じゃなかったころに比べると気力や体力が半端じゃなく減退し、回復したとしても本当に少しだったりする。しかも回復までにもかなり時間がかかる。ずっと毒状態のようなもの。生きていること自体が限界を超えることで、元気だった時にやっていた普通のことを、相当頑張らなければ出来ない。」
なぜ自分は頑張ることが出来ないのだろう、そんな風に嘆いたり自分を責めてしまうことが続いてるのだけど、ほっしーさんのその動画を観直してみて、あらためて鬱とはそういうものなのだと思い、少し気持ちが軽くなった。 と同時に、この毒状態からどうすれば抜け出すことができるのか、その道のりの遠さを思った。というのも、私は七年前に鬱だと医師から言われた時、どこか安心したからだ。心の弱さや辛さを、鬱という状態が守ってくれているという感覚がいつもある。そのことを疾病利得だと言う人もいるかもしれないけど、そこを責められてしまったらもっと追い込まれてしまう。多分この心理を理解できる人は少なくないのではないだろうか。私もなかなか人には言えない。でも親友は分かってくれて嬉しかった。また、「治す」というより「癒す」、病気をそういう風にイメージしているという人もいた。自分を癒やしていく、そんな風に意識し実践ができたなら、心が楽になっていき、鬱も軽くなるかもしれない。今はこれ以上頑張ることが正直とても辛いので。。頑張れてはいないのかもしれなくても。
今日は金曜日で、有休にして3連休にした。前よりも意識的に有休をとることにしているが、なかなか休めた実感を毎回持てないでいる。そうした自分までもしかしたら責めていたかもしれないので、この3連休は本当にゆっくりしようと思う。
長い文章が時々必要になる。読んでくださった方がいたとしたら、とても嬉しいです。有難うございました。